2009年01月22日

キモト伝説9「スケッチ話補足」「スナメリのスケッチ」

キモト伝説8「子供の落書きだぁ」の続き。
http://cost-off.seesaa.net/article/112615876.html


     キモト伝説9「スケッチ話補足」

「キモト以外のみんなは、キモトスケッチがおかしいって気づいてるのに誰も注意せんのがおかしいたいねw」
「でもなあ、もし誰かが「それ変だよ」って注意してもだよ、キモトのヤツは
 「ま、君達には理解できないだろうけど、教授クラスならわかるんだよ。だからこれでいいんだよ。」
 って思って結局直さないんじゃ?」
「そうばいそうばいw注意しても
 「僕のレベルに君達が追いついてない。」
 とか思うからやっぱり直らんばいwみんなそこまでわかっとうけん注意せんたいw」
「俺とかS川が言ったら、
 「僕を陥れようとしてるな、騙されないぞ」
 って思って絶対聞く耳もたんばいw」
「キモトワールドじゃ俺らは反乱分子やけんねw」

 スケッチの実験は、記憶にあるだけで3回あった。半年に1回ぐらいのペースで、シダ、ザリガニ、スナメリ(イルカの一種)の順でやった。
「前のシダの時もそうやったろ?あいつ深夜まで残ってたって自慢してたやつ。」
「ああ、キモトが夜中1時まで残ってたやつか。」
「あれもたい、別に7時か8時で教授帰って、その後は提出しとけば帰れるのにわざわざ最後まで残って、夜中教授が来て「もういい加減に帰れ」っていうまで残って、
 「僕は一番最後まで残って真面目にやってます」
 ってアピールして評価もらおうとしたんじゃなか?」
「あ〜、そうそう。俺は教授帰った後は提出して帰って、11時ぐらいにペットボトルの差し入れ持って寄ってみたけど、Y岡君とか半分遊びで残ってる連中の中に混じってキモトも残っとった。
 あの時はまだキモトにそれほど注目してなかったから、スケッチの出来までチェックしなかったけど、他の連中は遊びで残ってるのにキモトだけはスケッチが本当に終わってないから残ってた。
 今考えれば、「僕はこんな時間まで残って真面目にやってます」ってアピールもあって残ってたのかw
 それで終電逃して結局、Y岡君とこに泊めてもらってさ、いい迷惑たいw」
「あの頃からキモトは変わっとらんねw」

「この前なんか後輩の新入生にシダのスケッチで脅しとったろ?
 1年が新歓の飲み会で
 「今度シダのスケッチやるんですけど、絵がうまくないと駄目なんですか?」
 って聞いてきたら、キモトは
 「あー、あれは大変だよぉ、苦労するよぉ。僕なんか夜中1時までかかった。」
 とか、巻き舌で嫌味たらしく言ってんのw
 おまえが能力ないから夜中1時までかかったんだろうw
 普通はかからんし、教授が帰ったら全体仕上げて出せばいいだけなのに、相手が新入生で何も知らんと思って脅して満足毛な顔してんのw
 ほんとコイツしばいたろかと思ったね。
 希望持って入ってきた新入生にあんな嘘を脅すような言い方しやがってさ、あいつ図書館の地下もそうだけど、何かにつけて上に立とうとするよな?」
「あー言ってた言ってたw
 ほんと、新入生は何も知らんけん間に受けて「これは大変なとこに来てしまった」みたいに思って、それ見てキモトはにんまりして「でも真面目にやればできるよ」(巻き舌口調)って上から言っとったw
 自分の能力のなさを計算しとらんばたいw
 ほんと横で俺らがいるのに言っとったけんね。呆れたばい。」
「あれも1年が実験やったら、あれ?たいしたことないのにあの先輩変なこと言って脅してたってすぐばれるのになあ。」
「あいつバレること計算しとらんし、後輩だから自動的に自分を尊敬するものとか思ってるばいw」

「でも、当時からにしむーはスケッチはうまかったね。あれは才能だな。」
「にしむーは30分もかからんで、一番うまかったけんね。
 でも、キモトはにしむーのこと気にくわんと思ってるたいw」
「にしむーは20〜30分ぐらいで完全に終わって、もう出したら帰れるけどみんなと残って遊んでたからね。キモトにしたら、
 「努力もしないでぱっぱと描いて評価されるなんておかしい!僕のほうが時間をかけて正確なはずだ!最後まで残ってる僕のほうが正しいんだ!
 って思ってるよw
 スケッチの出来で評価するのに、キモトはいつの間にか態度とか真面目にやってるかが基準にすりかわっとうばいw」
「あいつもそこが間違ってるってを今回の「子供の落書きだぁ」って取り上げられて気づけばよかたい。でも今はM先生を
 「僕をわかろうとしないダメ教授だ。見る目がない教授だ、使えない!」
 とか絶対思っとうよw
 にしむーのことも絶対嫌っとるばい。
 「僕がこんなに苦労してるのに、なんだ、にしむーは鼻歌まじりで描き上げやがって」
 とか思っとうよ。キモトワールドじゃ反乱分子の俺らの次ににしむーのカーストは低いはずたいw」
「絶対そうだよwキモトがにしむーを認めるはずがないけん。異端だ!とか思っとうよw」


      「スナメリのスケッチ」

 天草にある臨海実験所の教授が、スナメリの子供の死体が浜に打ち上げられたと聞いてもらいに行って冷凍保存し、実験試料として黒髪キャンパスにもってきた。
 天草臨海実験所の教授は、他学科(生命科学科(当時))のほうだがうちの実験授業も受け持つ。
 他の教授よりも若くて話しかけやすく、泊り込みの実験もあって顔を覚えてもらったので、俺とS川は天草に原付で行った時に用もないのに臨海実験所に寄って挨拶して、捕れたばかりの生きてるタツノオトシゴを見せてもらったりしたこともあった。
 岡元さんの卒研の指導教授でもあり、ダイビング水中写真(http://cost-off.seesaa.net/article/111211550.html)のカミソリウオの写真を岡元さん経由で臨海実験所に寄贈したりもした。

 最初に教授から説明で、
「スナメリは、簡単に言えばイルカの一種です。これはその子供です。
 なかなか手に入らないので、今回はそれを使って実験します。
 まず外見のスケッチ、その後解剖して内臓のスケッチをします。各器官の特徴をとらえてスケッチしてください。
 冷凍していますが、時間が経つと解けてきて臭いが出ますので、それまでに描くように。
臓器の一部は後日の分析実験に使いますので、腐りだす前に取り出して冷蔵庫に持っていきますから先に描いてください。」

スナメリ.JPG
スナメリ
 スナメリは、クジラ目ハクジラ亜目ネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカ。水産資源保護法施行規則で保護され、特別の事由があり農林大臣の許可を得た場合を除き、採捕することは禁止されている。(参照:Wiki「スナメリ」)

 話しかけやすい教授なので質問をした。
「先生、スケッチって役に立つんですか?写真撮ればいいじゃないですか?」
「だって顕微鏡での観察だと毎回写真なんか取れないよ。
 撮影装置あってもそんなにいくつもないし、ウミホタルとかプランクトンの調査の場合は相手は動くから、スケッチでさっと描くしかないとか写真取れない状況ってあるからスケッチする技術も必要だよ。」
「あー、なるほどー。
 でも、スナメリの子供を実験で解剖して使って、僕ら地獄行きですかね?」
「う〜ん、せっかくの命だから十分に使ってあげないとね。」

 そんな会話をしながら、外見と内臓と順番にスケッチしていく。
ここでもスケッチの才能トップのにしむーは抜群のうまさを発揮。
みんな手本にしょうとにしむーのスケッチを見に行く。
 俺とS川がにしむーの横で描いてると、にしむーは小声で
「ペニーペニー、ペニーペニー」
とブツブツ言っていた。
ペニー?外国のお金の単位か?と思ってにしむーの手元を見ると、スナメリのペニスを描いてるとこだったw
 それに気づいて俺とS川は爆笑w
「目立たないけど、にしむーは絶対面白いことちょこちょこ言ってるんだよw
 ペニーペニーって何のことかと思ったら、ペニスだよwウケるーw」
「にしむーは小声で聞き取れんかったけど、今までもかなり面白いこと言ってるばいw絶対お笑い好きでセンスあるばいw
 でも、これでキモトはまたにしむーのこと「あいつめ!」って思うったいね。
 「冗談飛ばしながらスケッチして評価がいいなんておかしい!」
 とか思ってるね。」
「キモトもいい加減に気づいてほしいね。」

 こうしてキモトは、スケッチでも能力のなさがばれ、追い詰められていったところで「うるさい黙れ!」事件、「何がバッ!」事件と次々に事件を起こしていくことになる。

    つづく

〜〜〜
参照:Wiki「スナメリ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%AA


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2009年01月14日

キモト伝説8「子供の落書きだぁ」

    キモト伝説8「子供の落書きだぁ」

 キモトの京都旅行疑惑追求へ進む前に、「うるさい黙れ!」事件と「何がバッ!」事件の少し前に話を戻す。
 この頃のキモトは実験授業で追い詰められていた。追い詰めていた原因は、俺とS川ではなくキモトの能力のなさだった。
 そもそも、俺とS川がキモトに注目する原因に異常な行動ともう一つその能力のなさがあった。

 キモト伝説2「ドイツ語の単位」(http://cost-off.seesaa.net/article/106485722.html)でも書いたように、キモトはドイツ語の単位でS川の「優」に対して、キモトは「良」と負けていたが、他にも色んな授業で取れそうにないとなるとテストを受けず、履修記録なしという手段で逃げていたことがあった。

 前にも書いたように、日本の大学の単位ほど取った後は意味がないと俺は思っているし、実際優がいくつとかAが多いとか少ないはあまり重要だったことはなかった。(外国の大学は事情が異なる。)
 しかし、キモトはそこにプライドを、存在の全てをかけていた。
部活もサークル活動もせず、バイトもせず、彼女もいない学生生活で勉強だけしていた。
 いや、実際には図書館の地下に潜り、「自分は研究者だ!」という自己満足に浸っていただけかもしれない。それでも、他の事はせず勉強ばかりしていた。
 それで評価がいいというとそうでなく、しかもS川が自分よりも評価が高いと知った途端に
「えーーっ!?僕が良なのにぃ!!」
と、わめくに至り、その心理状態に興味を持った俺とS川をキモトウォッチャーへと駆り立てていった。

 そして、キモトの能力のなさは実験の授業でも現れていた。
 本来、実験の単位認定要素は出席してレポートを出すことであり、テストはあまりない。(数学科は例外)そのため、実験を一回でも休むと単位がもらえないので、必修の場合は絶対に出席することになる。
 内容もつまらないのに長時間に及んだり、実験器具が古くて実践的でない(実際の仕事では使わない)など問題があるが、少人数(1クラス30人)の学科なので仲良く楽しくやっていた。
 ただし、レポートやスケッチなどは個人の評価につながるので、みんな自分の部活やバイトの時間をみながらやっていた。

 スケッチは、それだけの実験ではないが、流れのなかで1コマだけあったりする。その目的は対象の状態をきっちり観察することと、写真とは別のとらえ方を学ぶということであった。あと実験の時間つぶし。
 絵の授業ではないので、美術的にそれほどうまくなくても、ある程度対象を実物通り書いてればそこそこ評価はしてもらえる。
 ただ、教授によってOKの出る基準が異なっていた。
ある教授は、見せても「この部分が実物と違う。筋がこういう交差はしない」となかなか厳しくて通らないが、夜になって教授が帰った後だと審査する人がいないので提出しておけばいいという場合があったり、別の教授が「この程度のスケッチは遅くても2時間だ。」と言って完全な時間制にする場合もあった。

