2009年07月11日

Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」

Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」(http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html)の続き。
 

      Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」


「でもコナンの後にやってた頃に平成版ヤッターマンは2回ぐらい観ましたけど、昔の昭和版とはノリが違うんですよ。
 昭和版のは田舎で再放送で観て、確か16時か17時台に月〜金の帯でやったのを観た記憶ありますけど、小学校低学年ぐらいで小さくて内容は断片で覚えてるぐらいで、ドロンジョって名前も実写リメイクされて話題になるまで出てこなかったぐらいですが、ノリがあきらかに今のは違うんで違和感があるんですよ。
 僕が観た昭和版もすでにフィルムが古く感じてて、今のはデジタルだから画面に色のムラとかもなくてきれいでしたけど、ノリは別作品って感じがしましたね」

「うん、ノリは違うね。
 あれは今作ってるスタッフが若くて、昭和版を観てないから昔のノリを知らないんだよ。
 今作ってるアニメの脚本家との打ち合わせで、
 『つまり昭和版でいうと○○の回のみたいな話ですか?』
  って言うと、
 『そーそれ!それ、やりましょう!』
 って返事が来たって話があるぐらいだから、昔のを知らないんだよw」

「あー、そうなんですか。もう昔のを知らない人が作ってるんですね」
 アニメを実写リメイクで成功したといえば、『ゲゲゲの鬼太郎』がありますね。
 あれも最近までやってた平成版(2007年〜2009年3月放送)は、僕が観た昭和版とは違って絵がいかにもアニメのキャラっぽいというか、デジタルでゆとり世代向け鬼太郎って感じでしたよ」

「アニメの鬼太郎は白黒の1作目から始まって5つあるからね。どれを観たかでまた違うんだよ。」

 アニメ版の『ゲゲゲの鬼太郎』は、2008年までに1960年代・1970年代・1980年代・1990年代・2000年代と、各年代ごとに5つのシリーズ作品が製作されている。

「俺は70年代、1971〜72年にやってた2作目が抜群によかったね。
 原作のティストもうまく活かしてるし、今みたいに子供向けに作ってなくてほんとに怖い話もあってさ、よくできてたよ。
 最近のアニメじゃあの内容はできないね。白黒の1作目もよかったし、ちょっと前にはフジ(フジテレビ)で『墓場鬼太郎』(2008年放送)がやってたけど、やっぱり2作目の鬼太郎が一番だよ」

「白黒版は僕の親が若い頃に観てたって言ってましたよ。
 1971〜72年は僕はまだ生まれてないですよw
 たぶん、僕が観てたのは80年代ですね」
「ああ、鬼太郎の声を戸田恵子がやってたやつね」

「たぶん、そうですね。女性でしたから。
 実写映画のほうは、ウエンツ(ウエンツ瑛士)で主演で鬼太郎が外人になってますからね。
 映像的にはきれいでカッコいい鬼太郎でうまくいってますけど」

鬼太郎.jpg
実写映画の『ゲゲゲの鬼太郎』
 ウエンツ瑛士は、ドイツ系アメリカ人の父親と日本人の母親をもつハーフ。見た目はもろ白人。でも英語は話せない。
 実写映画の第1作目『ゲゲゲの鬼太郎』は2007年4月28日公開、興行収入23億。
 第2作目『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』は2008年7月12日公開、興行収入14.5億。

あんなのさあ、本来の鬼太郎のイメージじゃないよ。
 原作の鬼太郎からいったら、雨上がり(雨上がり決死隊)の蛍原とかさあ、シティボーイズのきたろうあたりが近いんだよ。

 二枚目で白人のウエンツってのはやっぱり違うよ。
 蛍原なんか髪型からしてぴったりだよw」

「シティボーイズのきたろうは名前が一緒ってだけじゃないですかw
 雨上がりの蛍原はまあ原作(漫画)のほうに近いかもしれないですが」

 シティボーイズのきたろうは、Wiki「きたろう」によると、
「きたろうと言う芸名は以前、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公・鬼太郎のような長髪でチャンチャンコを着ていて、非常によく似ていたため芸名に使ったとのこと。
 その名前を勝手に拝借したため、原作者の水木しげるが怒っているに違いないと思い、謝罪に行ったが、結構あっさり許しを得たため、現在は水木公認で堂々と使っている。1998年に放送されたスズキのコマーシャルでは『ゲゲゲの鬼太郎』の主題歌の替え歌を歌っていた」。

「あれぐらいでいいんだよw
 漫画のほう鬼太郎はさあ、本来ちょっと陰気な感じもあって、あんなにクールでカッコよくなんかないよ。
 『おい、ねずみ男、飯おごれ』とか言ってポカって殴ったりして、金もなくてせこくてちょっと小汚い感じだよw」

「そうですねw原作はそんな感じですね。
 漫画だとやる気バリバリで妖怪退治というよりも、じゃあ、やりましょうかって感じの時もありますね。
 ウエンツも(原作者の)水木しげるが撮影中に来た時にあいさつしたら、
 『君が鬼太郎役なの?へーそう』って一言言われただけで、後は口聞いてもらえなかったって言ってて、水木さんの持ってるイメージとは違ったんでしょうって話してましたけど、確かにカッコいいけど、原作とは違いますね

「でも仕方ない一面もあるんだよ。
 原作の漫画が描かれた頃と今とでは、だいぶ社会状況が変わったからねえ。
 だって、今どきの街角に妖怪ポストがあって、そこに手紙出すってのがもう変じゃない?

「あー、確かに子供までケータイ持ってますからねw
 いくら子供でもメール使う時代に妖怪ポストに手紙はないですねぇ(笑)」

「あれが通じるのは、高度成長期からぎり昭和50〜60年(1975〜85年)ぐらいかなあ。
 よっぽどの田舎ならともかく、東京はビルだらけだし、地方でも駅前にはどこも高いビルができてる時代に、木の上にある鬼太郎の家なんて実在すると思わないよ。
 もうそこで現実感がないっていうか、リアルじゃないんだよ。
 だから原作のティストそのままでやるってのは難しいだろうね」

「あの鬼太郎ハウスがあったロケ地は、沖縄の国頭村って沖縄本島の北の端ですからね。
 あの風景を探すのは苦労したと思いますよ」
 
 「鬼太郎ハウス」のロケ地は沖縄県国頭村にあるやんばるの森で、地理的条件やらで開発から取り残された場所で自然が残っていた。
「鬼太郎ハウス」はロケ後、同村の安波の「やんばる学びの森」のトレッキングコース入り口に移築されている。


Mさん話「最近の打ち合わせ事情」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/124937613.html


追記:偶然だが、実写映画の『ゲゲゲの鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』7/31、8/1にフジテレビで地上波放送する。

〜〜〜〜
参照:Wiki「ゲゲゲの鬼太郎 (実写映画)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%81%AE%E9%AC%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E_(%E5%AE%9F%E5%86%99%E6%98%A0%E7%94%BB)

Wiki「ゲゲゲの鬼太郎 (アニメ)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%81%AE%E9%AC%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)

関連記事:『生まれたときから「妖怪」だった』
http://cost-off.seesaa.net/article/108137202.html
『水木しげる指名手配?』
http://cost-off.seesaa.net/article/126562855.html
Mさん話「映画談義」
http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html
Mさん話「映画の文法、表現の方程式」
http://cost-off.seesaa.net/article/103435242.html
Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
http://cost-off.seesaa.net/article/120560117.html
『鬼太郎チーム』
http://cost-off.seesaa.net/article/17491333.html

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2009年06月21日

Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」

Mさん話「映画談義」(http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html)の続き。


    Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」

「アニメの『ヤッターマン』は去年の年末で終わるって話があったけど、それじゃ実写映画のヤッターマンの宣伝にならないからって、今年の三月まで延長になったんだよ。で、4月以降も時間帯変わっても延長してやるってことになったんだよ」

「そうなんですか。月曜のコナンの後にやってて時間帯が変わったんですよね。」
 アニメ『ヤッターマン』は、2009年4月からそれまでの月曜19時台から日曜7時台前半に移動した。

「早朝に時間帯変わるんだから、視聴率は取れてなかったんだろうね。
 それで年末に終わって言われてたのが、実写映画が当たったから春まで延長して、四月からも続けてさらにアニメの映画まで作るってなっちゃんだよ。
 実写がこんなに当たるとは思わなかったって関係者が言ってるぐらいだからね。
 みんな深キョン(深田恭子)のドロンジョ見たさに劇場に行ったんだよw
ドロンジョ深.jpg
実写版『ヤッターマン』の深キョンドロンジョ
ドロンジョ深2.jpg
深田恭子のドロンジョ

 ヤッターマンは2009年3月に公開された実写版に続き、アニメ版の映画も2009年8月22日に松竹系にて公開予定。タイトルは『劇場版 ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!』。

「実写ってそんなに客入ったんですか?
 確かに深キョンのドロンジョはセクシーでしたが、キャスト発表の時はアニメのイメージと違うとか、演技は微妙とか言われてましたよ」
「うん、演技はうまくはない。だけど段々慣れてきて、あれは下手うまで良いって評判なんだよ。
 そしてなにより観にいったのは、昔のアニメを観てた世代でそれが実写を観て「監督や作り手からヤッターマンへの愛を感じる」ってなかなかの評価を受けてるんだよ」

「え〜、だって大抵アニメを実写(映画)にするとコケてるじゃないですか?
 イメージ壊したとかアニメファンが怒るって言うパターンで。『キャシャーン』(『CASSHERN』)なんてひどい映画の代名詞になってますよ」

「それが監督の三池 崇史
 「ヤッターマンを撮るのが夢だったんです」
 とか言ってて、はじめは三池 崇史のイメージとは全然違うから何言ってるんだ?って思って調べたら、1960年生まれでヤッターマン観て育った世代なんだよ」

「三池監督ってどんな作品撮ってるんですか?」
「三池崇史っていったら、『殺し屋1』とか『着信アリ』でバイオレンス物とかホラーとかバリバリの撮ってるよ。それがいきなり「ヤッターマンが夢でした」だからね。
 何を180度逆のこと言い出したんだと思ったねw

 でも、観た人が言うには「監督から愛を感じる」んだよ。本当に好きだったんだよ」

「そうだったんですか。確かTVのインタビューで
 「もし失敗したら、好きだったヤッターマンを自分で壊してしまうのが怖い」
 みたいなことを言ってたのは覚えてますけど、あれは本音だったんですね。
 てっきりお金仕事で撮ってるんだと思ってましたけど、夢だったんですかw」

