同日にともに元巨人で、同名ゴンザレスでのニュースだった。
現実がネタを軽く越えているw
数年前に読んだ爆笑問題の本を思い出した。
大田がTV番組で「うちの田中は、森でひろったコロボックルですよ」とボケたら、「嘘をつくな!」とTV局に抗議が来たことについて書かれていた。
本の中で大田は、当時日本で起こっていた数々の事件を冷静に取り上げ、常識的にはありえないような事件でネタのようだとして「現実にあまりにも突拍子もない事件が起きていて、我々漫才師がネタでそれを越えるには嘘つくしかなかった」と非常に皮肉な知的な返しを書いていた。
この文章があまりにも、淡々と事件を取り上げていて大笑いしたのを覚えている。真面目に大事件のようにマスコミは取り上げているが、事実だけを書くとまるっきりネタで、ネタでそれを書いたら単なる嘘で使い物にもならないような話だった。手元に本がないので引用できないが、どんどん現実がネタみたいになっている。
それを真似て今回の事件を書くと、
「子供に夢を与える巨人軍の選手のドーピングが発覚し解雇されました。しかも覚せい剤でした。同日、元巨人の同名の選手が落雷に打たれて死亡しました。」
という感じだ。
以前、お笑い国家日本と書いたけど、世界もネタ化していると思う。
いくらなんでも、元巨人で同名の外人選手が同日に一方は落雷で死亡し、もう一方はシャブで解雇って出来すぎだろうwシンクロニシティ(Synchronicity)なんだろうか?