 キモトを追い詰めたのは、この時間制のスケッチだった。それは必修科目の中での1コマだった。
 熊本市内にある江津湖で生物観察し、ついでに採集したザリガニをスケッチし、生物分類学で甲殻類の体の構造を説明するという内容だった。ちなみに江津湖の広さは約50ha、池のような湧水の湖。
 要するに初日は、2時間で取って来たザリガニをスケッチせよということで、教授は自分の研究があるので2時間後に来ると行って研究室に戻っていった。
 俺とS川は、
「時間制なら早く帰れるな。ザリガニなんて楽勝だし。」
「でもたい、毎年30匹もスケッチのためにザリガニ取ってたら江津湖のザリガニは絶滅するんじゃ?
 俺ら環境の学科で種の保存とか学んでおいて、ザリガニ絶滅させてたらおかしいねw」
と話しながらザリガニをスケッチしていた。

 この日、キモトは別のテーブルでスケッチしていた。
30分も経った頃、実験室内がちょっとざわめき出した。
妙にみんなうす笑いして話してるので、聞いてみるとキモトのスケッチが変らしい。どう変なんだ?と尋ねるとN岡は
「もうえらいことになっとうw」
と、笑いをこらえながら説明になって返事をして席に戻って行った。
 俺とS川も評判のキモトスケッチを見に行った。
そこにあったキモトのスケッチは、スケッチなのに数学のX軸、Y軸の直線が定規で引かれており、グラフような図面の上にコンピューターグラフィック(CG)のプロットのようなブロックが積み木のように描かれていた。
そこへキモトは、ザリガニのはさみの距離を図り、鍼を打つかのように慎重に点を打っていた。
(完全版にはここにキモトスケッチを再現した画像を挿入予定)

 一瞬で、俺はキモトの意図を読み取り、噴出しそうになって同じように笑いをこらえているS川と一緒に席に戻った。
「見たあれ?もう、あいつのやろうとしてるのわかったよw
 X軸Y軸の上にブロックで、CG作るようなこと描いてるけど、単にザリガニをうまく描けないのを、
 「僕は他の人は違う斬新な手法で描こうとして時間が足りませんでした。」
  って言い訳を描いてるだけばいw」
「絶対そうばい。ほんとは普通にも描けないのを、
 「実は色んなことをやっていましたが、時間が足らなかっただけです」
  って言い訳の作業ばいwあいつザリガニもかけんとや?」
「そこだよ。教授も白紙じゃないし、まさかザリガニ描けないとは思わないと思ってごかそうとしてるんだろうけど、あれは通じないだろう?M先生は厳しいからな。」
「提出の時が見ものばいw
 小学生みたいに「一生懸命頑張りました」で評価されると思ってるのかもしれんw」
「絶対、それだな。できなくても「頑張ってれば評価される」ってまだ思ってるんだよw。
 で、描けないのを煙に巻くためにXY軸、CGプロットってww
 紙の上でCGのプロットみたいなの描いてなんの意味があるんだよw
 俺らでも見破れるのにM先生には通じんやろう。」

 M教授は、S川にS川話「名を名乗れ!」(http://cost-off.seesaa.net/article/106050337.html)に出てきた関西系の教授と違って、北海道出身の真面目な教授である。

 2時間後、M教授が回収に来た。キモトを除く全員が提出、帰っていいことになった。
 そしてキモトのスケッチを見たM教授は、
「なんだぁこれはぁ!?子供の落書きだぁ!」
と第一声を上げた。
 帰ってよしと言われたのに、俺とS川、Y岡君、N尾君などの一連のグループは実験室の外で事のなりゆきを見守っていたが、教授の一言を聞いて大爆笑www
 真面目な教授にすらすっとんきょうな声をあげさせたキモトスケッチの威力。
 以後、この「子供の落書きだぁ!」も俺とS川のキモト話をする時には必ずやる物まねの一つとなる。
 
 結局、キモトは30分の延長をもらって書き直し。M教授は30分後にまた来ると行って出て行った。
 30分後の結末を知りたくて、一連のグループは居残って廊下から様子を見ることに。
「どうなるんかね?2時間かかって描けないものを30分では描けんやろう。」
「30分後にまだ描けてなかったら、M先生はどうするのか見たいね。
 また延長するのかな?」
「でもそれやったらさあ、他の2時間で仕上げた生徒に悪いんじゃない?同じ条件じゃなくなるしさ。」
てなことを話しながら待っていた。

 30分後、M教授が再度回収に来た。
キモトのスケッチを見ると、当然できてない様子。キモトはまだ小学生の「一生懸命やってます」の態度をアピールして「まだ描いてます」というようなことを言った。
 しかし、M教授は5分ほどその場でキモトを見ながら待ったが、その手元ののろさからこれ以上待っても無駄と判断し、キモトからスケッチの紙を取り上げた!
 その瞬間キモトは
「あっ・・・」
と、手を伸ばしてかぼそい声を発した。
M教授は颯爽を実験室を去って行った。

 実験の後、S川とジョイ(ファミレスのジョイフル)にてトーク。
「あれは面白かったねw「子供の落書きだぁ!」って取り上げられて、「あっ」とか声出してすがろうとしてんのw」
「ほんとばいw初めからごまかさずに、下手でも2時間でなんとか描けるとこまで描けばよかったたい。
 それをXY軸やCGの真似事して、
 「僕は描けないんじゃない!斬新な方法でやってるんだ!みんなとは違うんだ!」
 って、小手先で騙そうしたりするけんダメたい。」
「まだ自分が下手とか描けないとか認めたくないんだろうな。
 別にスケッチが下手でもどうってことないのに、
 「僕は優秀なんだ。こんなところで失態をさらすわけにはいかない。」
 って思ってんだよw」
「そんなん教授には関係ないけん。当然、結果だけ見て「なんだぁこれは!子供落書きだぁ!」やけんねww
 そらそうばい、2時間経って見たら、XY軸の上に積み木みたいなブロックがいくつかあるだけやけんねw
 ほかのみんなもキモトはちょっとおかしいってわかっとうけん、遠巻きに見るだけやったね。」

「そう、みんな見に行くけど放置してるんだよなwツッコまねーのw
 さもすごい事やってるかのように、XY軸引いて原点(中心)からはさみまでの距離とか定規で測ってるんだけど、格好だけでスケッチ自体は全然描けてないもんな。
 大体、何をもってザリガニの中心を決めてるんだよ。基準がわからないw
 キモトの計算では、
 「一生懸命やりました、その証拠にこんなに考えた跡があります」
 ってアピールして、教授から
 「おっ新しいな。スケッチは描けてないがアイデアは評価する」
 みたいになると思ったんだよw
 でも、よく考えたらザリガニをスケッチするだけで、難しいこと何もいってないのに、わけわからんXY軸の図面見せてもそりゃOK出ないだろうw」
「ほんとたい。いつまもで頑張った証拠見せれば評価されるとか、自分は他とか違うってことばっか考えとうね。
 これが必修じゃなかったら、また履修記録なしで逃げとうよ。」
「だからM先生に取り上げられてよかったと思うよ。
 下手に甘い顔したら、よそでも通じるとか思うからな。
 というか、受験とかやってたらわかりそうなもんだろう。1点でも足らなかったら即アウトだし、記述で質問に対してとんちんかんな答え書いたらいくら真理発見してても、質問に合ってなかったらダメだってわかるだろうに。」

「そうたい。M先生が一番いい先生たい。
 今までの教師がこいつは変なヤツやけん、適当にごまかしてはっきり言わんかったんじゃなか。
 唯一、高校の担任が点数足らんから志望校変えろって言ったら、無視して受験して、センターの5択でバカ当たり引いて入れたんだろうけど、「教師が妨害した」とか逆恨みするぐらいやけん。
 受かったのはいいけど、よけい勘違いひどくなっとうね。
 だから、M先生が子供落書きって取り上げたのが一番普通な対応よ。」
「だよなあ。あいつ部活もサークルもバイトもせんで勉強してドイツ語S川に負けて、スケッチでもダメでってどんだけ能力ないんだよ。
 ごまかすことばっか考えてるよな、認めてそこからスタートすればいいのにな。」
「でも、あいつが一番ごまかしとうのは自分たいww」
「あははwまったくだw」

   キモト伝説9「スケッチ話補足」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/112918319.html
 
〜〜〜〜
関連記事:キモト伝説6「うるさい黙れ!」
http://cost-off.seesaa.net/article/110149550.html
キモト伝説7「何がバッ!」
http://cost-off.seesaa.net/article/112124688.html
キモト伝説3-1「図書館の地下」
http://cost-off.seesaa.net/article/110234420.html
S川版キモト伝説「牡蠣」後編
http://cost-off.seesaa.net/article/111082639.html
キモト伝説まとめて読む→変人話(キモト伝説)カテゴリー
http://cost-off.seesaa.net/category/8817095-1.html

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2009年01月04日

キモト伝説7「何がバッ!」

キモト伝説6「うるさい黙れ!」(http://cost-off.seesaa.net/article/110149550.html)の後の話。


     キモト伝説7「何がバッ!」

 先日、キモトは北食で大勢の前で「うるさい黙れ!」と大声でわめくという事件を起こしていた。無論、その後気にして「ごめん」の一言などもなかった。
 その場では、俺とS川はスタスタと逃げ去るキモトを見逃したが、次何かやらかして来るともう遠慮しないと決めた。
 「うるさい黙れ!」事件から数日後、立田山へ実験の試料集めのフィールドワークに行った時。
 大学から立田山までは歩いて行けるので、俺、Y岡君、オーサキ、おっづん、キモトという集団で山道を登っていた。S川はたまたま遅れて向かっていた。
いろんな話題が出る中、キモトが夏休みに京都旅行に行ったと言い出し、
「京都は住みやすいよぉ。」
と、いつもの間の抜けた巻き舌で言った。
 キモトの口調には「君達は京都なんか行ったことないだろうから」的な自慢気が入っていたが、その場には大阪梅田育ちのY岡君や高知から来てる俺がいた。
 他のクラスメートは九州であるが、実家から電車で30分の距離に京都があるY岡君の前で、しかも一般的にも京都は盆地気候やらよそ者に冷たいといわれてるのに住みやすいだぁ?
住んだわけでもないのに、コイツほんとにバカか?と思い、
反射的に
「京都が住みやすい?ほんまのバカかぁ。」
と、わざと聞こえるようにつぶやいた。後半部分は意識して関西弁口調で。
 その次の瞬間、マッハの速さでキモトは
「何がバッ!!」
と、「うるさい黙れ!」の時と同じく炸裂するような口調でわめいた。
 あきらかに「何がバカだ!」と言おうしていたので、俺は
「あ〜?」
と、何か文句あるのか?という感じでキモトを睨み返した。
 すると、キモトはすぐ黙って目をそらして何事もなかったように歩き続けた。
 周りのY岡君達も特にそれ以上事態が問題にならなかったので、止めるわけもなく気まずい雰囲気のまま無言で歩いた。
 おそらくキモトは、北食と違いクラスのみんなの前で逆上してわめくのはまずいと思ったのと、Y岡君のそばにいれば守ってくれると思ったのだろう。
 だが、Y岡君達を見ても京都が住みやすいなどという意見には誰も同意できないという顔をしていた。

 俺は、この場にS川がいないのがもったないと思い、早速集団から離れてS川に電話した。
「今どこ?さっきまたキモトがやらかしたばいw」
「マジで何やらかしたと?今、上り口のとこやけん、すぐ追いつくたい。」
電話を切り、その場でS川が来るのを待った。