「深キョンのドロンジョを見たさで行った人も多いんだろうけど、予想以上に客が入ったそうだよ。
 同じ日テレ製作の『おっぱいバレー』のほうは予想より全然入ってないらしいけど、あれはタイトルでウケ狙いに走りすぎたんじゃないかな。
 で、ヤッターマンもアニメ延長して映画も作るってことになってるから、ひょっとしたら実写の映画の第二弾もあるんじゃないかっていううわさも出てるぐらい動員数がいってる」

「実写映画の効果でアニメが引っ張られたんですね。
 『おっぱいバレー』はタイトルが恥ずかしくて窓口で言いづらいってヤフーのトップニュースに上がってましたからね。
  確かに窓口でおっぱいとは言えないですよw」

「簡単にいえば深キョンが綾瀬はるかに勝ったんだよ。
 でも、俺としてはドロンジョは深キョンよりも観月ありさかなあって思うね」
「ああ、『ナースのお仕事』の」
「そりゃ、観月ありさだと歳がどうだとかあるけどさ。
 ドロンジョってのは本来背が高くて、ちょっとヒストリーっぽいような一面もあって、一方で「いい女は振り返らないものなんだよ」って言う台詞もあって複雑な部分があるから、俺なら観月ありさを選ぶね。
 でも今回は深キョンで当たりだったんだよなあ」

「アニメの映画も作るんですか?なんだか展開早いですね。
 一年ぐらい前から企画練るもんじゃないんですか?」
「今はもうそんな前から準備しないんだよ。実写の影響があるうちに作って公開して客呼ぼうってことなんだよ。
 だから現場は大変だろうね。レギュラー放送してるのに急に映画化決定!夏に公開って言われても、誰が描くんだよって話だよw
 でも、『おっぱいバレー』と比べても全然当たったから、実写の第二弾もあるんじゃないか?ってうわさだけど、それはまだ決まってないね」

「実写の映画は観てないんですけど、そんな簡単に第二弾って作れるんですか?」
「だってヤッターマンだよw話なんてどうとでも作れるよw」

  Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」と
http://cost-off.seesaa.net/article/123288136.html
実写版の感想→実写版「ヤッターマン」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/129274245.html
『夜ノヤッターマン』と『ワードナの逆襲』(2015年2月アップ)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-642.html

〜〜〜〜
参照:Wiki「ヤッターマン (映画)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

「ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3_(2008%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)

関連記事:Mさん話「映画の文法、表現の方程式」
http://cost-off.seesaa.net/article/103435242.html
Mさん話「映画とディレクターズカット」
http://cost-off.seesaa.net/article/98197272.html
Mさん話「原作付きアニメ化」
http://cost-off.seesaa.net/article/100823059.html
Mさん話「最近の打ち合わせ事情」
http://cost-off.seesaa.net/article/124937613.html
実写版「ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/129274245.html

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2009年06月14日

Mさん話「映画談義」

Mさん話「DAICON4(庵野監督)」(http://cost-off.seesaa.net/article/120560117.html)の続き。


      Mさん話「映画談義」

 2009/06/13.昨夜、今年の正月以来半年ぶりにMさんと駅前の居酒屋で飲んだ時の会話。

「最近映画で面白いのあった?」
「最近観たのでは、えーっと・・『容疑者Xの献身』が評価Aですね。」
「ああ、『ガリレオ』ね。堤真一が出てる。TV版は観てた?」
「そうです、『ガリレオ』の映画版で、福山雅治主演でゲストが堤真一です。
 TV版も観てましたけど、これは良かったですね。Aランクですね」

「もうDVDになってるよね。今度観てみるよ。他には?」
「他は『デトロイト・メタル・シティ』もDVDで観ましたが、これは普通ですね。
 ほんとふっつーで、可もなく不可もなくってところでした」

「『デトロイト・メタル・シティ』かw松山ケンイチ主演のやつだよねぇ。
 松山ケンイチは『デスノート』のLはメイクとかもそっくりで、役もはまっててよかったけど、TVドラマはこの前の『銭ゲバ』といい、当たりがないよね」
「確かにL役の当たりで一気に有名になりましたけど、ドラマは『銭ゲバ』といい、その前の『セクシーボイスアンドロボ』といい、ドラマはどうも恵まれてないというか当たってないですね」
「L役のインパクトがでかかったからね」

話題はハリウッド映画に移る。
「元々日本のアニメは、ハリウッド映画を目指してて、ハリウッドに追いつけ追い越せでやって来たんだよ。
 でも、最近はハリウッド映画を作ってる人達がジャパニメーションに影響を受けたとか、日本アニメをリスペクトしてるって言い出してるからね。
 いつの間にかひっくり返っちゃったんだよw」

『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟(監督)も、『攻殻機動隊』(『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』)に影響受けた、インスパイアされたって言ってましたね。
 というか、後頭部にプラグを差すとことかまんまですけどねw」

「そう。昔はこっちがハリウッド観て「あれをアニメでやろう!」ってやって作ってきたのに、今度はアメリカでそれを観て育った世代がハリウッドでジャパニメーションみたいなのをやろうって作ってるんだよ」
「考えるとすごいですね」
「うん、映画の影響ってのは馬鹿にならないよ」

   Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html

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関連記事:Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/123288136.html
Mさん話「映画とディレクターズカット」
http://cost-off.seesaa.net/article/98197272.html
『秋葉の偶然(Mさん夫妻)』
http://cost-off.seesaa.net/article/119077793.html
『ドラマ会話09年5月』
http://cost-off.seesaa.net/article/121185458.html
アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
http://cost-off.seesaa.net/article/148768078.html

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2009年06月03日

Mさん話「DAICON4(庵野監督)」

Mさん話「DVD化後編」(http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html)の続き。


    Mさん話「DAICON4(庵野監督)」

 7月3日午後9時から日本テレビ系の金曜ロードショーで、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版」(TV用の再調整版)がテレビ初放映される。放送時間は21:00〜22:54。
 同シリーズの劇場版が地上波ゴールデンタイムで放送されるのは新旧劇場版を通じて初めてで、庵野監督にとってはアニメーターを務めた映画『風の谷のナウシカ』『火垂るの墓』以来の同枠での放送となる。

 俺の予想では視聴率20%を超えそうだw今年三月に同じ時間帯の金曜ロードショーで放送した『ルパン三世VS 名探偵コナン』は19.5%だったから、それは超えるだろう。

 正月(2009/01/03)にMさんと話した時にはまだこの話はなかったが、その関連話。

「『電車男』って観てた?」
「TV版のドラマのほうなら観てましたよ。映画版は観てないですけど」
「うん、TVのほうオープニング(以下、OP)ってアニメだよね?」
「そうですね。なんでアニメのオープニングなのか不思議でしたよ。
 OPに秋葉原がチラッと背景に出ますけど、中身はOPのアニメとあまり関係のない普通の実写のドラマですからね」
「あれは、庵野監督(以下、庵野)が学生時代に作った自主制作アニメでDAICON4ってのがあって、それをパロディしてるんだけどあれは出来が悪いねw
 庵野が学生時代に作ったほうが出来がいいよ」

「え、電車男のOPのアニメもそんなに悪くはなかったですよ。
 元は作ったのはだいぶ前でしょう?CGもない頃に学生が作ったほうが出来がいいんですか?技術的には今のほうが上じゃないんですか?」
「確か1983年とかそれぐらいだったと思うけど、全然元のほうがいいよ。
 DAICON 4(ダイコンフォー)って、アルファベットでDAICONに4かIVって検索してごらん。ネットで観れるはずだから。
 だいたい5分ぐらいの作品だよ」

参照動画:『DAICON IVオープニングアニメ』
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=XFGo041te08&feature=related
もしくはこっち↓
http://www.youtube.com/watch?v=lyVqIkJ69VA&feature=related

「そんなに違うんですか?」
「学生だけど、庵野とかあとでプロになる面々が作ってて、それで上映会して人が集まってイベントが成立するぐらいだからね。
 すごいアニメを大阪の学生が作ったって当時話題になったよ。東京と大阪で上映会やってたよ」
「今後検索して観てますよ」
「うん、観たらわかるよ、とにかく本家のほうがセンスがいいんだよ。
 よく動くし細かく描き込んでるし、電車男のほうは動きや展開までそっくり真似してるんだけど、全然だよw」

「島本和彦が漫画『アオイホノオ』で、自分の大学時代の話で同級生の庵野監督の話書いてますけど、パラパラ漫画でも全然うまくて書き込みもすごくて、コイツにはかなわないってこと書いてましたよ。
 その中で学生がアニメを自主制作しょうとしたら、ものすごく金がかかるからセルを半分に切って、サイズを小さくして枚数増やしたとか書いてましたね」
「えっ?島本和彦と庵野って大学(大阪芸術大学)の同期なの?」
「いや、それはわからないですけど、漫画だと同期でクラスメートって設定になってましたね」
※『アオイホノオ』の単行本で島本和彦と庵野監督は対談をしている。

 Wiki「島本和彦」によると、
「庵野秀明とは大学時代の同期で、入学式最初のグループ作りの時に「死にそうな顔をした」(島本談)庵野を発見するも、席が遠かったという理由で一緒の組にはならなかった。
 しかし以後も個性の強い庵野の事は気になっていて、島本は自分の描いたアニメの制作課題(人が走って近づいてくる動画)が、庵野の制作課題(緻密に描かれた車の上に車が落ちてくる動画)と比べて天と地の差があることに衝撃を受け、アニメでは彼には敵わないとして漫画の道を進むことに決めたという」
とある。
(参照:Wiki「島本和彦」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E6%9C%AC%E5%92%8C%E5%BD%A6

「じゃあ、庵野監督は学生の頃からアニメのエリートみたいなもんだったんですか?」
「今はエヴァの大ヒットで有名だけど、それまではオリジナルがなかなか出来ないって悩んでたって話を聞いたことがあるよ」
ナディア(『ふしぎの海のナディア』)があるじゃないですか。NHKで全国放送して人気出たじゃないですか」
「ナディアの三人組(グランディス一味)は『ヤッターマン』のドロンジョ一味の三人組でしょ?」
「あ、・・そういえばそうですね。
 ヤッターマンは最近また実写映画や平成版をやってたからわかりますけど、昔のは小さかったんで内容忘れててナディアを観ててもパロディだって意識しなかったですよ」

『トップをねらえ!』は知ってる?」
「ああ、ガンバスター(GunBuster) ですね。ビデオで6巻ぐらいのやつですよね」
「よく知ってるねぇ」
「友達にO村Tってアニメや漫画に詳しい友達がいたんですけど、
そいつんちにいけば田舎じゃ放送してなかったエヴァも本放送時にどうやってか手に入ってましたからねw
 そこで『トップをねらえ!』も観ましたね。アニメとかはO村Tの影響がでかいですね」

「あれだって『エースをねらえ!』のパロディだからね」
「それはタイトルだけでしょうw
 だって、テニスのスポーツ物とロボット物は全然違いますよw」
「いや、そうじゃなくて主人公は新人(の女の子)で、先輩のお姉様がいて、コーチがいてっていう人間関係がまんまパロディなんだよ。」
「あーーっ、そうだ。そうですね、まんま一緒ですねw
 全然気づかなかった・・。まあ、『エースをねらえ!』は観たことないですけど、TVとかで紹介されてるのは観てると、人間関係や配置が一緒ですね」
「だからタイトルが「トップをねらえ!」になってるんだよw」

「ナディアの最終回あたりはどうだった?」
「よかったですよ。ホーミングレーザー!とかバリアにはバリアだ!とかw
 派手にドンパチやって、主人公側は一隻で相手の大要塞のような宇宙艦に挑むって、ビデオで何回も戦闘シーン観ましたよ」
「あれはヤマト(『宇宙戦艦ヤマト』)だね。
 台詞とか傾いたエレベーターとか松本零士風の計器類とかそっくりだよ。ここまでやるか(真似るか)っていうぐらいにw」
「う〜ん、あれはヤマトだったんですかw確かにあの計器類は見覚えがあります。
 でも今はもうパロディされる側になってますよね」

Mさん話「映画談義」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html
Mさん話「宇宙戦艦ヤマトの影響」
http://cost-off.seesaa.net/article/159421895.html

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参照:Wiki「DAICON FILM」
http://ja.wikipedia.org/wiki/DAICON_FILM

関連記事:Mさん話「ガンダムとエヴァ@」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
Mさん話「視聴率・肆(四)」
http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html

Mさん話「『ガンダム』を創った男たち。」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-640.html
Mさん話「特撮話・ゴジラ」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-479.html

アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
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アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ2)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-5.html

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2009年05月31日

普通日記(09/05/31)&アクセス解析「台湾」

 長文のMさん話、キモト伝説、S川話、旅行記などは調べたり思い出したりして時間がかかるので、時間がない時は日記やTV雑記、画像記事をアップ。あと、ごくたまにアクセス解析の記事をアップする。


  『普通日記(09/05/31)』

・給料が入ったので、プールに行ってゴーグル忘れたら気楽にその場で買って泳いだ。ああ、金があるっていいなあw
 でも、ない時に覚えた自炊のスキルもこれはこれで大事だ。サバイバル技術。

・ブログにも何回かコメントをくれたご近所のク・アトロさんが、引っ越して行かれました。
引越しおつかれ様でした。
 でも都内で30分とかからない引越しだと思うけど、丁寧に挨拶のレスくれてて、そんなに遠くないのになあ?と思った。
 自分が田舎から上京する時は、トックリとか地元の友達に何か挨拶言ったかどうかも覚えてない。どうせ帰省で会うし、友達が東京に来たら会うしで、さほど気にもしなかったw
 実際、東京にいても田舎の友達には年に1〜2回会うし、S川が鈴鹿にいた時も京都旅行のついでに鈴鹿まで行って会えたし、連絡がついてればどこでも会う気になれば会えるだろうって思ってる。


  『アクセス解析「台湾」』

 アクセス解析を見ると、毎月コンスタンスに5〜10回ぐらい台湾からのアクセスがある。
5月は6回アクセスがあった。
 国内なら検索で来たんだと思うし、1回きりだったら検索で偶然ヒットしたんだと思うが、毎月台湾からってどういうことだろう?
 言うまでもなく台湾に知り合いはいない。というか、海外に知り合いはいないw

 言語も中国語/台湾 (zh-tw) で同じような件数が来てるから、現地の日本人が見てるというわけではないようだ。
 このページを中国語で表示したらどうなるかはわからないが、可能性として
・京都などの観光情報を検索している
・海外のアニメファンがアニメとかマンガの情報を見ている
・内容はわかってないが、画像だけ見ている
と、これぐらいだろうか。
 中国語や英語でコメントされても困るが、日本語でコメントできるならコメントしてほしいものだ。

夕日200905.jpg
2009年5月の夕日

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関連記事:Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
http://cost-off.seesaa.net/article/120560117.html

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2009年05月23日

Mさん話「DVD化後編」ver.1.1

Mさん話「DVD化前編」(http://cost-off.seesaa.net/article/119673798.html)の続き。


     Mさん話「DVD化後編」

「DVDにする時に特典映像とか付いてますよね。
 本編の中身をちょっと追加したり作り直したりすると、それ見たさに売れ行きよくなると思いますけど、あれは簡単にはできないんですか?
 TV放送だと時間なくて雑になった部分とかが、よく映画版だときれいになったりしてるじゃないですか。」

「映画版は映画製作予算が付くからできるけど、普通のDVD化で作り直すなんてまずできないよ。
 確かに放送に間に合わないからって出したけど、納得してない箇所はあるよ。100%の満足のいく出来じゃなくて、時間なくてもう仕方なしに納品してることのほうが多いよ。作り直しできるならみんな作り直したいって思ってるよ。自分の作品だからね。
 でも予算が付かないんだよ。絵を自分とこで作り直しても、撮影するのにスタジオ借りなきゃならないし、スタジオ代に音も変えるなら音響スタッフのギャラ、台詞変えるなら当然声優のギャラが発生するからね。

「あー、そうですね。スタジオ代に声優代がかかりますね。
 追加や作り直す部分って1分もないから、漫画家がコミックスの時に書き直すみたいに簡単にできると思ってましたが、それはお金かかりますね。」
「そうだよ、1分しか撮り直しシーンがなくてもスタジオは1時間とか2時間いくらで貸してるし、台詞が一つしかなくても声優だってプロだから一本分のギャラが発生するよ。
 放送してCM枠があるわけじゃないから、スポンサーもつかないしね。
 それをどれだけ売れるか確定してないDVDでやって、作り直しの分の費用が回収できなかったら大変だからね。売れたのに赤字になっちゃうよ。
 漫画だと極端にいえば、漫画家一人で描き直すことだってできるけど、アニメはそうはいかないよ。」

 アンパンマンの作者・やなせたかしは、著書の『人生なんて夢だけど』で、自身が美術監督として参加した手塚治虫のアニメ映画『千夜一夜』(1969年公開)の大ヒットに触れて、
「作品そのものは、後半があまりにも急すぎて雑になっていたのが心残りでしたが、興行的には大成功! しかし驚くべきことに手塚治虫は、完成作品をまた何度も修正してしまうんですね。そのためにお金がかかって結局利益はゼロ。」
と書いている。

「でも、エヴァのDVDはちょっとだけシーンを追加したり、絵を変えてましたよ。パッケージの収録時間も25分より長いんですよ。
 その追加のシーンに謎のヒントがあるのかと思って、その1分の追加シーンがどう変わってる気になってレンタルして観ましたよ。」

「えっ、エヴァってDVDで変えてたの?でも、せいぜい絵を差し替えるぐらいじゃないの?」
「いえ、輪のような使途(アルミサエル、23話)が零号機を侵食・融合しょうとして、それをレイがA.Tフィールドを反転させて取り込んで自爆するってシーンで、TV版だとそのまま普通に爆発するんですが、DVD版だと過去の使途の模様(肉塊)が一瞬ばーっと出て、その後に爆発するんですよ。
 それ観て、この1シーンだけでも借りたかいがあったって思いましたよw」

「へー、そうなんだ。」
「一番わかりやすいのが、ヤシマ作戦の最後のレイの顔ですね。シンジが「笑えばいいと思うよ」って言った後のレイの顔が全然きれいになってましたよ。」
「あれは浮いちゃうぐらいきれいになってたよねw」

 Wiki「新世紀エヴァンゲリオン」によると、
「第弐拾壱話から第弐拾四話までをソフト化するにあたりオンエアフォーマット版(TV放送版)とビデオフォーマット版の2つのバージョンが存在する。
 オンエアフォーマット版(TV放送版)は、本放送およびその再放送にて放送されたもので、ビデオフォーマット版はソフト化する際、第弐拾壱話から第弐拾四話までについては大幅な増補・修正が行われている。
 ビデオフォーマット版は設定や登場人物の描写をより詳しくしたものであり、劇場版総集編『DEATH』の新作カットも一部加えられるなど内容が豊富であるが、TV放送版であるオンエアフォーマット版とは違い1話25分弱の枠に収まっていないため、話のリズムやテンポに違いがある」

ビデオフォーマット版での追加・修正シーン
第23話(EPISODE:23')
 * 第16使徒と物理的融合を果たした零号機の機体から、それまで出現してきた使徒の形をした肉塊が発生する。
* 同じく第16使徒と接触を果たした初号機にのるシンジの手から無数の小さなレイが浮かび上がる(一部劇場版から)。
* 露出した零号機のコアが使徒を抑え込み、膨張するシーン。およびそれらが圧縮されていくシーン。
* 爆発する寸前の零号機が一時的に劇場版のような巨大なレイの姿に。
* ゲンドウと冬月がレイのダミープラグを見上げるシーン。
* 地下に廃棄されている未完成のEVAの数が増加。
* 水槽に浮かぶレイの数が増加、また乳首が追加。
* リツコの回想シーンにおいて、セカンドインパクト時の資料や2体の巨人が繋がった映像が次々とオーバーラップする。ただしこのシーンは、リニューアル版DVDでは削られている。
* リツコの回想シーンにおけるBGMの変更。
(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3

「あと、ガンダムだって先日放送してた「1stガンダムの映画版のメモリアルBOX」版(2007年12月発売)も、昔のDVDと違ってミハルのエピソードが入ってたり、ジャブロー戦も曲が哀戦士に戻ってましたよ。」