それから5分もしないうちにS川が合流した。
「何があったと?」
もうS川の顔は期待で笑っている。
「いや、さっきさあ、Y岡君の前で「京都は住みやすいよぉ」とかまた知ったかかましとうけん。
 京都が住みやすい?ほんまのバカかぁ?って速攻否定してやったら、「何がバッ!」とかわめき出したんだよw
 それも「何がバカだ!」って最後まで言わずに「何がバッ!」で止めてんのww
 で、俺が「あ〜?」ってにらんだら、知らん顔してごまかしてんのw」
「ぷははwで、アイツはどうしたと?」
「もう自分で怒鳴ったくせに、それすら知らん顔でY岡君達と一緒に歩いて行った。
 みんなの前でわめくのはまずいとか判断したんじゃ?」
「Y岡君達はなんて?」
「何も。特にそれっきりで事態が発展せんかったから止めもせんかったけど、キモトの京都は住みやすいにも納得しとらん様子やった。
 実家が大阪で京都が近所のY岡君がいるのに、
 「僕はついに発見した、君達に教えてやるよ」的な口調で、しかも京都が住みやすいなんて普通言われんけんこと言い出したから、バカもいい加減にしろって感じで
 「ほんまにバカかあ」って言ってやったら、北食の再現みたいに「何がバッ!」たいw
 でも、ビビッて「バッ!」で止めてやがって、ほんと根性ないたい。
 言うなら全部言えよ。バッ!の後は舌噛みそうな発音して止めてたw
 俺がその後あ〜?って睨んでも目も合わさんけんw」

「もう、アイツしょうがないねw絶対、いざとなったらY岡君が止めてくれるとか思って強気になってたんじゃ?」
「たぶんね、今回はあいつ北食みたいにスタスタ逃げずにみんなと気まずくなっても一緒に歩いてったけん。
 これで、S川一人に対しては「そんなこと言うもんじゃないでしょ!」で、俺とS川二人には「うるさい黙れ!」やろ、これまでのわめく必要条件はS川がいることやったけど、俺一人にも「何がバッ!」ってわめいて来たからS川は必要条件じゃないなw
 どちらかでも一人でも発動してわめくみたいだw」

「あいつにしたら、
 「僕の世紀の発見をせっかく教えてやったのに、○○(俺の名前)ごときが否定しやがって、しかもこの僕に向かってバカだとぉ!何がバカだ!反乱分子めっ」とか思っとうよw」

「それもキモトは、「僕以外は九州から出たことないだろう」みたいな前提を勝手に作ってるんだよ。
 でも、俺とY岡君は別に京都は珍しくもないから、否定したら○○ごときがって怒鳴ってきたけど、途中でY岡君は大阪だって気づいたのかもしれんな。
 大体、誰もあいつの説支持しとらんかったけんw俺も言いすぎとか言われんかったしw」
「よし、明日にでも問い詰めてやるばい。」

翌日、S川がキモトに
「ねぇねぇ、キモト君。立田山で大声でわめいたってほんと?
 みんな言ってるよ。
 「何がバッ!」とかなんとか、訳わからん奇声をY岡君達の前で発したってみんな言ってるよ?
 この前も北食で、「うるさい黙れ!」とかわめいたよね?
 残ってご飯食べた僕達大恥かいたんだけど。」
と、ブラフ込みで問い詰めた。 
すると、キモトはなんとか冷静を装いながら
「ん〜?そんなことあったかなぁ。」
と、すっとぼけてこれ以上話したくないという感じで足早に去っていった。

 それを聞いて、
「あいつ、全部しらばっくれてごまかせると思ってとうね。
 都合悪くなったなら逃げるって、大教センターの教職の掲示板に間違えてS川を引っ張って行った時と同じだなw」
「まったくばいwそれでごまかせたと思ってるけど、内心はみんなが変に思ってるんじゃないかとヒヤヒヤたい。今頃、
 「危ないとこだった。何がバッ!で止めておいてよかった。危ない危ない」
 とか思っとうばいw」
「あと、もう一つ疑問点がある。
 あいつ、夏に京都旅行に行ったとか行ってたけど、あれも胡散臭いな。バイトもしとらんやろうし、そんな金あるとは思えんし、18きっぷで行く根性や知恵があるとも思えん。」
「あ!京都旅行自体怪しいねw
 おそらく、みんなが夏にどこそこ行ったとか話してるから、自分はどこにも行かんかったとか言えんしでまた見栄張ったんじゃ?
 でも、それ気になるね。行ったんならどこ行ったとか具体的な自慢してもおかしくないのにしないしね。」
「やろ。普通写真ぐらい撮るだろう?カメラなくても写るんですとかもあるのに、写真一枚も見せんやろう。これは怪しいばい。」
「じゃあ今度その辺追及するばいw
 だって、自分で京都は住みやすいって言う以上は行ってるはずやし、何がバッ!までわめとうけん。聞かれても普通答えれるはずやけんね。」
「だよなあ、それやるか。あそこまで俺に怒鳴ってるからな。
 そこまで言うなら京都旅行は聞かれても答えられるはずだしな。
 よし、次は本当に京都に行ったのかを追求しょうw」
「決まりたいw」

    キモト伝説8「子供の落書きだぁ」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/112615876.html
    キモト伝説10「京都旅行疑惑」
http://cost-off.seesaa.net/article/114596036.html

〜〜〜
関連記事:キモト伝説3-1「図書館の地下」
http://cost-off.seesaa.net/article/110234420.html
キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
http://cost-off.seesaa.net/article/109764817.html
キモト伝説12「にしむーVSキモト」
http://cost-off.seesaa.net/article/116965718.html
キモト伝説「怒られるよぉ」
http://cost-off.seesaa.net/article/111610463.html
S川版キモト伝説「牡蠣」後編
http://cost-off.seesaa.net/article/111082639.html
『コラム人物編目次part1』
http://cost-off.seesaa.net/article/107966008.html
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2008年12月23日

キモト伝説「怒られるよぉ」ver.1.1

 時系列的には、キモト伝説6「うるさい黙れ!」(http://cost-off.seesaa.net/article/110149550.html)からだいぶ後の話。間の話は後から追加予定。


   キモト伝説「怒られるよぉ」

 ある日の午後、大学南地区食堂隣の自販機コーナー。俺とS川は、講義や実験の合い間に時間がある時は、ここの紙コップの自販機でティータイムを取る。この自販機は70円と格安であった。
 この日はもう実験も終わり、ゆっくりとティータイムで進化論について話していた。
「進化論は、進化を説明するものではなくてさ、生物の多様性についての説明なんだよ。『種の起源』には、多様性が生まれた過程で進化があったと考えるのが妥当だと〜略〜
 でも、未だにアメリカのキリスト教系の学校じゃ進化論を教えてないんだろw神が創造したのが正しいって、学問と宗教は別だろうがw〜略〜」
「この前、東京で進化論学会に行ったら(当時S川は進化論の学会員だった)、DNA派と生物分類派がケンカしとったばいw」
と、知的な話を楽しんでるところへキモトがひょこひょこやってきた。

 キモトはすでに「うるさい黙れ!事件」「何がバッ!事件」を起こしているが、S川が追求すると「そんなことあったかなぁ?」というそ知らぬ顔でしらばっくれていた。
 それでも気まずいのはわかってるらしく、最近は向こうからは絡んで来ることは減っていた。
 そのキモトがひょこひょこやってきた。
俺とS川は一瞥をくれ、かと行って移動するわけでもなく、キモトの対応を見ていた。すると、
「掲示板に熊粋際(ゆうすいさい、学際のこと)の準備で集合するように書かれているよっ。」
と、掲示板の張り紙をまるで神のお告げだと言わんばかり言ってきた。
ちっ
俺は内心毒づいた。
 せっかく俺とS川が楽しいティータイムで進化論を論じているところに、学際の準備に集合しろだぁ、掲示板を大義名分みたいに振りかざして何様なんだ。
 S川を見ると、同じように「またか、コイツも変わらんね」という顔をしていた。
 せめて進化論の話に入ってくるとか、ティータイムに加わって談笑するなら歓迎するが、俺達も毎日見ている掲示板の内容を「知らないだろうから、この僕がわざわざ呼びにきてやったんだ」と言わんばかりの態度だった。やれやれだ。

 俺とS川はすでに学際の出店には参加しないことを話してて、キモトがワーワー言ってきたところでムキになって相手することもないので、二人して「行かない」と一言だけ返して、紙コップのコーヒーをすすった。
 すると、キモトは
「3年生は集合って書いてあるよ!」
と、語尾を強くして「聞こえないのかっ!迷える羊どもめ、迎えに来てやったんだぞ!」と言う感じでリピートしてきた。
 俺とS川は、めんどくさがりながらもう一度「だから行かんって」と答えた。
 そして進化論の話を再開しょうとしていたら、またキモトはしつこく
「行かないと怒られるよぉっ」
と、ちょっと巻き舌で、小学生にでも言うかのように言ってきた。本当にやれやれである。
 S川とアイコンタクトで「コイツ、一人で行きたくないからしつこく言ってるんだろう」とうなづき、これ以上ティータイムをつぶされたくないので、S川から
「俺はバイトで行けんって、もう伝えとうばい。」
と言い、俺のほうをキモトが見てきたので、
「俺は3年じゃない。行きたいんなら、キモト君一人で行ったらどう?
 俺とS川は行かないって言ってるんだけど。」(注:S川とキモトは同学年だが、俺は一学年上)
と、言うとキモトは「ん”ん”ん”」と言い負かされたのが我慢ならないという顔をしながらも、以前二度三度怒鳴っているのでそこはブツブツ言いながらも怒鳴らずにひょこひょこ去っていった。

「なんだ怒られるってw用事があって学際出れないってやつを誰が怒るって言うんだ?大体、自由参加だろうがw」
「アイツ、一人で行ったら話し相手がおらんで間が持たんから俺ら呼びに来たんじゃ?
 どうせY岡君が行かないとかで、一人じゃ居たたまれんから、反乱分子の俺らでも話し相手がいないよりいいから連れて行こうとか思ったんじゃ。
 それでも「一緒に行こう」じゃなくて、「掲示板に書いてるよ!」とか「知らないだろうから僕が迷える羊どもを呼びに来たんだ」的な態度で、最後には「怒られるよ」って、もう聞いてて内心半笑いよw」
「ほんとバレバレだよ、アイツの計算なんて。相手するのめんどいけんビシッと言ってやったよ。
 ほっといても自分からネタになりに来てるからなあw
 大体、「怒られるよぉ」って脅しのつもりか?小学生かよw
 二十歳超えてて誰がそんなんでビビんのよw」
「もうキモトにしたら精一杯の脅したいw
 大体、俺らにそう言ったら言うこと聞くと思ってるとこが、もうそうとう下に見てるってことばい。
 まるで群れから外れた馬鹿な羊を、羊飼いの僕が連れ戻しに来てやったって顔してたばいw「まったくコイツらと来たら・・」って顔たいw」

「もう今まで散々突っ込んで注意してやってんのに全然変わらんねw
 それにアイツ、ここで俺らが飲んでる時に一緒に何か飲んだことないよな?」
「あっ、ないないw一回もないたいw」
「やろ。アイツ70円のコーヒーも堕落してるとか無駄遣いしてるとか思ってるんじゃ?」
「かわいそうやね、ここで楽しい話しながらの飲むコーヒーすら楽しめんとはw」
「70円云々じゃないんだよま。一緒に話しながら飲むからうまいんだよ。
 「昨日はコーヒーだったから、今日はココアにしょう」とかさ、色々その過程にも楽しみがあるんだよ。
 そりゃあ、無駄遣いとか思うのはキモトの勝手だけど、ここで立ち話しながらコーヒー飲んだってのも思い出の一つだし、それすらないってのは人生楽しんでるとは言えんね。例え、小銭がたまっても勉強しか思い出がない大学時代ってのはつまらんね。」 
「いや、あいつは自分の世界では完全に神だけんw
 キモトワールドでは、俺らのほうが異端で哀れな子羊やと思ってるんじゃ(笑)
「だから注意しても全然変わらないのかw
 でも、キモトワールドではY岡君ですらアイテムだからな、そんな世界でランク上がりたくないなw」
「まったくだん(笑)」
 その後、キモトが学際に参加したかどうか誰も知らないw