「だって1stガンダムは売れるのが確実にわかってるねw初回生産数も桁が違うよ。
 ガンダムとエヴァは特別だよ。100%出せば売れるって前提で出すから、お金かけてシーン追加したり、音入れ替えたり再編集できるんだよ。
 でも、シーン足して、付加価値を付けたら売れるってのはほんとそうなんだよ。
 (エヴァの)GAINAXは商売がうまいんだよなあwあれは見習うとこだよ。」


<追加09/05/30>
 2007年9月に公開された映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が7月3日午後9時から日本テレビ系の金曜ロードショーでテレビ初放映される。
新劇場版第2部『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が6月27日に公開されるのに併せて放送するもので、放送されるのは再調整が施されたバージョンで、公式の呼称は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版」
 同シリーズの劇場版が地上波ゴールデンタイムで放送されるのは新旧劇場版を通じて初めて。

 この金曜ロードショーデビューに庵野秀明総監督がコメントを寄せた。庵野監督にとってはアニメーターを務めた映画『風の谷のナウシカ』『火垂るの墓』以来の同枠放送で、
「金曜ロードショー、古くは水曜ロードショーは子どものころから僕の憧れでした。 その枠での放映は大人になってからの僕の夢でした。 今回、それがようやく叶います。ありがとうございます」
と、監督としてのゴールデンタイムデビューの喜びを語った。

 「DVD化」は完。
Mさん話「DAICON4(庵野監督)」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/120560117.html

〜〜〜〜〜
関連記事:Mさん話「視聴率・壱」
http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html
Mさん話「視聴率・弐」
http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html
Mさん話「視聴率・参」
http://cost-off.seesaa.net/article/117772707.html
Mさん話「視聴率・肆(四)」
http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html
 Mさん話「ガンダムとエヴァ@」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
・Mさん話「映画談義」
http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html
・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html

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2009年05月17日

Mさん話「DVD化前編」

Mさん話「視聴率・肆(四)」の続き。
(http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html)


     Mさん話「DVD化前編」

「放送後にDVD化して出荷何万本とかやってますけど、あれは評価されるんじゃないんですか?
 それに昔の作品もDVD化すれば売り上げになるんじゃないですか?レンタル屋は必ず買うわけだし。」
DVDが何本売れても、製作側にはあくまで一本分作る分のギャラしか来ないんだよw
 売れれば権利持ってる会社の儲けにはなるけど、アニメーターはあくまで一本作っていくらっていう契約だからね。
 DVD化しても売れなきゃ当然赤字になるから、採算取れないとDVD化できないよ。」

「DVDの売り上げは回ってこないんですか、てっきり何%かもらってると思ってたんですけど。
 映画だと動員数が悪くてもビデオやDVDが売れて資金回収できたとか聞きますけど、アニメーターは一本作る分だけだったんですか。
 そういえば、江頭2:50も『PPPするぞ!』のDVDのギャラが驚くほど安かったっていってましたけど、DVDの売り上げでバックはないんですか?」
「う〜ん、あんまり聞いたことないねぇ。
 でも、映画はポケモンだったかな?興行収入が目標の何十億円突破したら、アニメーターとその家族も一緒に海外旅行へ連れていくって話は聞いたことあるね。
 ポケモンだったかちょっと自信ないけど、確か家族も連れていっていいって話だったと思うよ。映画はそういうボーナスっぽい話はあるんじゃないかな。」
「家族もOKなんですか?まるでプロ野球の優勝旅行じゃないですかw」

「採算取れないとDVD化しないっては、どこもそうだと思うんですが、どれぐらい売れたら採算取れるんですか?」
「そうだねぇ、全国のレンタル屋に1本ずつ入ってトントン(プラマイ0)ってところじゃないかな。それに小さい店だと入れない場合もあるからね。
 伝説で一番売れなかったDVD-BOX(ビデオ全巻セット)ってのは、全国で64個しか売れなかったっていう話があるからねw65個だったかな?」
「いや、64個でも65個でもどっちにしろひどいですよww
 レンタル屋も買ってないんじゃないですか、それ在庫ってどうするんですか?」
「まあ、廃棄だろうねwせっかく作ったのを粗大ゴミみたいに機械で壊したんだろうね。
 置いておくのも倉庫とか場所代かかるし、64個じゃ置いておいてもその先いくつも売れないだろうしね。」
「完全に赤字じゃないですかw」
「赤字だよw
 だから、そんな伝説もあるから採算が取れないとDVDにならないんだよ。」
「でも、エヴァとか人気あるやつは大きい店だと2本以上入れてる店もありますからね。1巻入れたら大体全部入りますし、あとは個人のファンがどれだけ買うかですね。
 プロ野球みたいにDVDの売り上げも出来高にして、何万本いったら何%は製作側に来るって契約になればいいですね。」

「そういえば、田舎でツタヤ(TSUTAYA)の店員やってる友達も、新作の時には10本ぐらい入るけど、旧作になったら2本ぐらい減るのはなんでかっていうと、8本はリース会社から借りてて、自分達の店で買うのは2本ぐらいって言ってました。
 だから、新作で10本入れて貸し出し中になっても、リース会社からレンタルしてる8本はレンタル料を払わないといけないから、400円とか500円の新作料金取っても、レンタル料引くと儲けは50〜100円でほとんどないそうですよ。
 10本全部買っても、新作の時期が終わると過剰在庫になるんで。
 でも新作をずらっと置いておかないと客自体が来なくなるんで、リース会社からレンタルしてでも入れておくってことらしいです。
 リース会社は、たぶん戻ってきたのを中古とかで回してるんだと思いますよ。」

「あれはレンタルなのかwなんだよ、買ってないのかよw」
「でも2本は自分とこで買ってるし、それはレンタル料発生しないんで丸々儲け(著作権料はのぞく)になるそうですよ。
 それか5本とか大目に買った場合は、新作の時期が終わればチェーン店に回すか、自分とこの中古コーナーで売ったりしてると思いますよ。
 旧作になったら10本も置いてないってのはそういう訳らしいですよ。」
「へー、そうなんだ。」

「友達の働いてるツタヤだと、アニメのコーナーはクレヨンしんちゃんとアンパンマン、ケロロ軍曹が回転が早くて常にレンタル中で、売り上げの多くをたたき出してるって言ってましたよ。
 ほかが悪くても、その3つが常に回ってるからうちは持ってるって。」
「(レンタル屋の)役には立ってるんだ。」
「ケロロとか田舎だと放送してない場合がありますからね。
 でも漫画とか映画は全国でやってるから知ってるんですよ。ケーブルTVでも見れますが、普通田舎だとTVで放送してない分はレンタルで見る比率が高いんですよ。
 それに一話完結の話だと、どっからでも観れるからレンタルしやすいと思いますよ。1巻から順に見ないと話がわからないってことじゃないんで。」
「でも小さい子供だと借りられないんじゃない?」
「やっぱり親が借りるんでしょうけど、親にしてみたら数百円でレンタルしておけば、子供は2時間ぐらい大人しく観てるわけですからね、どっかよそに連れていくより全然楽ですよw」
「そうかぁw」

   『DVD化後編』につづく
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関連記事:Mさん話「視聴率・壱」
http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html
Mさん話「視聴率・弐」
http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html
Mさん話「視聴率・参」
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Mさん話「視聴率・肆(四)」
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Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
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2009年05月10日

秋葉の偶然(Mさん夫妻)

 気温がぐんぐん上がって都内は夏日になった。季節は夏側に来たようで、体調も機嫌もすこぶるいい。
 ノートPCのキーボードの隙間を掃除機で吸ってて、Hのキーが取れてしまったので秋葉のツクモのサポートセンターへ持ち込みに行った。
 ツクモは去年民事再生の手続きを申請したとのニュースがあったが、電話するとまだサポートはやってるとのことだった。

 JR秋葉原駅の電気街口を出ると、いきなり外人の孫悟空がいたw
090510akiba.jpg
秋葉駅前にいた外人の孫悟空(スーパーサイヤ人)のコスプレ
駅前にいるメイド喫茶のメイドはもう珍しくないが、外人の悟空を駅前で見るとは思わなかったw

 その後、てくてくと日曜の秋葉の街をサポートセンター目指して歩くと、何やら祭りの神輿が見えてきてた。
090510akiba2.jpg
神田祭・神輿宮入(秋葉原周辺)
090510akiba3.jpg
(ドコモSH905iで撮影)
 聞いてみると神田祭の神輿宮入とのこと。昨日はケロロのアニメの曳き物も出たそうだ。
まったく知らずに来たので、見れたのはよかったがデジカメを持って来てないからケータイで撮るしかない。SH905iのカメラは撮りづらいが仕方ない。
 大津祭や琵琶湖花火大会の時もそうだったが、偶然イベントに出会う確率は高いほうだ。

 しかし、道が祭りの集団でふさがれていて直進できないので、ブロックごと迂回して、ツクモのサポートセンターに着いた。
 自動ドアのボタンを押して入ろうとすると、腕をトントンと叩かれた。
イヤホンで音楽を聴きながらだったので、ひょっとして落し物でもしたのを教えてくれたのかと思って振り返ると、ブログに出てくるMさん(と奥さん)がいた。
 まったくの偶然で、考えもしなかった場所で会ったので驚いて
「あ!Mさん」
と、一旦中に入ったがすぐに出て、
「ちょっとPCのキーボードのボタンが取れたんで修理に来たんですよ」
と挨拶したら、
「あ、こっちはうちの(家内)」
と奥さんを紹介された。
「はじめまして」と言って、一瞬考え込んでしまった。

 そう、「コストです」と言うべきなのか、本名の「○○です」と言うべきなのか、完全に迷ったのだw
 普通は本名だし、Mさんはコストの名前じゃなくて本名で知り合って、後からブログを読んでくれたわけだし、やはり本名で言うべきか、と考えてるうちにMさんは察してくれたのか、
「こちらはコストさん」
と紹介してくれて、えっ?という顔をしてる俺に
「うちのは日記やブログ読んでるから」
と俺に説明してくれた。
奥さんも「あー、あのブログの」という顔をしてる。

 よかった、いきなり初対面で日本人顔で名前が「コスト」ってオフ会でもない変な人だと思われるかと心配したw
 Mさんと会うのは正月(09/01/03)以来だ。
「ほんと偶然ですね。てっきり秋葉原のゲーセンの知り合いがいたのかと思いました。」
「いやー、ひょっとしてそうかなあと思って。
 さっきこっちに歩いてきたとこだから、ちょっとでもズレてたら中に入ってて気づかないで通りすぎるとこだったよ。」
「ほんとそうですよ。一旦は店の中に入ってましたからw
 僕もさっきここ神輿行列で通れなくて、ぐるっと回ってきたとこなんですごい偶然ですよ。あるんですねーこういうこと。」

 と、話しつつ本名も一応言っておかねばと思ってると、4月から名刺が変わったのを思い出して、事情を説明して名刺を渡すと、Mさんからも名刺をもらい、知り合って1年以上経って初めて名刺交換することに(笑)。
 Mさん話の記事は去年からもう20本以上書いてるのに、まさか秋葉の路上で偶然会って名刺交換するとは思わなかったw

「まだアップしてない話があって、それをアップしたら連絡しょうかと思ってたんで」
 今年に入って書いた記事(ガンダムとエヴァ、視聴率)の9本は、正月の話をずっと4ヶ月も書いてるのだ。それでもまだ2本ぐらい話が残ってる。捨てるところがない。
「よく覚えてるよねー。3時間とか4時間話すんだけど、それを覚えてるんだよw」
とMさんが奥さんに説明。実は居酒屋で閉店まで5時間も居た時もあったw
「いやあ、面白いと覚えてるんですよ。
 仕事だとその場で聞いて、レコーダーで録音もするんですけど、お堅い難しい話なんで全然覚えてないですよw」
 面白い映画だと2時間あっても覚えてるが、つまらない授業だと1時間でもあまり頭に残ってないのと同じだ。

「Mさん話の時だけ、普段は一日100アクセスのところが倍の200とか250アクセスが来るんですよ。ブログでMさん話が一番人気ですよ。」
「いやあ、そんなことないだろうw
 でもなんで急にそこだけ増えるんだろうね?」
「randalさんっていう、ガンダムとかアニメやマンガ関係のサイトを紹介するページにMさん話の記事だけリンク張って紹介してくれるんですよ。
 そこから30〜40人は来ますね」
(randalさんのブログ「シャア専用ニュース」http://randal.blog91.fc2.com/
 randalさん、いつもありがとうございます。)

「なるほど、紹介してくれるからなんだ。」
てな話をして、
「すいません、サポートで今日中にPC直しておかないといけないんで、また連絡します」
「がんばってねー」
と挨拶して解散した。

 偶然ってすごいなあ、秋葉の偶然。神輿が作った偶然。
 幸いPCのほうもキーボードの構造がはめ込み式だったので、部品の交換もせず、取れたパーツがそのままはまって使えた。3年間の保証つけてるが、修理に出すと明日の仕事に支障がでるとこだったから助かった。
 会社はPC持ち込みだから、仕事用に安いのを買ってこのノートPCは修理出せるようにするか。ま、給料待ちだ。

残ってる2話→Mさん話「DVD化前編」
http://cost-off.seesaa.net/article/119673798.htm

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関連記事:Mさん話「視聴率・肆(四)」
http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html
Mさん話「ガンダムとエヴァC音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
Mさん話「DVD化後編」
http://cost-off.seesaa.net/article/120060868.html
・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html
・Mさん話「最近の打ち合わせ事情」
http://cost-off.seesaa.net/article/124937613.html
・Mさん話「演出の役割1」
http://cost-off.seesaa.net/article/125503014.html

『大津祭part1曳山』
http://cost-off.seesaa.net/article/115910843.html
『大津祭part2からくり人形』
http://cost-off.seesaa.net/article/115947054.html
『桜組って誰?in秋葉原(2010/10/23)』
http://cost-off.seesaa.net/article/166954141.html

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2009年04月20日

Mさん話「視聴率・肆(四)」&手塚治虫漫画の壁画

Mさん話「視聴率・参」(http://cost-off.seesaa.net/article/117772707.html)の続き。


     Mさん話「視聴率・肆(四)」

「でもね、(放送の)時間帯が悪くても必ずしも評価されないとは限らないんだよ。
 ケロロ(ケロロ軍曹)なんか、ゴールデンどころか何度も時間帯が変わってるけど、それでも人気が出てもう5年目か6年目だからね」
「えっ、時間帯変わったりしたんですか?
 ケロケロエースとか雑誌の表紙にもなってるし、春にはまた映画にもなるのにそんな扱いだったんですか」
「そうだよ。今は土曜朝10時だけど、視聴率が取れない時間帯でやってたこともあったよ」

(注:『ケロロ軍曹』は、現在テレビ東京で土曜朝10時に放送されているが、本放送時間は一時期金曜17:30変更されていた。
 2008年2月23日の放送分で総話数が200話に達しており、中国・香港・台湾・韓国・フランス・イタリア・スペインでも放映されている。
 劇場版第4弾『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』が2009年3月7日に全国公開された。)

「なるほど、時間帯が悪くてもいい作品は人気出るんですね」
「だけど、人気が出ても予算は視聴率や時間帯によるから、ギャラは安いまんまだって聞いてるよw」
「タレントみたいには上がらないんですねw」

 これと似たような話がアンパンマンの作者・やなせたかし著「人生なんて夢だけど」で書かれていた。
 説明するまでもないが、アニメ『それいけ!アンパンマン』は今年21年目で、1988年10月から続いている長寿番組である。だが、アニメ化決定までは「こんなアニメが受けるはずがない」と酷評され何度もキャンセルされた。
 アニメ化が決定するも、テレビ局が用意した時間帯は当時再放送しかやってなかった月曜の5時「何をやっても2%しか出ない時間帯」で、制作会社も「二クール六ヶ月の予定ですが、せめて一年は続けたいです」とあいさつしている。
ちなみにローカル枠で全国4局のみの放送だった。
(注:同著には5時とだけあり、午前か午後かは不明)

 やなせたかし自身も
「視聴率が最低の時間帯ならそれ以下には下がらない。上がるだけです。」と述べ、当時を振り返って
「ぼく自身も病気あがりで、いいことは何ひとつなく、昭和天皇のご病状はますます悪く、新番組スタートの恒例イベントも自粛。全く期待度ゼロの灰色の空へ、アンパンマンはごくひっそりと飛び立ったのです。」
と書いている。

 それがこの時間帯では考えられない7%という数字をたたき出し、1989年3月には文化庁テレビ優秀映画に選ばれることになる。
 その後、全国放送になり(時間帯は相変わらず最悪)スポンサーもたくさんついて、アンパンマンブームと騒がれるようになった。
 視聴率7%と言われてもピンとこないので、最近の作品と比較してみると、
『機動戦士ガンダム00』日曜17時放送
ファーストシーズン平均視聴率:4.85%(最高視聴率:6.1%、最低視聴率:3.8%)
セカンドシーズン平均視聴率:4.47%(最高視聴率:6.3%、最低視聴率:3.0%)
2シーズンの平均視聴率:4.66%

『鋼の錬金術師』の平均視聴率:6.06%(最高視聴率…8.4% 最低視聴率…3.7%)

『コードギアス R2』の平均視聴率:2.67%(最高視聴率…4.0% 最低視聴率…1.4%)

2009/03/27.金曜ロードショー・21時放送『ルパン三世VS 名探偵コナン』は19.5%
月曜5時の7%がいかにすごいかがわかる。
同時に特番とはいえ、『ルパン三世VS 名探偵コナン』が20%近くを取ってることから時間帯の影響は相当でかい。

 余談だが、同著ではこの時期を
「一九八九年一月七日、昭和天皇は八十九歳の生涯を終えられた。東京に霧雨が煙る寒い日、昭和というひとつの時代が終わりました。
 「昭和」が「平成」に変わって間もない一九八九年二月九日、巨星手塚治虫死去。鉄腕アトムは、アンパンマンとすれ違う」

と記している。

 やなせたかしは手塚治虫より10歳上で現在90歳(1919年生)。手塚治虫のアニメ映画『千夜一夜物語』(1969年劇場公開)に美術監督として参加しているが、
「天才手塚治虫の才能には唖然茫然。(僕とは)月とスッポン。神様と毛虫。
 〜途中省略〜 天才手塚治虫をもってしても、アニメと漫画の両立というハードな作業を続けるのは無理で、六十歳の若さで倒れたのは残念無念口惜しい限りです」と書いている。

 さらに余談だが、JR山手線高田馬場駅と武蔵野線新座駅の発車メロディーは「鉄腕アトム」の主題歌、駅前にガンダム像がある西武線上井草駅は「翔べ!ガンダム」、高知駅はアンパンマンのマーチである。
 鉄腕アトムのメロディはそれぞれの駅でアレンジが異なり、高知駅は2008年の建替え後の新駅舎から採用らしく故郷ながら未確認。
 JR四国では、やなせたかしが高知県出身なのにちなんでアンパンマン列車も運行されている。
高田馬場駅前壁画A.jpg
高田馬場駅前の手塚治虫漫画の壁画

 話を2009年正月に戻す。
「今、毎週新作アニメを何本作ってると思う?」(注:新作=再放送ではない物)
「えーっ、日に2,3本ぐらいはやってますよね、20本ぐらいですか?」
「30本以上作ってるよwそれに映画も平行して作ってるから慢性的に人手不足だよ。
うまいアニメーターは当然限られてるしね」
「そうか、映画も公開のだいぶ前から企画して進めてるんですよね?」
「もう人気作品は毎年春や夏公開って決まってるからね。ドラえもんとかポケモンとかね。
 だから一年ぐらい前からレギュラー放送と平行して作ってるよ」

「去年のドラえもんの映画(『のび太と緑の巨人伝』)の興行収入が33億とか聞きましたけど、ドラえもんでも毎年30億で300万人とかコンスタンスに入ってますよね。
 いい作品であればお金出しても人は見ますし、リメイクでも十分入ってるわけのはすごいですね。
 普通の邦画だと毎年毎年この数字は出せないですよ」
(注:ここ数年の映画ドラえもんの興行収入
   30億5000万円 ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
   32億8000万円 ドラえもん のび太の恐竜2006
   35億4000万円 ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
   33億7000万円 ドラえもん のび太と緑の巨人伝)

「ニーズはあるんだよ。
 だから毎週毎週新作を30本も40本も作るんじゃなくて、数を絞ってその代わりゴールデンやいい時間帯で質の高い作品を放送すべきだと思うよ。
 ゴールデンの枠を確保して、そこに予算と人を集中的に回してクォリティの高い作品を作ったほうがいいんだよ。そうすれば、いい作品で注目度も高くなって、視聴率も取れるだろうしね」