   つづく


続きを読む→キモト伝説目次
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2008年12月12日

S川版キモト伝説「牡蠣」後編

S川版キモト伝説「牡蠣」前編の後半部分(続きを読む)からの続き。
http://cost-off.seesaa.net/article/111079015.html

S川版キモト伝説はS川の作品(本文はS川、注釈は俺)で、キモトが主人公でキモト目線での世界が描かれている。前編の冒頭に説明あり。
以下、S川からのメールより引用。
〜〜〜

    『牡蠣』後編

そのとき、僕のアンテナがビビッとした。

用意周到の僕には油断が無い。
油断は無いが、これは危険である。
僕のアンテナは、先程乗り込んで来た乗客の内に危険因子が紛れ込んでいるのを
察知したのだ。

極悪非道の不良が乗り込んで来たのだ。
しかも二匹。

僕は不良が大嫌いである。
双方とも、ちゃらちゃらとしていて、髪を染めて、ピアスまであしらっている。
ずんだれたズボンを腰で履き、派手な色彩の下品な服装は、チンピラさながら、
まさに不良のそれである。

サラリーマン風男と茫然たる学生君、そして忌々しい老罵は、人畜無害である。
しかし、不良の場合は、百害あって一利なし。

不良は、知恵が足りない分、腕力に訴えるばかりの野蛮な人種である。
この客室に漂着しときた二匹もいつ何時かの僕に因縁をふっかけるか知れん。

僕が意気揚々と成功の階段を上がる最中に、奴らが嫉妬に狂って、成功の階段からこの僕を突き落とす暴挙に出ることはあまりにも有り得すぎる。
不吉な懸念が浮かんだとき、僕の脳裏に忌々しい過去が蘇った。

高等学校時代、僕は文○(注:高校名)なる石の上で過ごした。
石の上にも三年と云うけれども、不本意にして屈辱の三年間であった。

当然の如く新進気鋭の優等生たる僕は進学クラスにあって、高校教師からは一目も二目も置かれ、級友達は、天才とも秀才とも神童とも崇めたくらいである。
故に、級友の誰もが、この僕を畏怖してしまって、遊びに誘わないどころか、容易く口も聞けない様子であった。(注D)
寛大なる僕としては、下々の者どもとの交際を拒絶するつもりもなかったのであるが、如何せん、この僕ときたら、彼らが畏怖するほどの神聖な領域に縄張りしていたようであるから致し方あるまい。
いつの世にあっても、天才とは孤独である。

しかし、高尚なる僕を捕まえて、呼び捨てし、雑用せしめ、使い走り同様に取り扱った罰当たりな不届き者があった。
それが不良である。

不良の構成員が、僕を気持悪いと侮辱し、また別の構成員が、深く澄んだ僕の瞳を爬虫類のようだと揶喩したのを、僕は忘れてはいない。

彼ら、神聖なる僕を畏怖するだけの知能さえ持ち合わせてはいないのだ。
例えば、現在、僕の傍に座っている老婆でさえ、僕に畏怖して、気安く話しかけるのを厳に慎んでいる。
無知とは、残酷である。
彼らは、怖いもの知らずなのだ。
僕は、泣く子も黙る○大生なのである。
にも関わらず、彼らは僕に黙らない。
なるほど、彼らは、泣く子ほどの知能さえも有してはいないのだ。

僕が掲げた本から彼らの動静を警戒していると、不良の一方と目が会った。
僕は、ひやりとして即座に目を反らした。
危ない、危ない。
僕ともあろうものが、彼らに脅えている訳ではない。
僕は、筋肉ばかりの体育会系の人種ではない。
知的な文化系に類する人種なのである。

とは云え、文系と早合点されては困る。
頭脳明晰たる僕は、由緒正しき理系なのだから。
云うなれば、彼らが歩兵だとして、僕は参謀なのだ。(注E)

参謀の僕は、再び敵の動静につき偵察した。
目が合った不良が、相方の不良に何やら話しかけて、相方までもが、この僕を鑑識し始めた。
僕は見られている、否、狙われている。

そうして、不良な相方は、僕を見ながら、にやにやと笑った。
人を小馬鹿にした下品な笑い方である。
僕は、小馬鹿にされるのが嫌いだ。
不良二匹が、ひそひそ話をしている。
そうして、二匹して、僕を見たかと思うと、にやにや笑う。
劣悪な笑い方だ。
僕を襲撃する算段をしているようにも思える。

なるほど、奴らが因縁を付けてくるとすれば、僕の読んでいるこの分厚い本だろう。
僕は、そそくさと本を鞄に撤収した。
僕は、臆病風に吹かれた訳ではない。
僕は君子である。
故に、僕は危うきに近寄らない。
無用の争いを避ける為に骨を折るのは君子の義務である。
何故なら、君子でも何でもない奴らは無用の争いを避けるだけの知恵を持ち合わせていないからだ。
それどころか狂暴な奴らには、無用の争いを欲しているような気色さえ見られる。
僕は、無用の争いを避ける為に、愛読書を撤収したが、元より次の駅で下車する予定であったから、不利益がなかったのは勿論のこと、かえって好都合であった。
そのとき、一抹の不安が発生した。

〜〜〜
後半部分を読むにはクリック→続きを読む→「牡蠣」後編の後半部分
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2008年12月11日

S川版キモト伝説「牡蠣」前編

 キモト伝説を書くきっかけとなったのはS川からの長いメールだった。
そこには、S川の書いたS川版キモト伝説とも言うべき小説「牡蠣」が書かれていた。
 俺のキモト伝説との一番の違いは、俺のキモト伝説が俺やS川からの目線であるのに対して、S川版キモト伝説「牡蠣」ではキモトが主人公でキモト目線(一人称の僕はキモト)で書かれていた。
 あまりに面白さにすぐさまブログにアップしょうと思ったが、いきなりアップしても俺とS川、俺から話を聞いてる議長以外にはキモトというキャラクターが知られておらず、なんのこっちゃかわからないという問題があった。
 そのため、キモトというキャラクターを知ってもらうためにキモト伝説を書き始めた。キモト伝説は全20話の予定で、現在は7話分しか書いてないが、もう大体キモトという人物をわかってもらえたと思うので、キモト伝説番外編としてS川版キモト伝説「牡蠣」をアップする。
 
 S川版キモト伝説「牡蠣」は、携帯メールで数回に分けて送られてきたので前編・後編に分けてアップ。それぞれ後半部分は追記にあるので「続きを読む」をクリックしてください。途中の伏字処理や注釈は俺。

〜〜以下、S川のメールより引用〜〜

予告『乞う、ご期待!』

 九州の某大学で、懸命に生きる風変わりな学生を風刺的に描きながらも、未来と過去の狭間で揺れる主人公の虚栄心、自己欺瞞、孤独、出生、学問、恋愛、宗教などを題材に、人間の本質を鋭く抉る戦慄に満ちた青春長編小説。

 題して、『牡蠣』。乞うご期待!

〜〜
        『牡蠣』前編

 軌道修正は完了した。
僕は、ついに返り咲いたのである。(注@)
心技体は充実し、一点の曇りなく躍動する。
波瀾万丈の荒波を蹴散らせ、漸く順風満帆な航路を進みだしたのである。
僕の眼前には、まばゆいくらいに輝ける未来が、広大な大海原のように広がるばかりだ。

そうして、僕は、未だこの地位に甘んじることなく大躍進すると決めている。
何人たりとも僕の大躍進を止める事は出来ない。
こう断言するのは、根拠無き自惚れからではない。
これは確固たる事実として裏付けられた真理である。

何故なら、僕は、過去幾多にわたって、僕の行く手を阻む輩を悉く退治してきたのだから。
彼らは、僕の才能を見くびっていたのだ。
大誤算である。
致命的と云う外ない。
当然、彼らに僕を止める事は出来なかったのだ。(注A)
あるいは…と、僕は、その他の可能性について検証を試みた。

成る程、多角的な視野を持つ事は、成功の為の必須の条件であると啓発文庫にあった。
そう、僕は、自己研鑽に余念がない。
あるいは、彼らは、僕の才能を見い出していたと仮定した。
僕の才能を見い出した上で、確約されたる僕の成功を嫉妬したのだ。

だとすれば、それも人情ではある。
寛大なる僕は、彼らに情状の余地を見い出してくれた。
しかし、聖職に従事する教師たるものが、前途有望なる教え子の成功に嫉妬し、その邪魔を企てて良いと云う法もあるまいから、やはり到底許されぬ暴挙であると言わざるをえない。

成る程、文○なる馬鹿な三流私立高校の教員に堕在している程度の人間なのだ。
そもそも僕とは、格が違ったのだろう。
別次元に棲息する住人なのだから致し方あるまい。
もはや、軌道修正が完了した今、どうでもよいことだ。
僕は、将来大物になるべき最重要人物なのであるから、小さな過去にもこだわらなければ、雑魚にも用はない。
僕には、輝きに充ち満ちた未来があるばかりなのだから。
僕が、彼らの大罪を赦したとき、丁度、無人駅に電車が到着した。
僕は、颯爽と乗り込む。

僕は、座席に腰掛けると、客室内を鑑識した。
少ないけれども何人かの乗客がある。
真向かいの座席には、サラリーマン風の男が一人座っている。
冴えない。
安月給で、こき使われて、くたびれ果ててしまっている。
僕は、未来の僕と正面のくたびれた男を比較して、憐憫の情を催した。
神様は不公平だなと彼を慰めてやろうかと思ったくらいだ。

しかし、生憎と僕には慰めることは出来ない。
正確に云えば、慰める暇がないのだ。
何故なら、僕は多忙だからである。

客室の片隅には、学生服を着た男子高校生がある。
窓の外を眺めて、ぼんやりしているばかりである。
気の毒に、あまり賢くはなさそうだ。
この茫然とした学生君が、将来、こういうサラリーマン風男になるのだろう。
憐れなる彼らは、僕には頓と無関心だけれども、僕の正体を知れば、瞬時に仰天してしまって、たちまちのうちに平伏すに違いない。
こう考えながら、時期を見計らって、僕は行動に移った。

〜〜
注@:キモト氏は、高校受験に失敗しており、納得いかない高校に進学したが、奇跡的に大学受験は成功した。それゆえ軌道修正したと自負していた。

注A:大学受験の際に高校の教師から、「おまえにはその大学は無理だから進路変更しろ」と指導を受けたが、強行受験し成功したため高校教師が妨害したと話していた。
〜〜
続きは→続きを読むをクリック

続きを読む→「牡蠣」前編の後半部分
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2008年12月03日

キモト伝説6「うるさい黙れ!」ver.1.5

キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」
http://cost-off.seesaa.net/article/110184238.html)の続き。


    キモト伝説6「うるさい黙れ!」

 キモトは常に「僕は冷静だ、研究者は冷静でなくてはならない」的な感じを意識しており、何か簡単な質問でも無意味に一拍おいてメガネをちょっと上げるしぐさをする。
 だが、実際の中身は冷静などではなかった。それが発覚したのが北食での「うるさい黙れ!」事件である。

 キモトが以前、S川に対して「んー!そんなこと言うもんじゃないでしょ!!」とホケカンセンター(保健管理センターの略)の前で怒鳴ったが、今回は俺とS川二人に対して怒鳴ってきた。
 その前に、俺とS川が北食(北地区食堂)で昼飯を食っていた。
北食は道路を挟んだ北の文系地区へ行かねばならないが、南地区の食堂よりも北地区のほうが文系美女がいて、カワイイ子が多いので俺とS川は北食へよく行っていた。あと混み具合やメニューの違いもあった。
 ちなみに黒髪キャンパスの北地区は法、文、教育学部が、南地区は理、工学部があり、医学部と薬学部は市内にそれぞれ別のキャンパスがあった。