「そうですね。ドラマでいう月9みたいな枠がアニメでもあればいいですね。
 視聴率が取れてCM効果が高ければ、スポンサーはついて来るってのが今までのパターンですし、それに頑張れば予算もギャラもいいゴールデンでやれるってのはモチベーションにも関わりますね。
 クイズ番組なんかいっぱいあるんだから、一つぐらいアニメにしたほうがかえっていいと思いますよ。明らかに安パイ切っての横並びばっかりですよw」

「でも、視聴率についてTV業界の人とも話したことあるけど、一番おかしいと思ってるのはTV局の人だったよw
 局の人が一番変だって言ってたよ(笑)」
「あははh、そうだったんですかw」
「だって、視聴率なんて家庭用の録画機能付きのビデオが出た時点でもうあやしいんだよw」
「ぶっちゃけ一言で言うとそうなりますね(笑)」

 視聴率話は完、「DVD化前編」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/119673798.html

〜〜〜
参照:Wiki「ケロロ軍曹 (アニメ)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%83%AD%E8%BB%8D%E6%9B%B9_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1)
「じんせいなんて夢だけど」やなせたかし著/フレーベル館

関連記事:Mさん話「視聴率・壱」
http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html
Mさん話「視聴率・弐」
http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html
Mさん話「視聴率・参」
http://cost-off.seesaa.net/article/117772707.html

『龍馬伝』視聴率(2010/4/19-25)
http://cost-off.seesaa.net/article/150524787.html
『2009年映画興行収入トップ5』
http://cost-off.seesaa.net/article/140163753.html

Mさん話「ガンダムとエヴァ@」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
Mさん話「ガンダムとエヴァAスポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113010701.html
Mさん話「ガンダムとエヴァB続・スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113203782.html
Mさん話「ガンダムとエヴァC音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
Mさん話「ガンダムとエヴァDモチベーション」
http://cost-off.seesaa.net/article/115749045.html

『生まれたときから「妖怪」だった』
http://cost-off.seesaa.net/article/108137202.html

続きを読む→高田馬場駅前の手塚治虫漫画の壁画

2009年04月19日

Mさん話「視聴率・参」

Mさん話「視聴率・弐」(http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html)の続き。


     Mさん話「視聴率・参」

「視聴率を取るなら当然ゴールデンの午後7〜8時台に放送するしかないよね。
 でも今、全国ネットのキー局のゴールデン枠でアニメやってるのは、日テレのコナン(名探偵コナン)が入ってるアニメ7と、テレ朝のドラえもんとクレヨンしんちゃんが入ってる金曜の枠の二つだけなんだよ。
 テレ東はポケモンとナルト(NARUTO-ナルト- 疾風伝)をゴールデンでやってるけど、全国ネットじゃないからね。」

「そうですね、テレ東は関東ローカル(と一部地方)ですね。」
「サザエさん、ちびまる子ちゃんは6時台だからゴールデンとは違うしね。。
 だから、本来コナンのテレビ7とテレ朝のゴールデンのアニメはライバルなんだけど、
「お互い頑張ろう、ゴールデンにアニメを残そう。アニメの灯を消すな」
 って応援しあってるんだよw
 だって片方がなくなったら、もうゴールデンで仕事する場は一つだけになっちゃうからね。」

(注:この会話した2009年正月時点では、名探偵コナンは月曜7時から放送されていた。
   しかし、2009年4月にアニメ枠(アニメ7)が廃止され、コナンも土曜18時台に移動した。これにより1994年10月から継続されていた読売テレビ制作の月曜19時台のアニメ枠が幕を閉じ、日本テレビのゴールデンタイム(19時台)からアニメが姿を消した。)

「僕が子供の頃は、夕方や夜にアニメけっこうやってたと思いますよ。
 夕食食べながら見てた記憶ありますから。
 でも今はもう2枠ぐらいなんですか。減りましたねぇ。」
「ほんとそうだよ。これだけチャンネルあって2枠だけだからね。
 俺の子供の頃なんかゴールデンで裏番組もアニメやってたんだから。ビデオが普及してなかったから、どっちを見るか真剣に悩んでたよw
 裏番組を録画できないから本当に面白いほうを観てて、人気があるほうが残るっていうガチンコの闘いだったよ。」

「今は深夜でやたらアニメやってますけど、いくらいい内容でも深夜だと普通寝てるし、まず子供は見れないでしょう。
 でも録画しても深夜ってすぐ時間ズレますよね?あれじゃ視聴率も何もないですよ。」
「そう、何かあったらまずズレるよねw
 さっきも言ったけど、血が駄目とか内容的に色々クレームが来るから深夜でやるしかないってことが多いけど、俺の子供の頃はタイガーマスクとか子供向けのアニメでもバンバン血を出してたよ。
 それがいつ頃からか段々制約が増えてきたし、今は夕方に放送しても子供は塾とか部活で見れないって考えが出てきて、とうとうゴールデンでもやらなくなってきた。」

「あー、塾かあ。それもまあわからなくはないですが、アニメだろうがドラマだろうが、いい作品ならゴールデンでやっていいと思いますよ。
 それに深夜の視聴率取れない時間帯で、録画率も評価されないんだったらいい作品であっても認められないじゃないんですか?」

「そうだね、いい作品作って社会的にもワーッとブームなるような評価を受けるって難しくなってるね。
 それに深夜だとスポンサーもなかなかつかないからし、予算がどうしても低くなる。
 そうなると、ほんとはこのシーンは見せ場だからたくさんの人数かけて、うまい人呼んだりCGの特殊効果も派手に使ってやりたいって思っても予算の壁があってできないってことになるんだよ。
 これがゴールデンだったら、全国放送でCM枠も高く売れるからスポンサーも大企業がついて、予算も一気に増えるからやりたい演出ができるんだよ。
 そういう意味でゴールデンにアニメがなくなるってのは、アニメ界とっては一大事なんだよ。


「番組予算は、まずTV局がかなり取って(ピンはねして)から制作会社に回すって聞いたことありますけど、日本のアニメも世界的に評価されてて、海外にも売れてそうとう重要な産業なのに日本のTV界じゃそういう位置づけなんですか。まずいじゃないですか?」

「良くないよwだから視聴率だけの基準で評価されると困るんだよ。
 これまでのアニメの歴史ではガンダムとエヴァが社会的にブームになった二大作品だけど、アニメが深夜放送だけになったらあれだけのブームになるような作品は出て来にくいね。」

   「視聴率・肆(四)」につづく
(http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html)

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関連記事:Mさん話「視聴率・壱」
http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html
Mさん話「視聴率・弐」
http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html
Mさん話「DVD化前編」
http://cost-off.seesaa.net/article/119673798.html

『龍馬伝』視聴率(2010/4/19-25)
http://cost-off.seesaa.net/article/150524787.html
『2009年映画興行収入トップ5』
http://cost-off.seesaa.net/article/140163753.html
「キャプテン翼芸人」&書店専務との会話
http://cost-off.seesaa.net/article/141660472.html
【目次】コラム人物編目次
http://cost-off.seesaa.net/article/107966008.html

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2009年04月03日

Mさん話「視聴率・弐」

Mさん話「視聴率・壱」(http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html)のつづき。


     Mさん話「視聴率・弐」

「でも見たい番組が重なったら、より好きなほうを録画するってダウンタウンの松本も言ってましたけど、何度も繰り返し観たいほうを録画しますから録画率も評価されてもいいと思いますけど、CM飛ばすから基準にならないか・・、結局昔っからの視聴率が基準になるって、う〜ん・・。
 受験ですらスポーツ推薦とか一芸入試だとか、帰国子女枠や社会人枠とか色々増えてるのにTV界って視聴率だけなんですか?」

「視聴率だろうね。ほかに基準になってるの聞いたことないでしょ?
 だから局のプロデューサーが、視聴率のモニター世帯に自分の番組見るように金渡して事件になったりするんだよ。」
「えっ、そんな事件あったんですか?」
「あったよ。5年ぐらい前に、日テレだったかな?けっこうニュースになってたよ。」
「でもよく調査世帯がわかりましたね?」
「そんなの探偵とかの調査会社に頼めば簡単に調べてくれるよw」
「あ、調査会社か。そうか、全部の世帯わからなくてもいいわけだし、調べればわかるか。
 でも、金渡しても本当に見たかどうかはわからないし、見なくてもバレないんじゃないですかw
 確認できない以上、本当に見てくれてるかもわからないですね。」

「だから視聴率なんて元々あやしいんだよw
 操作しようと思えばいくらでもできるじゃない?数字だからね。」
「そうですね。これまでバレなかっただけで、過去に同じようなことをやってた人もいたと思いますよ。」
2003年に11月に「日テレ視聴率操作事件」が発覚し、問題のプロデューサーは懲戒解雇された。

「そんな事件もあって視聴率だけが基準ってのはおかしいって気づいてるのに、TV局行ったら「祝☆20%突破!!」って垂れ幕があったりするからね。」
「ドラマとかでよく見ますけど、垂れ幕は本当だったんですねw」
「ほんとだよw高視聴率の番組名の下に(紙で作った)花をつけたり、選挙の当選みたいな光景があるよ。」

「でも、昔から視聴率がいい=番組(作品)として素晴らしいは限らないってのは言われてますよね?
 放送時の視聴率悪くてもDVDとか再放送で人気が出て、続編や映画ができた作品も多いですよ。『トリック』や『木更津キャッツアイ』とかもそうですし、1stガンダムも視聴率悪くて打ち切りされてて今年30周年ですよ。
 あと自然や野生生物、世界遺産、歴史、教育用番組なんかも視聴率取れなくても、いい作品や必要な番組ってのは多いですよ。」

「うん、視聴率と作品の出来や中身とは必ずしも一致しないね。
 視聴率は番組の中身を見て評価してるわけじゃないからね。
 でも、芸能人やタレントにとっては毎分の視聴率が出るから、それでタレントの評価がわかるから意味はあるんだよ。
 嫌だったらチャンネル変えられて下がるし、良いと上がるからまたあいつ呼ぼうってことになるからね。」

「ああ、よく「あいつが出ると毎分上がる」とか「あいつは数字持ってる」とか言いますね。
 でも、去年(2008年)の紅白では、羞恥心のところが50%近く出たってなってましたけど、あれはワールドカップやオリンピックと同じで、その時に生で見ないと楽しめないって物だからですよ。
 裏番組のダウンタウンの(ガキの使い)「笑ってはいけない新聞社」が、15%だったからって内容的に紅白に負けてるとは思わないですよ。
 どうみても「笑ってはいけない」のほうは録画してて、後でゆっくり観たに決まってますよ。」

「TV局も20%突破!って垂れ幕やっても、これだけで番組の評価を決めるのはおかしいって思ってると思うよ。
 だけど評価基準が視聴率しかないから、視聴率が高い=いい番組ってなって、CM枠も高く売れてスポンサーも多くつくってなるからやってるんだよ。
 おかしいとみんなわかってる、でも基準が視聴率しかないんだから、それを無視してはやれないだろうね。
 いい番組だからって視聴率無視して作って、CMも売れないスポンサーもつかないってなると企業として成立しないからね。」

「となると、質のいい内容の番組や長いスパンで見た良質な作品を作るよりも、今視聴率を取れる物を作るって方に走っちゃいますよね。」
「だから「視聴率主義の弊害」とかもうだいぶ前から言われてるよw」

    「視聴率・参」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/117772707.html

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関連記事:Mさん話「視聴率・肆(四)」
http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html
Mさん話「ガンダムとエヴァC音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
Mさん話「ガンダムとエヴァDモチベーション」
http://cost-off.seesaa.net/article/115749045.html

『龍馬伝』視聴率(2010/4/19-25)
http://cost-off.seesaa.net/article/150524787.html
『2009年映画興行収入トップ5』
http://cost-off.seesaa.net/article/140163753.html
【目次】コラム人物編目次part1
http://cost-off.seesaa.net/article/107966008.html

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2009年04月02日

Mさん話「視聴率・壱」

Mさん話「ガンダムとエヴァDモチベーション」(http://cost-off.seesaa.net/article/115749045.html)の関連話。


      Mさん話「視聴率・壱」

 2009年正月、駅前のファミレスにて、テレビ(以下、TV)の視聴率についてMさんとトーク。
「そもそも視聴率って何だろうね?あれって合ってんのかねぇ?」
「一応、サンプル世帯からデータ取ってるから、統計学的(推定値)には大体合ってるってことになってますけど。」
「TVにつけた機械の数値はあってるかもしれないけど、実数だよ。
 実際のところ、TVが本当に見られて数字通りにCM効果があるかってことだよ。」
「あー、それはわからないですね。
 あくまで機械はTVがどのチャンネルについてたかどうかですから、本当に見てたかどうかはわからないですねw
 それを馬鹿にしてネタにしてるのが探偵ナイトスクープの視聴率調査ですよw」
探偵ナイトスクープの視聴率調査では、探偵が実際の放送時間中に各家庭を回ってTVのチャンネルを直接調査する。

「だろ?チャンネルはつけてても、CM中はトイレ行ってたり洗い物したりしてTVの前にいないことなんてよくあるじゃない?
 部屋にいても、友達とケータイで話してたり、本読んでたりしてCMを見てないことだってあるわけじゃない。もっといえば、見てなくても習慣でただつけてる人も多いよ。
 だから、視聴率は本当の実数を把握してるとは言えないよ。」
「そうですね。あくまでも、その時間帯にどのチャンネルがついてたという証拠にはなっても、番組やCMをきちんと見ていたという証明にはならないですね。」

「それにサンプル数って言っても、取り付ける機械は(調査世帯に)一台だろう?
 でも実際は昔みたいにTVは一家に一台ってわけじゃなくて、今は子供の部屋にも普通にあるし、ケータイでも見れる時代だよ。
 親がリビングでつけてる番組と子供が部屋で観てる番組は違うのに、リビングのほうだけカウントされるってのは変じゃない?」
「あー確かにそうですね、今は一人一台で、ワンセグもありますから、調査するなら同じようにしないと正確な数字とは言えないですね。
 でも、(調査の)機械を一家庭にTVの台数分設置するってのはありえないですねw」

TVの台数も周りの状況も変わってるのに、調査方法は昔とそう変わらない方法でやって、それで出た数字を昔の一家に一台の時代と同じように視聴率視聴率って評価の絶対の基準にしてるんだよ。
 そういうあやふやな数字だけで、番組や作品の評価が決まってさ、時間帯とか予算だとかまで全部決まっていくんだよ。
 おかしな話だよ。」

「ビデオの録画率はどうなんですか?
 深夜アニメとかは時間帯的に視聴率は取れなくても、録画率は高いってのがありますよ。」
「録画率はCMが飛ばされるから、参考程度にはなっても評価の基準にはならないんだよ。
 あくまで基準は視聴率だね。」
「そうか、ビデオだとCM飛ばせますねwCMカットで録画できるし。
 なるほど、なんで録画率が評価されないのか今わかりましたよw」

    「視聴率・弐」につづく
(http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html)

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関連記事:Mさん話「視聴率・参」
http://cost-off.seesaa.net/article/117772707.html
Mさん話「視聴率・肆(四)」
http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html
Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
http://cost-off.seesaa.net/article/120560117.html

『龍馬伝』視聴率(2010/4/19-25)
http://cost-off.seesaa.net/article/150524787.html
『2009年映画興行収入トップ5』
http://cost-off.seesaa.net/article/140163753.html


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2009年03月27日

「ガンダム創世」大和田秀樹著

 今発売中のガンダムエースの「ガンダム創世」(大和田秀樹著)を読んで爆笑w

以前、Mさんとの会話で
「シャアの声優は、SEEDでデュランダル役やってましたけど、どう聞いてもシャアに聞こえますよw」
「池田秀一さんね、あの人はもうゲームも含めて20年以上もシャアの声やってるからね。
 もう他の役はやりづらいと思うよ」
 うわさではSEEDの監督は、デュランダル役を演じるに当たって、あえてシャアでやってほしいとリクエストしたとの話がある。
 ちなみに今年(2009年)はガンダム30周年。

「アムロの声優(古谷徹)さんは、ダブルオー(ガンダムOO、2ndシーズン)のラスボスやってますけど、アムロっぽくないから気にならないですよ。
 似てるけど役に合わせて声変えてるし、アムロには聞こえないですね」
「アムロアムロって言うけど、僕らにしたらあれは星飛雄馬の声だからねw」
「あっ、アムロの声って『巨人の星』の星飛雄馬だったんですか。
 そういえば、サイダーのCMで星飛雄馬出てましたけど、言われたら同じですね。
 あー気づかなかったです。そうか、アムロって星飛雄馬だったんだ」

 俺は『巨人の星』を見たことはないが、この時期キリンレモンのCMで巨人の星が使われていた。
(関連話:『アニメーターのギャラ(Mさん話5)修正版』
    http://cost-off.seesaa.net/article/96287580.html

 この会話を踏まえて、ガンダムエースの「ガンダム創世」を読むと爆笑w
 内容は、1stガンダムの「親父にもぶたれたことないのに!」のアフレコ場面で、アムロの声優・古谷トオルが監督から何度も駄目出しを食らい、とうとう殴られてしまうというシーンで、
殴られた古谷トオルは、
「くそっ・・星ヒューマがアムロをやるのがそんなに気に入らないのかよっ
 だったら自分でやりゃあいいんだっ!」


 と思うシーンがあるのだけど、上のMさんとの会話を思い出してコンビニで笑いそうになったw
 富野監督の描写もスキンヘッドにサングラスで異常にカッコよく描かれているし(誰だよこれw)、ちゃんと1ページ目のタイトルの下に
「この漫画はフィクションであり、実在の団体・個人とは関係ございません」
のテロップがあり、実にウケるw

参照・画像あり→アサガヲBlog:http://asagawo.blog.shinobi.jp/Entry/1088/

 基本的にガンダムエースは、「THE ORIGIN」と「トニーたけざきのガンダム漫画」ぐらいしか読まないのだが、今後は「ガンダム創世」も読むことにした。
 大和田秀樹、面白れーww

ちなみにあおり文句は
「今明かされるガンダム誕生秘話!!満を持して連載開始!!!」
完全にネタに走ってて実いいw

Mさん話「『ガンダム』を創った男たち。」につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-640.html

Mさん話「アニメ映画はヤマトから始まった&ガンダム劇場版」にも関連内容あり。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-216.html
http://cost-off.seesaa.net/article/241581870.html

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関連話:Mさん話「ガンダムとエヴァ1」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
Mさん話「ガンダムとエヴァ2スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113010701.html
Mさん話「ガンダムとエヴァ3続・スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113203782.html
Mさん話「ガンダムとエヴァ4音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
Mさん話「ガンダムとエヴァ5モチベーション」
http://cost-off.seesaa.net/article/115749045.html

Mさん話「巨人の星@」
http://cost-off.seesaa.net/article/189624266.html
Mさん話「巨人の星Aオズマの最期」
http://cost-off.seesaa.net/article/191717021.html

『大人の事情(皆殺しの監督)』
http://cost-off.seesaa.net/article/92528294.html
アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
http://cost-off.seesaa.net/article/148768078.html

続きを読む→Mさん話関連記事目次一覧

2009年03月16日

Mさん話「ガンダムとエヴァDモチベーション」(ver.1.2)

Mさん話「ガンダムとエヴァC音楽と切り貼り」(http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html)の関連話。


    Mさん話「ガンダムとエヴァDモチベーション」

 今月で終了のガンダムOOもいよいよ終盤で盛り上がる中、話は今年の正月(2009/01/03)に戻る。
 駅前のファミレスにてMさんとトーク。
「ガンダムOOは2ndシーズンから急に面白くなりましたよ。
 正直、1stシーズンはSEEDにも届かないのかって思ってましたけど、2ndシーズンから本気になったような感じで、急に良くなりましたよ」
「(1stシーズンの)最終回は観たけど面白かったよ。」
「最終回は面白いかどうかで言えば、それは面白かったですよ。
 高円寺のタニさんとかも良かったって言ってましたし」
タニさんは「俺がガンダムだ!」の台詞もはまってて、最終回に満足げだった。