 二人して飯を食ってるとキモトがやってきた。俺は荷物やお膳を置いて席を確保してお茶を取りに行った。戻ってみると、俺が取っていた席にはキモトがずうずうしく座っていた。
 俺の荷物などは横の席にずらされて、S川の向かいの俺が座る予定の席にはキモトが勝手に陣取って座って食べていた。何の挨拶もなしにである。
 一瞬、「コイツ、ふざけるな」と思ったがS川を見ると、S川はロバートデニーロのように両手を広げて「仕方ないたいw」と苦笑してたのでこらえて隣の席に座ったが、次になめた行動してたら一発いっとかんといかんなと思ってた。

 後日、北食でまたいつものように俺とS川が飯を食べているとキモトが息を切らしてやってきた。
「もー、S川君、学校中探したよー。ほらプリント渡さないと・・あれ、無いなあ。あれぇ?」
鞄(かばん)の中を探し出すキモト。
「あー、あのプリントならほらもう返してもらったろ?ほら。」
鞄からプリントを出すS川。
 自分がすでに返したプリントを、勝手にまだ返してないと勘違いして探し回っていたキモト。
なのに、憤然としてそれでもお礼を言うべきだというような顔をしたので、S川は諭すように
「ちゃんと返してもらっとうし、おまえ、学校中探しまわったとか言うなら、もうケータイ買えばよかろ?電話かメールで聞けばよかったたい」
と言っていた。キモトはケータイを持っていない。
(ケータイについては前のキモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」
http://cost-off.seesaa.net/article/110184238.html
を参照)
 
 俺の右ななめ後ろの位置にキモトは立っていたが、俺は前回の席横取り件もあったので俺は振り返らず、「これはS川とキモトの問題で、俺は関係ない」という態度で、黙って食事を続けた。
同時に背中で「席は空けないぜ」との無言のプレッシャーもかけていた。
 S川は続けて、
「おまえ、N尾君がケータイ買った時も『最後の砦だ』とか言っとったけど、ケータイがあれば別に学校中探し回らんでもよかろ?」
と、諭していた。
 どう聞いてもS川の言ってることが正しいし、これでキモトもお礼を言え!をあきらめて帰るだろうと思っていた。
その瞬間、
「うるさい黙れ!!!」
とキモトが大声でわめいた。
 昼食時の食堂で周囲には大勢の学生がいる中でである。
俺は一瞬、後ろで何かが炸裂したのかと思ったが、それが日本語で「うるさい黙れ!」を早口で大声でキモトが言ったものだと理解するのに数秒かかった。
 はっとして振り返ってた時は、すでにキモトは出口のほうへスタスタ逃げ去っていた。

俺とS川は文字通りポカーンである。
 キモトの体格や運動宇野力ではリアルファイトどころか、走って逃げる能力もないであろうに、他にも大勢の人がいる中でケンカを売るような台詞を大声で言ってきた。
「あいつなんて言った?『うるさい黙れ』か?
 飯の途中じゃなかったら、追いかけてボコってるぜ。」
「でも、これ残された俺らは赤っ恥ねwみんなこっち見とうよ。」

「ほんと、ここ食堂だぜwうるさい黙れ!って俺らが言ったみたいになってるじゃんw
 違うって、怒鳴った犯人はスタスタ逃亡したんだよって弁解させてほしいなw
 あいつ、なんかスタスタ逃げてったけど、一人でも追いかけられたら即死じゃw?」

「絶対今頃心臓バクバクたいw追いかけてこないかビクビクしてるんじゃw

 そんでホケカンでまた血圧測ってんじゃ?」
「あいつにしたら、
 『この僕が探し回ったのにお礼も言わずに、僕がケータイ持ってない最後の砦を馬鹿にして!○○(俺の名前)もだ、S川を止めもせずに席も譲らずに!』
 とか思ってキレたとばいw
 でも、S川が言ってることは普通よ。でも正しいから逆に反論できんみたいなw
  それに俺が『まあまあ』といった合いの手を挟むの期待してたみたいたら、俺は前回席勝手に取られてとうからガン無視してやったばい。座ろうもんなら、断るつもりやったから。」

「俺も見ててわかったばいw。あー、○○さん(俺の名前)前のことがあったから席譲らんねってw」
「振り返りもしなかったからな。これはS川とキモトの問題だし、俺は席譲らん、で、アイツはケータイ買えって追い詰められて、最後の砦も馬鹿にされて「うるさい黙れ!」たいw」
「もう、いきなりやけんねw
 俺もまとな話しとうのに、いきなり『うるさい黙れ!』やけん、何が起こったかわからんかった。」
「でも、俺もそっち側から『うるさい黙れ!』の瞬間の顔見たかったなあw顔真っ赤やった?」
「なんか顔が真っ赤になって風船みたいに爆発した感じやったw
 で、次見た時には出口に向かってスタスタやけんw」
「速攻で戦場離脱だwやばくなったら逃げるのは、N尾君がケータイ買った時と同じだw」

「この前もそうたい。教職で授業変更になったとかキモトが言い出して、理学部から(北地区にある)大教センターの教職の掲示板まで俺を連れて行ったばい。
 途中『僕が教えなかったら単位落とすところだったよ』とか、『僕がいなかったら教職取れないところだよ』とか散々自慢して、掲示板見たら変更とかないけん」

「え?何もなかったと?」
「何もないよ。キモトが勝手に見間違えて言ってただけたいw
 したら、キモトは『あれ、さっきの人勘違いしたのかなあ?』とか言い訳して、そのままどこかへ去ってったばいw」

「なんだそれ、あいつが勘違いしただけだろうがwまた人のせいにして、それでやばくなったら逃げるかw
 でもキモトも人を見て言っとうね。俺が教職(課程)取ってないの聞いたから、俺は連れていかんかったんだw」

「そこは人を見てるね。でも、掲示板は見えてないたいw
 もうあいつの行動パターンたい、やばくなったら逃げるはw
 たぶん、図書館の地下の時といい、俺らを迷える子羊で自分は羊飼いとかモーゼぐらいに思ってんじゃ?w」

「まいるよなあwわざわざ大教センターまで歩くってちょっと面倒だぜ。
 こっちは普通にしてたら、掲示板に変更が!とかプリント返してない!とか勝手に勘違いして事件起こして、こっちがケータイ持てって忠告してやったら『うるさい黙れ!』やろ?
 普通ならボコられてるよw」

「ケータイにしてもたい、N尾君は使わんし金ももったいないからいらんってはっきり言ってたし、それでいいたい。
 別に金がないから持たんって言えばよかやのに、なんか『最後の砦』とかわけわからんこと言って煙に巻くからこっちもツッコミたくなるたい」

「そうだよな、まるでケータイ持っとうやつが文明の病に侵されて自分が最後の砦って思ってんだろうな。
 持ってる持ってないは別にどうでもいいんだよ。いちいち気にしすぎなんだよ。
 聞かれたらN尾君みたいに堂々としてりゃいいのにな。最後の砦とか捨て台詞吐いてさ、誰もそんなの気にしてないっての。
 で、学校中探し回ったとかで自分の勘違いやらケータイの件で正論で追い詰められたと思ったら、いきなり炸裂して『うるさい黙れ!』やろ?
 忠告してやってこれなら他のみんながスルーするわけだ。掲示板だって間違ったら『ごめん、見間違えた』って謝ればそれで済むのになあ。
 S川が『おまえ友達おらんっちゃろう?』で『そんなこと言うもんじゃないでしょ!!』ってキレたのも図星だったからだなw」
S川「まさにそうばいw『正論は人は追い詰める』たいw半分カマかけたつもりだったのに、本当にいないもんだから「んー!」って言葉にならない絶叫したんだよw」
俺 「まったくだwしかしキモトは次会った時どんな顔してくるのかな?」
S川「見ものばいw」 

 俺とS川は積極的に奴に関わろうとはしていないし、異常行動を取らない限りからかうなどはしない。しかし、今回のキモト行動は返って俺とS川のウォッチャーとして感情に火をつけた。
 この「うるさい黙れ!事件」以来、俺とS川はキモトに対して積極的な攻勢に出ることになる、ただし笑い目的でwターニングポイントな事件となった。

キモト伝説7「何がバッ!」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/112124688.html
キモト伝説まとめて読む→変人話(キモト伝説)カテゴリー
http://cost-off.seesaa.net/category/8817095-1.html

〜〜〜〜 
<キモト伝説記事リンク>
キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」
http://cost-off.seesaa.net/article/106256000.html
キモト伝説2「ドイツ語の単位」
http://cost-off.seesaa.net/article/106485722.html
キモト伝説3「彼は使えるよぉ」
http://cost-off.seesaa.net/article/106746075.html
キモト伝説3-1「図書館の地下」
http://cost-off.seesaa.net/article/110234420.html
キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
http://cost-off.seesaa.net/article/109764817.html
キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」
http://cost-off.seesaa.net/article/110184238.html

キモト伝説6「うるさい黙れ!」
http://cost-off.seesaa.net/article/110149550.html
キモト伝説7「何がバッ!」
http://cost-off.seesaa.net/article/112124688.html
キモト伝説8「子供の落書きだぁ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112615876.html
キモト伝説9「スケッチ話補足」「スナメリのスケッチ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112918319.html
キモト伝説10「京都旅行疑惑」
http://cost-off.seesaa.net/article/114596036.html

キモト伝説11「住吉自然公園」
http://cost-off.seesaa.net/article/114631847.html
キモト伝説12「にしむーVSキモト」
http://cost-off.seesaa.net/article/116965718.html
キモト伝説13「くすの木会館事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/118105419.html
キモト伝説14「生態系が把握できない」
http://cost-off.seesaa.net/article/118299365.html
キモト伝説15「木葉、強襲!」
http://cost-off.seesaa.net/article/120500616.html

キモト伝説16「キモト忍法炸裂」
http://cost-off.seesaa.net/article/121631544.html
キモト伝説17「火に油」
http://cost-off.seesaa.net/article/122018689.html
キモト伝説18「第二次キモト宅捜索」
http://cost-off.seesaa.net/article/122429605.html
キモト伝説19「闇に浮かぶキモト城」
http://cost-off.seesaa.net/article/142021209.html

キモト伝説「怒られるよぉ」
http://cost-off.seesaa.net/article/111610463.html
キモト伝説「キモトと麻雀」
http://cost-off.seesaa.net/article/115286827.html
キモト伝説番外編1(ver.2)
http://cost-off.seesaa.net/article/112198342.html
キモト伝説番外編2「キモトとキモト型人間」
http://cost-off.seesaa.net/article/118355154.html

S川版キモト伝説「牡蠣」前編
http://cost-off.seesaa.net/article/111079015.html
S川版キモト伝説「牡蠣」後編
http://cost-off.seesaa.net/article/111082639.html
S川版キモト伝説「号外!その後のキモト」
http://cost-off.seesaa.net/article/163941450.html

『ビーチボーイズ』『QUIZ』+キモト伝説
http://cost-off.seesaa.net/article/124726240.html
『Ouch !、R2、S川版キモト伝説非公開ver.1.2』
http://cost-off.seesaa.net/article/106177456.html
『更新と交信(ver.2)&キモト伝説予告』
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【目次】コラム人物編目次part1
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2008年11月26日

キモト伝説3-1「図書館の地下」

キモト伝説3「彼は使えるよぉ」(http://cost-off.seesaa.net/article/106746075.html)の後に入る話なので3−1です。○−○は後から追加挿入した話です。


     キモト伝説3-1「図書館の地下」

 キモト伝説3「彼は使えるよぉ」以来、キモトは勝手に俺を仲間(キモトにとって仲間=配下)になると思ったらしく話しかけてくるようになった。 
 ある時、俺が一人で構内を歩いていると
「ねぇねえ、図書館の地下室って知ってる?」
とキモトが話しかけてきた。
 図書館の地下書庫は行ったことがないし、特に急いでるわけでもなかったので、ネタになると思い、
「いや、知らないけど。」
と返答すると、教えてあげるよというので図書館へ向かった。