「ただ、ラスボスの機体(アルヴァトーレ)が満足できなかったんですよ。
 超火力の巨大なモビルアーマーにバリア、ファングがついてて、それがやられたら中から黄金のジム(アルヴァアロン)が出てくるって、まるでカツカレーの上にさらにオムレツを乗せたみたいですよw
 なんでも足し算して重ねればすごくなるって発想が納得いかなかったんですよ。
 だって、あれだと武器とか装備の紹介だけで使いこなす前に終わっちゃうじゃないですか?
 一品料理で勝負して味や料理法の奥深さみたいな、この武器は実はこういう風にも使えるんだってとこがなかったですよ。基本だけで終わったみたいな。
 あと、なんでラスボス(アレハンドロ)がパイロットでもないのに、ノコノコ最前線に出てきて「自分の手で倒す」なんて行動を取るのかも不自然でしたよ。
 ギレンとかデュランダル議長とか裏で操ってる政治的な立場の者が、急に不確定要素の大きい戦場に出てくるってのが変でしたよ。」

 歴史上には、攻撃機に乗って自ら偵察に行って死んだ山本五十六もいるが、圧倒的に勝っている有利な状況でパイロットでもないラスボスが戦場に出てくるのには疑問だった。 

「1stシーズンの前半は、敵の機体に太陽炉(高速エンジンみたいなもの)がないってことで、まったく敵にスピード感がなくて戦闘も一方的に勝ってそれで「武力介入成功」って、もう戦闘シーンはSEEDに完全に負けてましたよ。
 でも終盤から敵も太陽炉持つようになって、互角の戦いになってからは迫力出て、2ndシーズンは初っ端から盛り上がって全然別人が作ってる感がありましたよw
 ここまで来るのに前フリ長いなあって思いましたよw
 でもこの前の「メメントモリ攻略戦」(2nd,13話,2008年12月放送)なんかすごかったですよ。
 今までで一番の出来でしたよ」

「色んなとこから2ndシーズンはいいって聞くね。
 ネットでも評判いいみたいだね」
「(製作側は)ネットの評判なんか見てるんですか?」
「そりゃ見てると思うよwやっぱり気になるじゃない」
「視聴率ならともかく、ネットとか2chなんか絶対にバカにしてチェックしてないと思ってましたよw
 絶対的に立場が上じゃないですか。無視すればそれまででしょう?」
「評判とかは聞こえてくるからね。絶対にどっかからか現場の耳に入るよ。
 だって自分の作品だから、評価は即モチベーションにつながるよ。
 評判良かったら、よしっもっと頑張っていいの作ろうって思うしね


「あ、やっぱそうなんですか。評判いいとモチベーション上がるんですね」
「そうだよwガンダムなんて特に昔からのファンも多いし、1stとか昔の作品と比較されちゃうわけじゃない。
 自分や業界仲間もガンダム観て育って、その影響でアニメ業界に入った人もいるから当然注目度高いよ」

「そういえば、この前のヤフーか何かのトップニュースに、
 「ネットの叩きが現場のモチベーションを下げている」
 ってインタビュー記事がありましたよ。
 見なきゃそれまでと思ってましたけど、ネットの叩きがそんなに気になってるとは思ってませんでした。
 たぶん、叩いてるほうを真剣に書いてるわけじゃないと思いますけど、やっぱりガンダムの看板ってのはでかいですよ。
 どんな内容で誰が作ってるか知らなくても「ガンダム」って付いてれば、とりあえずチャンネル合わせるって人はそうとういると思いますよ

「それは多いだろうね。
 でもさあ、そんなに文句ばっか言うんなら観なきゃいいじゃんって思うよw
 現場はギリギリのスケジュールで頑張って作ってるのに、ただTV観て文句ばっかり言われたらたまんないよ」

「う〜ん、それはそうなんですけどw
 僕にガンダムをダビングして送ってくれたN条って友達がいるんですけど、
 そいつは富野監督のガンダム作品だけがガンダム、つまりN条は
 「宇宙世紀のガンダムだけをガンダムにして、監督も違って宇宙世紀じゃない別の次元の話にガンダムってつけるな」
 って考えなんですよ。ある意味それも正しいんですよ。
 もし「ガンダム」って付いてなかったらそこまで叩かれなくて、その代わりそこまで注目されなくて、普通に良い作品ってだけで終わったと思いますよ」
「そういう点じゃメリットとデメリットあるよね。
 歴代ガンダム作品の中に入って注目されるけど、間違いなく比較されて評価されちゃうからね」

「でもね、ネットの叩きは昔はもっとひどかったんだよ。
 エヴァのTV版のラストは変になったじゃない?
 放送終了直後からネットの書き込みはひどかったよ。
 平気で「庵野殺す」とか書いてあって、監督はノイローゼ気味になって自殺とかまで考えたそうだよ。
 「こんなことになってしまって・・もうこの業界で仕事できないかもしれない」って」
「そこまでいってたんですか。
 12年前ですよね?当時はまだネットとか2ch知らなかったんですが、そんなにひどかったんですか?」

「ひどいなんてもんじゃないよw悪口ばっかだよw
 それまでさあ、「すごいアニメだ!」って絶賛してて、最終話放送終わったら一気に手のひら返したように悪口一色だったよ。
 毎週毎週放送楽しみにして、いよいよ最後はどうなるんだろうって時に間に合わなくて、ああいう形になったから怒るのはわかるけどさ、
 それまではすごいクォリティで、手抜きなんか一切なしの全力疾走していきなりぶっ倒れたんだよ。誰よりも監督が一番不本意でくやしかったと思うよ。
 幸か不幸か、エヴァには監督に強く口出すほどのプロデューサーがいなかったから、普通はプロデューサーが口出して、クォリティを下げた回を作ってでも最後まで完成させるんだけど、そういう人がいなかったからだよ。
 それに、あれだけの内容作られたらなかなか口出せないしねw」

「プロデューサーってそういう役割なんですか?」
プロデューサーは作品全体を見渡して、納期に間に合うかチェックして遅れてたら外部から人を呼ぼうとか、予算の配分は合ってるかとか内容だけでなく番組として成立させるようにするのが仕事だよ。
 だからそれをする人がいなかったから、エヴァは最初からずっと全力投球してすごいクォリティで24話まで作れたけど、最後が間に合わなかったんだよ。
 でも、それまではすごい出来なわけじゃない?24話まではさ。
それを今まで絶賛しといて、一気に全員が悪口一色で「監督殺す」だぜ?ひどかったよ」

「あー、確かにそうですね。
 それまではすごく良くて期待が半端じゃなかったから、その分反動が大きかったんですね。
 確かに「エヴァは自己啓発セミナーだ」ってバカにした批評ありましたけど、それ真に受けてるやつはそれまでの24話ちゃんと見てないやつでしたよ。
 それまでを観てれば、普通は時間が間に合わなかったんだなって思いますから。
 僕はもう22話ぐらいから、話大きすぎて26話では時間足らなくて終わらないんじゃないかな?って思ってて、最後の2話ああなったからたぶん映画とかで作り直すんだろうって思ってましたけど、ネットじゃそんな事になってたんですね。
 でもその頃から2chあったんですねw」

(注:2chは2009年で10周年なので、おそらく2ch以外のネットの掲示板を指している。)

「今だからそう冷静に言えるんだよ。
 当時はネットに監督の殺人予告まで出たんだから。
「今それやったら即逮捕ですよw
 この前も「爆笑問題の太田を殺す」の書き込みで逮捕されてましたよw
 あー、でも12年前かあ、ネット無法地帯の頃ですね。
 2chも完全なアンダーグラウンドの頃だろうし」
「だから、エヴァの映画版にはチラッとネットの書き込みが出たでしょ?」
「あ!そういえば、『まごころを君に』(『THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』)の最後のほうに書き込みの荒らしの画面が映りますね。
 あれは実際の書き込みだったんですねw初めて知りましたよw」

「でも、文句言う奴は映画版で完結しても文句言ってましたよ。
 もろ色白メガネデブなオタクの奴でしたけど、
 「綾波を化け物にした」とか「ブームになってみんなが知るようになって、僕らだけの楽しみじゃなくなったのが嫌」とか言ってましたね」
「だからそういう文句ばっか言う奴は見なきゃいいんだってw強制じゃないんだから」
「僕は映画でやっと謎とオチがついてホッしましたよ。
 映画まで1年以上待たされて、その間に散々謎本とか出てて解釈も山ほど出て、結局答えは監督の頭の中にあるってわかってるになかなか映画公開されないからずっと気になってましたよ。
 だから、映画は内容もよかったし、ちゃんと謎や世界の結末がついて終わったんですっきりしましたよ」


新しい劇場版(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』2007年9月公開)はいいですね」
「うん、あれは面白かったね」
「東京に来てからは映画館で観る回数が減って、大体はDVDが出るの待つんですけど、エヴァは速攻観にいきましたよ。
 ストーリーの本筋は同じで、謎も初めから「これはリリス」って明かして謎や変な解釈もいらない、完全にエンターテイメントとして面白さで勝負するってコンセプトですよね」
「完全に娯楽のエンターテイメントとして作っているよね」
「ほんと同じストーリーなのに全然違うんですよ、これだけアイデアがあるんだって感じがしますね。
 アイデアが観客の想像を超えてきてましたから。
 新宿で観たんですけど、未だにコスプレして観に来ている人いましたし、やっぱりエヴァ人気はすごいですよ」
(参照:『EVA新劇場版:序』http://cost-off.seesaa.net/article/54652392.html
 新劇場版の次回作『破』の公開時期は2009年6月27日を予定。
それに併せて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版』が、7月3日午後9時から日本テレビ系の金曜ロードショーでテレビ初放映される。

「パチンコにもなってるよね」
「ツタヤで働いてる友達もパチンコで知った中高年とか、自分の親もCRの影響で観始めたって言ってましたよ。今度『エウレカ』もなるみたいですね」
「あれってやっぱり金がいいのかな?」
「かなりの権利料払ってると思いますよw1台の値段考えたら。
 そのお金で映画三本も作れるんじゃないですか?」
「ヤマトは出てたけど、ガンダムは出てないよね?」
「たぶん出てないと思いますよ。というか、ガンダムは出てほしくないですね。イメージと合わないですよ」

(注:「パチスロ機動戦士ガンダムV めぐりあい宇宙編」が2009年夏に出るそうです。)


     Mさん話「視聴率・壱」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html
   
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関連記事:『連ザ話延長戦(2008/04/04その2)誰がガンダム?』
http://cost-off.seesaa.net/article/92736191.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ@」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァAスポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113010701.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァB続・スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113203782.html
・Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
http://cost-off.seesaa.net/article/120560117.html

アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
http://cost-off.seesaa.net/article/148768078.html
まとめて読む→アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー
http://cost-off.seesaa.net/category/8611452-1.html

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