 図書館の入口すぐのカウンターで、
「まずこれを書くんだよ。」
自慢気に書庫利用申請を書くようにキモトは言い出した。
言われた通り書いていると、次は
「ここに荷物を預けるんだよ。」
と、書庫利用者用のロッカーに荷物を預けた。
その間、キモトはさも自分が発見したかのような口調で指示していた。
その後、そのすぐ脇にある階段で図書館の地下へ入った。
 当然ながら薄暗い書庫になっており、別段変わった感じはない。
しかしキモトは、地下ダンジョンで宝箱を発見したかのように興奮し、
「ここには色んな本があるよ。旅行雑誌のバックナンバーに学会誌のバックナンバーがあって使えるよぉ。」
出た!キモトの「使えるよぉ」だw
 だが、旅行雑誌はわざわざめんどくさい手続きをして図書館の地下に来なくても本屋もネットあるし、そもそも旅行雑誌のバックナンバーを見る必要がわからない。旅行に行くのに古い情報を見てどうするんだ?
 学会誌に至っては卒研や院になってからなら必要かもしれないが、学部生が見ることなんかほぼない。読んでも面白いわけでもない。一体、何が使えるんだろう?
 図書館の地下書庫は行き方さえわかればもう用はないのだが、キモトは、
「ここは僕らだけが独占してるんだよ」(申請書には他の利用者がいなかった)
などとズレたことを言いさらに奥へ進み、電動スライド式の本棚のボタンを押してうれしそうに、
「ここを押すと動くんだよ」
と、話しながらボタン散々押して、関係のない本棚を動かしまくり遊園地の遊具で遊ぶ子供のように喜んでいた。完全に電気の無駄使いだ。

 もう俺は完全に飽きていて、
「いや、もうわかったから」
と言ったが、キモトは帰る様子をみせない。
 ふと、ウィザードリィというRPGで、地下ダンジョンの奥にワードナという魔術師がモンスターを召喚して立て籠もっているという設定を思い出して笑いそうになったが、これ以上は時間の無駄と判断し、
「悪いけど、用があるから先に上がるね。」
と切り出すと、
「そう、僕はもうちょっとここで研究していくよ。」
何を研究するのかとツッコみたかったが、これ以上一緒にいたくなかったので、
「じゃあね。」
と言って俺は先に地上の明るい世界に戻った。
もしかして、あいつは自己満足の研究でもしてたんだろうか?

 後日、S川に会ったので図書館の地下の話をすると、
「あー、俺も連れていかされたばいw」
「マジでwあいつ口聞いてくれる奴全員連れて行って自慢してんじゃねえの?
 まるで新大陸でも発見したかのように言っとったし、「僕が教えなかったら一生気づかないとこだったよ」って言わんばかりだったよw
 で、「使えるよぉ」って言ってたけど、別に使わねーよw」
「キモトにしたら、僕の発見を教えて配下の忠誠度を上げてやるとか思ってんじゃ?もう俺ら配下扱いよw」
「あいつ、俺に地下室教えて「これで○○(俺の名前)も僕の価値を認めただろう」とか思ってんのかよw
 行き方以外は5分十分なのに、25分ぐらいあいつの地下探検付き合っただけでもよく堪えたなあって思うのに、あいつ残って研究していくとか、また研究者気取りしてたよwせいぜい、旅行雑誌読むだけだろうに。」
「○○○の○人(宗教)で育ったから、外の文明が珍しいんじゃ?(笑)
 あいつにしたら、図書館の地下はディズニーランド並に楽しいのかもよw」
「あははh(笑)かもなあ、だって電動の本棚をうれしそうに動かしてたもんw
 これを押すと、ほら動くんだよーって、もう完全に自己満足入ってたよw」
「あいつ、時々一人で地下にこもって、「僕は研究者だ、凡人とは違うんだ、その証拠に図書館の地下も活用している。これは僕だけなんだ!」とか地下で思って満足してるのかもよw」
「もう地下にはうかつに行けんねwあいつがいつ居るかわからんし、行って地下でにたにた研究者ぶって笑っとったら困るもんw」
その後、俺は図書館の地下に入ることはなかった。

〜〜〜 
キモト伝説6「うるさい黙れ!」
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キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」
http://cost-off.seesaa.net/article/110184238.html
キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
http://cost-off.seesaa.net/article/109764817.html
キモト伝説2「ドイツ語の単位」
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キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」
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【目次】コラム人物編目次part1
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2008年11月25日

キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」

   キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」

 夏休み明けの大学。理学部3号館南のたまり場にクラスメートがたむろして、夏休みどうしてた?とか話してた。
 そこへキモトがやってきた。
見るとどうやら、髪型を普段の6:4分けから5.5:4.5分けに極々微妙に変化させ、靴はいつもの黒の革靴(合成)から赤茶色の革靴(合成)に変わっていた。
 キモトはそれをなんとかアピールして注目を浴びたいようだが、「でも、でしゃばって自慢するのは僕のキャラじゃない。向こうが気づけば説明してやる」という態度でいた。

 しかし、キモトウォッチャーである俺とS川をのぞいては誰もキモトに興味を持っておらず、ましてやキモトの小手先のオシャレなんぞには誰も気づきすらしない状態だった。
 その状態に気づいた俺とS川は、小声で
「おい、キモトはもしかしてオシャレして来てるつもりか?夏休み明けデビューか?
 なんて小手先でわかりづらいことをw」
「キモトにしたらあれでも大冒険のつもりたいw必死のオシャレばいww」
「でも、誰も気づいてないwだって、6:4分けから5.5:4.5にしたって誰も普段のアイツの髪型なんか興味持ってないから誰もわからんってw」
「たぶん靴も黒以外をはくの初めてなんじゃ?微妙に足を前に出してアピールしてるったいw
 でも、さすがのY岡君もこればっかりはひろえないんねw」
と、話していた。
 学内の体育祭のソフトボール大会で、セカンド、サードの守備範囲までカバーし、ゴロを全てさばいて鉄壁のショートの名前を欲しいままにしたさすがのY岡君も、キモトのせこいオシャレはひろえなかった。

「なんかかわいそうやけん、かまってやるか。」
と、俺とS川はかまってやることにした。
「あれ、キモト君何雰囲気違うね?髪型変えたの?」
「ん、靴も新しくしたの?何かあったの?」
と、わざとらしくいじってやると、キモトは
「ちょっと、心境の変化かな。」
と、もったいぶって答えて、自尊心を満たされてまんざらでもない感じで胸を張っていた。
俺とS川は、「プププッ」と交互に話しかけながら後ろで笑いを殺していた。
 そこへ、金髪にしたN尾君がふらっとやって来た。
夏休み明けのN尾君の頭は金髪も金髪、まっ金金でまさにスーパーサイヤ人になっていた。
しかし、N尾君は自慢することもせず、極自然体でいた。
当然、みんなは一斉に
「どしたの、その頭は!何があったの?」
と、問いただしたがN尾君は
「ん?何が?金髪?変わってないよ、普通普通。」
とすっとぼけてみせた。
俺とS川は顔を見合わせて「役者が違うね」と笑いつつ感心した。
一方キモトは、みんなの注目を取られて糞面白くないという顔をしていた。
 ちなみに当時記録写真に凝っていた俺は、後日N尾君の部屋に押しかけ、金髪N尾君とサングラスをかけた俺のバカ写真を撮っていたw今見ても笑える写真だ。

 N尾君は金髪については何も語らなかったが、ケータイを買ったことはみんなに知らせて番号やメアドを交換していた。
それを聞いたキモトは、
ええーーっ、ケータイ買ったの!?
 ・・僕が最後の砦だ。」
と、聞こえるようにつぶやいて去っていった。
それを聞いて、俺とS川は
「なんだ、最後の砦って?」
「自分がケータイ持たない派の最後の砦ってことばい。
 たぶん、悪しき物質文明にみんなが毒される中、自分だけが毒されずに最後の砦として踏ん張ってるんだ!って言いたいんじゃなか?(笑)」
「単にケータイ買えないだけだろうw
 最後の砦って、俺らケータイ電磁波にやられたゾンビかよw」
と、笑っていた。
 N尾君のパフォーマンスとキモトのいつもの異常行動で大いにわらった日だったが、これが後の北食での「うるさい黙れ!事件」へとつながっていくことになる。

    キモト伝説6「うるさい黙れ!」につづく。
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〜〜〜〜 
キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
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キモト伝説3-1「図書館の地下」
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キモト伝説3「彼は使えるよぉ」
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キモト伝説2「ドイツ語の単位」
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キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」
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【目次】コラム人物編目次part1
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2008年11月16日

キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」

  キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」

 大学のある実験中。場所は大教センター。
その実験では席は自由だったので、俺とS川が陣取ったテーブルにキモトが来た。他のテーブルからあぶれたらしく、それで俺達のとこに来たようだ。
 しかし、キモトは後から来たにも関わらず「ここ空いてる?」とか「ここ、いい?」などといった謙虚なことはいわず、「僕がわざわざS川達のテーブルに来てやったんだ」と言わんばかりの態度で座った。

 席位置は左からS川、俺、キモト。キモトの右側は教壇。
実験は、何かを計測してデータをレポート用紙に記載していく内容だったが、ふとキモトを見ると、右手をすぅーっと垂直上昇させ、空中で平行移動、その後紙に垂直下降するという謎の行動をしていた。
 普通は右手を紙の上で横にすっとずらして書けばいいものを、腕ごと右手をホッチキスの歯の形、つまりコの字を左に90度回転させた形に動かして、紙の上を移動していた。こんな風に。
  ←
 ↓ ↑
 俺は瞬時にキモトが
「僕は腕を動かす時も正確に動かしてるんだ、ちゃらちゃらした奴らとは違うんだ!」
と、言わんがために腕をクレーンゲームのように動かしていると気づいて、ぶーーーっ!と噴出しそうになり、口で手を押さえ隣のS川を突っついてキモトの異常行動を知らせた。
 
 当然、S川もゲラゲラ笑うものかと思ってたら、S川は笑わずにじっとキモトを観察し始めた。
あれっ?これ、めっちゃ面白くないか?と、聞こうかと思った瞬間、S川は
「うぃんうぃ〜ん、うぃ〜〜ん」
と、キモトの腕の動きに合わして効果音を付け始めたのだ!
 キモトの右腕が垂直上昇するたびに「うぃん♪」、上がって平行移動する度に「うぃ〜ん♪」、垂直下降する度に「うぃ〜〜ん♪」とクレーンゲームさながらの効果音をS川がつけていくのだw俺、大爆笑ww
 しかも、さらに発展させて逆回転で戻る時は、「うぃうぃうぃうぃん♪」と早いテンポのバージョンの効果音も付けていた。
 キモトは横で笑う俺と自分が腕を動かす度に変な声を出すS川にとうとう気づいて、
「んー!誰のこと!?」
と、以前、キモト伝説3「彼は使えるよぉ」(http://cost-off.seesaa.net/article/106746075.html)で、「んー!そんなこと言うもんじゃないでしょ!」とわめいたように、興奮し顔を赤くして肩を怒らせて大声で言ってきた。実験の授業中にである。
 幸い、教授は最初に指示を出した後は出て行ったままだったので問題はなかった。
 それに対して、S川は
「いやー、何か心当たりがあるんならそうばい。」
と、とぼけ気味に答えた。
 その後、キモトは右手の垂直上昇、平行移動、垂直下降をやめ、極普通に動かし始めた。
 はじめから普通にできるんじゃねえかよwやはり、自分は真面目だと教授に見せ付けるパフォーマンスだったのか。だからかって、わざわざ教壇に近い席に座って(よそは追い出されたのもあるが)、変な手の動きして教授にアピールして何かプラスがあるとは思えないが、キモトだから仕方ないw
 それにしてもすごいのはS川だ。すぐに笑わないで効果音をとっさに思いついてつけて、直接一言も言わずに本人におかしいってことを気づかせるとは、お笑いとしても一歩上をいっている。

   キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/110184238.html

〜〜〜〜
関連記事:キモト伝説9「スケッチ話補足」「スナメリのスケッチ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112918319.html
キモト伝説8「子供の落書きだぁ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112615876.html
キモト伝説3「彼は使えるよぉ」
http://cost-off.seesaa.net/article/106746075.html
キモト伝説2「ドイツ語の単位」
http://cost-off.seesaa.net/article/106485722.html
キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」
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キモト伝説まとめて読む→変人話(キモト伝説)カテゴリー
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2008年11月03日

キモト伝説3「彼は使えるよぉ」

  キモト伝説3「彼は使えるよぉ」

 S川とキモト話をした後、ある講義で隣にキモトが座った。これがうわさの?と思い、講義が終わってから俺は話しかけた。
俺 「キモト君、いつもY岡君達と仲いいよね?」
 このY岡君は、九州勢で固められたクラスの中で九州外から来てるのは俺とY岡だけだったので、関西弁で話せる俺とは仲が良かった。
 というより、Y岡君は誰にも優しい人で困ってる人にはレポートを貸すし、スポーツ大会のソフトボールでは鉄壁のショートでアウトの半分を取り、さらにサッカーまでこなすし、さらに在学中に環境計量士の資格まで取るという、体力、知力、人格に優れた人物だった。つまり誰とも仲が良く、好かれていた。

それに対してキモトは、
「うん、彼は使えるよぉ。」
と、謎の発言をした。
俺は一瞬意味がわからず、
「・・あ、うん。Y岡君は優秀だよね。大阪からわざわざ熊本まで来るだけあるよね。
 キモト君は地元だよね、友達とか多くていいよね?」
「う〜ん・・、僕は人と交わりたいんだよ〜。」
なぜかキモトはスローな口調で、さっきまで大勢の中で講義を受けていたのに山奥で一人で修行してる仙人のようなことを言い出した。
 ますます俺は意味がわからず、二の句が継げなくなっていると、
「○○君は、家にパソコン持っているの?」
「あぁ、持ってるよ。」
「じゃあ、これから行ってプリンター使わせてほしいんだけど」
「いや、PCはあるけどプリンタは持ってないよ。」
「えっ?パソコン持ってるのにプリンタ持ってないって変じゃない?」
「だって普通別売りだよ。モニターとデスクトップ買ったら金無くなったし、ネットもつないでないよ。どうせ学校に情報処理室でネットもプリンタもあるし。」
「(怪しむ声で)ふ〜ん、レポートは手書きなの?」
「まだ手書きのほうが早いし、分析化学とかワープロじゃ打ちづらい式あるからね。」
「ふ〜ん・・、じゃまた。」
プリンタはないと言った途端に、キモトは急に興味がなくなったように会話を打ち切りさっさと去って行った。

 この話をS川に話した。
「やっぱ、あいつちょっと変やろw」
「いくつかわけわからん事言ってたけど、人と交わりたいってなんだ?
 さっきまで教室でみんなといただろうに。」
「あいつ前に、親がエ○○の○人とかいう宗教に入ってたとか言うとったばい。それで教義で色々制約があったんじゃなかと?」
「エ○○の○人って、あの親が教義で輸血を拒否して子供を死なせた宗教か?あれ胡散臭いぜ。」
「それたい。他にも体育で剣道したら駄目とかあるばい。高校の知り合いが小さい頃親が染まっとって、そいつは嫌やけんやめたけどひどかったって話聞いたことがあるたい。」
「剣道が駄目?なんでだ?輸血はなんとなく避妊拒否とかの感覚なんだろうけど。剣道が駄目って変な教義だな。」
「たぶん、人を攻撃するのが駄目とかそんなんたい。それで体育の授業出んけん、退学になったのは不当だとか言って裁判起こしとうよ。」
「それ結果どうなった?」
「剣道は駄目なら、レポートとかで単位を出す処置をすべきだってことで、学校側の負けたい。だからもう教師もエ○○です、体育出ませんって言ったら裁判で負けるけん、かかわらんのやと思うたい。」
「まあ、そうだろうなあ。宗教の教義って言われたらなあ、信仰の自由はあるわけだしな。それで、人交わりたいってことか。どんだけさぼってたんだよw」
「てゆーか、それだけじゃないと思うね。あいつ、友達おらんやったと思うばい。」
「そういえば、○○君に「キモト君って今日なんか変だね」って聞いたら。「いつも変だよ」って返されたよw」
「もうみんなわかっとうねww」

「しかし、Y岡を「彼は使えるよぉ」ってひどかねw散々世話になってるのに。」
「やろ?よく考えたらさ、かなり下に見てるたいw
 Y岡君が仲間に入れてやらんかったら、あいつ昼飯とか一人たい?
 それでもN尾君みたいに颯爽と一人で家で食べて戻ってくるなんてあいつできんやろうし。上から目線で「使えるよぉ」ってのはなあ。」
「なんか、あいつ友達を利用できるかできんかで見てるんだよ。
 ○○さん(俺の名前)もプリンタ持ってて貸したら「使える奴」って思ったかもしれんよwでも持ってないけん、使えないやつってことで去っていったってことばいw」
「たぶん、それだなあ。だって俺もあの後予定あるし、持っててもなんで使わさなきゃならんのよ?たいして親しくもないし、ちょっと世間話しただけなのに。大体、情報室にもプリンタあるし、自分が持ってないのに人が持ってないのを怪しむって変だろ。」
「キモトにしたら、おっ、この僕に興味を持って近づいてきたな、使えるかな?って忠誠心をはかろうとしたんじゃ?(笑)
 普段はY岡君がなんでも貸してくれるから、「Y岡君は僕をわかっている。使える」とか思ってるたいw」
「おいおい、誰もあいつの配下になんか入らんよwY岡君は誰でもウェルカムなだけだからな。」

「あいつ、友達をアイテムか何かと思ってとるみたいやけん、一回言ってやったことがあるたい。
 前にS川が保健管理センター(ホケカンセンター)前で、
「ねぇねぇ。キモト君には友達っているの?」
「ん?Y岡君とか長尾君とかいるよ」
「それはクラスメートでしょ。
 クラスがたまたま一緒になったから口きいてるだけで、ほんとの友達じゃないよ。
 キモト君ってY岡君のことを「使える」とかいってるらしいけど、友達をロールプレイングゲームのアイテムか何かと思ってるんじゃない?
「そんなことないよ・・。」
と言って話の途中でその場から去ろうとするキモト。
 話はまだ終わってないし、都合の悪いことから目をそむける態度にS川は、
「おまえ、ほんとは友達おらんっちゃろう?」
んーっ!そんなこと言うもんじゃないでしょ!!」
 キモトは突如激高し、ホケカン前で周りに通行人がいるにもかかわらず大声で怒鳴ってきた。
 S川が普通に話してていきなりの激高にきょとんとしていると、キモトはフーフーッといいながら、ホケカンセンターへ入っていった。

 それを聞いて俺大爆笑wwS川の「んーっ!」の真似が絶品で、口を閉じて顔に血を貯めて赤くなって言うのだ(笑)
「それでどうした?」
「もうなんかかわいそうになって、追跡せんかったばいw
 たぶん、アイツ普段から血圧とか計ってるとか言うとったけん、中で血圧検査でもしたんじゃ?」
興奮したから血圧が!血圧が!ってかwwもうどこまでネタなんだよw
 でも、人間ほんとの事言われるとキレるってのはほんとだな(笑)。」
「別に普通に話してたのに、図星やったせいか、んーっ!ばいww
 あいつ、ほんとに友達おらんかったみたいばいw」

  キモト伝説3-1「図書館の地下」につづく。
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〜〜〜〜 
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2008年09月13日

キモト伝説2「ドイツ語の単位」

      キモト伝説2「ドイツ語の単位」

 S川からドイツ語の評価が返ってきた時の話を聞いた。
今回は評価が厳しかったらしく、みんなで俺は良だとか可だとか話していた。
 キモトはみんなが今回のテストは難しかったという話を聞いて、安堵したかのようのにんまりとそれを聞いていたが、おもむろに会話にあまり入ってこないS川に
キモト「S川君、ドイツ語の単位どうだった?」
と聞いてきた。
S川「あ?優やったばい。」
S川はさらっと答えた。
 その瞬間!キモトはありえないほどの声で
キモト「えーーっ!?僕が良なのにぃ!!」
と周囲の人が振り返るほどの声で言った(わめくに近い)。
 キモトは、S川が良なのが全くもって信じられないという口調で、再度S川に嘘だろうと確認してきた。
 S川が単位の中身などあまり気にしてないので、「だから優ばい」と単位なんかどうでもよかろ?という感じで答えたが、キモトは納得できないという顔をして、さらにハッとして
「しまった!S川に負けたということがバレてしまった。」
という顔をしてその場から去っていった。

 後日俺と会った時、
S川「あいつ相当俺のことを見下しとうね。」
と笑いながらドイツ語単位事件を話してくれた。
俺 「ほんとかなりS川のことバカにしとうねww
   優取っただけで、S川が僕より上だなんてそんなバカな!ありえない!って思ってたの丸出したいねw」
S川「そうばいw後で考えたらかなり下に見とうとよw
   たかだが語学の単位でこれやけん、他のことだとそうとう思っとうよw」
俺 「キモトの心情を説明すると、たぶん「えーーっ!?僕が良なのにぃ!!」は、
   「えーーっ!?この僕ですら良なのに、バイトや彼女と遊んでいるちゃらちゃら不良学生のS川ごときが優なはずがない!!なにかの間違いだ!これは採点ミスだ、あの教師は僕の優秀性を見抜けなかった駄目教師なんだ!!これは間違ってる!」
   とか内心思っとったはずばいw
   俺とかS川を日頃から遊んでる学生を不良とか思ってとうよ。
   あいつ、サークルもバイトも何もせんと自分は勉強だけやって良やけん、いい加減自分の能力を認めんとあいつやばいよw」

S川「もうね、俺が「良」って言おうもんなら、「フンッ不良学生のS川にしては僕と同じく良とは頑張ったほうじゃないか。生意気に。」で、
   俺が「可」って言おうもんなら、「ほらみろ、やっぱり不良学生S川はそんなレベルか。いや、S川にしたら可でもよく取ったというべきか。これだから不良は・・。」ってなるったい。」
俺 「あははwそうばい。キモトはS川が話題に入ってこないから、絶対評価が悪くて下手したら不可だったのかって思って、S川君ドイツ語どうだった?って聞いてきたんだよ。」

S川 「したら自分より上の優たい。思わず自分は良なのに口走って「うっかりS川に負けたことまで自白してしまった、これは大失態だ!」って気づいて急に冷静を装って、その場を去っていったから、もうプライド守るの必至ばいww」
俺 「ほんと中学生かよwS川に「え?おまえ良なの?バカじゃね?」って言われたらもうプライド崩壊やけん、スタスタ去ったんだよw
  もう腹いてーww
  でも、大学の単位の評価なんかせいぜい院試にしか使わないだろ?」
S川 「そこよ、あいつまだ高校生気分たいwそれかノーベル賞へ向けてとか思っとうとよ。」
俺 「まあ、語学は留学やらでも使えるけど、あいつのは答えがある試験をこなしていけば賞もらえると思ってる感じだな。
   普通、親とかが言わないのかなあ、大学は勉強だけしにいくとこじゃないって。」

 大学の単位ほど取った後は意味がないものはないのだが(中学は内申書、高校は推薦入試で必要だが大学はさほど使わない)、キモトはそれを自分の中で絶対の価値=心のよりどころにまで高めていた。
 そして小中高と違って、大学はクラスメートに変人がいても注意したりするほどの付き合いはしないので、ますますキモトは負けもミスも自分の中ではありえないと、視野狭窄状態にのめりこんでいくのだった。

キモト伝説3「彼は使えるよぉ」につづく
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S川話「キモトの試験逃亡事件」
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キモト伝説2「ドイツ語の単位」
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キモト伝説3「彼は使えるよぉ」
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キモト伝説3-1「図書館の地下」
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キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
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キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」
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キモト伝説6「うるさい黙れ!」
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キモト伝説7「何がバッ!」
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キモト伝説8「子供の落書きだぁ」
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キモト伝説9「スケッチ話補足」「スナメリのスケッチ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112918319.html
キモト伝説10「京都旅行疑惑」
http://cost-off.seesaa.net/article/114596036.html

キモト伝説11「住吉自然公園」
http://cost-off.seesaa.net/article/114631847.html
キモト伝説12「にしむーVSキモト」
http://cost-off.seesaa.net/article/116965718.html
キモト伝説13「くすの木会館事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/118105419.html
キモト伝説14「生態系が把握できない」
http://cost-off.seesaa.net/article/118299365.html
キモト伝説15「木葉、強襲!」
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キモト伝説16「キモト忍法炸裂」
http://cost-off.seesaa.net/article/121631544.html
キモト伝説17「火に油」
http://cost-off.seesaa.net/article/122018689.html
キモト伝説18「第二次キモト宅捜索」
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キモト伝説19「闇に浮かぶキモト城」
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キモト伝説「怒られるよぉ」
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キモト伝説「キモトと麻雀」
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キモト伝説番外編1(ver.2)
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キモト伝説番外編2「キモトとキモト型人間」
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S川版キモト伝説「牡蠣」前編
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S川版キモト伝説「牡蠣」後編
http://cost-off.seesaa.net/article/111082639.html
S川話「キモトの試験逃亡事件」
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『Ouch !、R2、S川版キモト伝説非公開ver.1.2』
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『更新と交信(ver.2)&キモト伝説予告』
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【目次】コラム人物編目次part1
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2008年09月09日

キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」

 大学時代、俺とS川が学外では九州各地に遠征旅行に夢中になっていたが、学内ではキモト観察を熱心にしていた。その中のエピソードの一つ。

    『ノーベル賞2個取る!』

 S川の同期にキモトと呼ばれるクラスメートがいた。彼の奇行は数々の伝説を生んでいた。
 ある教授陣も参加した学科全体の新歓の飲み会にて。併せて、うちの学科の某教授(S川の記憶ではU教授)が理学部の学部長に就任したので、それも祝っていた。当時の理学部は6つの学科に分かれていたので6分の1の確率なのだが、
「これで教授会で理学部の予算いっぱい取ってきて、うちの学科に優先的に回してくださいよー」
とか
「白い巨頭みたいに出世して学長にまで上り詰めましょう!」
とか酒の勢いもあって色々と新学部長になった教授に話しかけていた。
しかし、教授は欲がなく
「いやー、私は自分の好きな研究ができればそれでいいんだよ。」
と、かわしていた。
 うちの理学部はS川が趣味の学部と称したように、出世とか企業との関係よりも自分の好きな分野を追求する教授が多く、のんびりした雰囲気のとこだった。

 ちなみに赴任したばかりのS講師は、農学部出身なのに理学部に就職した理由を
「前は農学部でオーバードクターしてたけど、何が嫌って昆虫を研究したいんだけど、農学部いたら農業とかに役に立つってテーマにしないと研究できないんだよ。
 僕は純粋に昆虫の行動や生態を知りたいだけなんだ。農業に役に立つとか理由を関連づけるのが面倒だったから、理学部だと純粋に生態の研究ができるから来たんだ。おかげでなかなか就職口なくて、30過ぎまでオーバードクターで授業料払って研究してたよ。」  
と、あくまで昆虫研究がしたかった。農業とかの役立つとかの理由付けはどうでもよかったと言い切っていた。さすがは30過ぎて虫取り網を振り回すのが好きなだけあるw
 純粋理論を追求するのが理学部で、応用とか実学は工学部とか農学部に任せればいいとのスタンスそのままだ。

 話は戻って、学部長教授のもとへキモトがやってきた。あまり高くない背に六四に分けた髪、ガリ勉メガネの容貌のキモトは、学部長になった教授に向かって
「そんなことでどうするんですか!僕はノーベル賞2個取ります!!」
と、大声で説教し、かつ宣言した。
 その場にいた他の教授や学生など全員がギョッとして何を言い出すんだコイツは?という目でキモトを見た。
 見ると、キモトは酒を飲んだせいなのか、元々そういう目つきなのか知らないが一般的に目が座ってる状態にあった。相当興奮しているらしく、まるで水木しげるの漫画のような鼻息でフーッとしていた。
 しかし飲み会の席だからといっても、たかだが大学2年の学生が教授に向かってその研究姿勢=生き方にケチをつけるというのはちょっと許されない。誰も無礼講などとは言ってもいないし、そもそも学部長就任のお祝いの席でもあるのだ。
 非常識・・、会場にいた全員の頭にその単語がよぎったが、教授は大人なので、「う、うむ。君も頑張りたまえ」というようなことを言って席を移動した。S川曰く、教授は「こりゃ相手にしておれんばい」って感じで席を立ったそうだ。

 俺は隣にいたS川に
俺 「おい、ノーベル賞目指すのはわかるが、2個ってどういうことだ?
   普通、1個取った人が2個目指すとか、二分野の研究やってて別分野でも受賞ってならわかるが、アイツは教授相手に何をキュリー夫人気取りしてるんだ?」
S川 「アイツちょっとおかしいたいw」 

これがキモト伝説の幕開けであった。

  キモト伝説2「ドイツ語の単位」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/106485722.html

〜〜〜
キュリー夫人(Madame Curie)・・・1903年に夫婦でノーベル物理学賞を、1911年には単独でノーベル化学賞を受賞した。
Wiki「マリ・キュリー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC

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関連記事リンク(ブログ内の記事へ飛びます)
キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」
http://cost-off.seesaa.net/article/106256000.html
キモト伝説2「ドイツ語の単位」
http://cost-off.seesaa.net/article/106485722.html
キモト伝説3「彼は使えるよぉ」
http://cost-off.seesaa.net/article/106746075.html
キモト伝説3-1「図書館の地下」
http://cost-off.seesaa.net/article/110234420.html
キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
http://cost-off.seesaa.net/article/109764817.html
キモト伝説5「キモトのオシャレと最後の砦」
http://cost-off.seesaa.net/article/110184238.html

キモト伝説6「うるさい黙れ!」
http://cost-off.seesaa.net/article/110149550.html
キモト伝説7「何がバッ!」
http://cost-off.seesaa.net/article/112124688.html
キモト伝説8「子供の落書きだぁ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112615876.html
キモト伝説9「スケッチ話補足」「スナメリのスケッチ」
http://cost-off.seesaa.net/article/112918319.html
キモト伝説10「京都旅行疑惑」
http://cost-off.seesaa.net/article/114596036.html

キモト伝説11「住吉自然公園」
http://cost-off.seesaa.net/article/114631847.html
キモト伝説12「にしむーVSキモト」
http://cost-off.seesaa.net/article/116965718.html
キモト伝説13「くすの木会館事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/118105419.html
キモト伝説14「生態系が把握できない」
http://cost-off.seesaa.net/article/118299365.html
キモト伝説15「木葉、強襲!」
http://cost-off.seesaa.net/article/120500616.html

キモト伝説16「キモト忍法炸裂」
http://cost-off.seesaa.net/article/121631544.html
キモト伝説17「火に油」
http://cost-off.seesaa.net/article/122018689.html
キモト伝説18「第二次キモト宅捜索」
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キモト伝説19「闇に浮かぶキモト城」
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キモト伝説「怒られるよぉ」
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キモト伝説番外編1(ver.2)
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S川版キモト伝説「牡蠣」前編
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S川版キモト伝説「牡蠣」後編
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S川話「キモトの試験逃亡事件」
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『Ouch !、R2、S川版キモト伝説非公開ver.1.2』
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『更新と交信(ver.2)&キモト伝説予告』
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キモト伝説まとめて読む→変人話(キモト伝説)カテゴリー
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2008年09月07日

Ouch !、R2、S川版キモト伝説非公開ver.1.2

『Ouch !』
 普段、とっさには出てこないレベルの英語力なのに、一人で風呂場で弁慶の泣き所を打った時にはOuch(アウチ) !とスラスラ出てくる。なぜだw

『えっ?なんて!?』
 普段は、福田首相が辞任しょうとも大相撲力士が麻薬やってようとも、声を発して反応することなどないのに、「やりすぎコージー」でシベリア文太の活舌の悪さには思わず、「えっ?なんて!?」と答えるはずもないTVに向かって言ってしまったw
 前から「すべらない話」でもシベリア文太の活舌の悪さは言われてて、「飯食いに行こう」が「虫食いに行こう」に聞こえるとか、普通に話してて「おまえ酔ってべろんべろんやないか!」と言われたとかネタにされていたが、実物を聞くと納得。
 8割以上全然何を言ってるかわからないwこれはひどいwしかもこれでテレビショッピングの苦情係のバイトやってたなんてw


『コードギアスR2』
 コードギアスR2の展開がすごく気になる。アニメで来週が待ちどおしいのは久々。なによりもその手法が、構想や矛盾をふっとばすぶっとんだ超展開の数々にある。
 なるほど、謎をちらつかせて展開の速さが押し切れば、あとは視聴者が勝手に色々盛り上がるというのは事実だ。EVA以来よく使われる手法だが、あきらかにEVAに比べて展開が速くてすごいが、その分荒さが目立つwwでも面白い。


『S川版キモト伝説非公開』
 せっかくS川からメールで来たS川版キモト伝説『牡蠣』が数時間公開しただけで非公開にした。
 S川版キモト伝説は、キモト視点(主人公が一人称のキモト)での描かれているが、先にわかりやすい俺版(コスト版)の俺・S川視点で奇人キモトをアップして説明しないと、実物のキモトを見てない人には理解されない=誤解されてしまう恐れが大なりと判断し、お蔵入りに。
 メールで来た『牡蠣』の編集と注釈に1時間以上かけたのにお蔵入りは残念である。
 キモトの笑いの要素は、宗教、学歴、思想信条、誇大妄想などちょっとでも誤解されるともう俺とS川のほうが悪役になってしまうので、あの爆笑ネタは俺版『キモト伝説』がアップされるまでお蔵入りは仕方ない。
 数人は読んだかもしれないが注釈読んでも理解不能な点が多かったと思う。人一人を説明するのは、変人であればあるほど膨大な情報の説明がいるとわかった。
 今、アップしてもわかるのは俺、S川、議長(話のネタに散々話して説明したから)の三人だけであろう。実に残念。
ちなみにキモト氏は、
・学部長の教授を相手に「自分はノーベル賞を2個取る!」と真顔で宣言
・矛盾をツッコまれると、北食(北地区食堂)、実験中の立田山、キャンパス内で大声をわめくなどの奇行を連発
・「自分の家の庭は生態系が把握できない」と発言し、それを聞いた俺とS川はどんな大豪邸かとキモト宅の捜索に乗り出す
・某宗教教義で育ったために、大学での講義中に周囲に人だらけなのに「人と交わりたい」と山奥の仙人のようなことを言い出す
などなど、普通に聞いてもネタ=嘘でしょ?と思われる事件が多く、俺とS川の大学ライフのネタには欠かせない特異なキャラクターだったw
 議長に何度「ほんとだって!」と言いながら説明したかわからないw

〜〜〜〜
関連記事:S川版キモト伝説「牡蠣」前編
http://cost-off.seesaa.net/article/111079015.html
S川版キモト伝説「牡蠣」後編
http://cost-off.seesaa.net/article/111082639.html
キモト伝説「ノーベル賞2個取る!」
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キモト伝説3「彼は使えるよぉ」
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