2007年12月03日

星野仙一講演

   『星野仙一講演』

 今日、星野ジャパンが台湾に10-2で勝利し、北京五輪予選通過が決定したのを祝って星野仙一記事をアップ。

 2007/10/14、父親が東京に来た。母校の明大のホームカミングデーとかいう寄付金集めのイベントやら孫(俺にとっては姪)の顔を見にに行くというので、食事も含めて2時間ほど明大へお供した。
 
 親父は明大OBなので懐かしいんだろうが(校舎建替え前の世代)、俺はまったく懐かしくない(そりゃそうだ)。だが、普段親孝行してないので一緒に行く。
 一等地だから当然なんだろうけど、都会の高層ビルの大学って商業施設然としてて、なんか大学って感じしないんだよなあ。OBから寄付を集めて建てたという超高層のリバティタワー(地下3階地上23階建て、高さ約120m、1998年竣工)をエレベーターで昇りながら、違和感を感じて仕方なかった。

 俺の大学のイメージは、広い敷地に木々や林がいっぱいあって、ボロい校舎が基本なんだよなあ。熊大は敷地の全部行かないまま卒業したし、理学部なんか3〜4階建てでエレベーターなんか新館にしかなかった。地下も図書館ぐらいにしかなかった。裏は河川敷〜川(白川)になってたし、ちょっと行けば立田山の森だった。

 野田 知佑(のだ ともすけ、カヌーイスト・作家、熊本出身)が、大学(早稲田大学文学部卒)について
「都会のマンモス校だったので、どこでも行列ばかりで、生協のレジのバイトの子にラブレターを渡そうとしたら、ちゃんと列に並んでくださいと言われた。」
と書いてたのを思い出した。

 イベントのパンフに星野仙一の講演があると載ってたので、行ってみた。入り口で満員なので、外の大型モニターで見るか、会場で立ち見になりますといわれるが、せっかくなので生で見ようと親と会場のホールに入る。でかいホールだ、私立ってすげぇなあ。
 予想通り満員で立ち見。すでに残り時間は15分ぐらいなので聞いていくことに。
星野、明大3.jpg

 壇上で、星野仙一は教育論を熱く語っていた。家庭から生ゴミが減った云々、さすがに仕事で数やってるだけあって話はうまい。そういえば、某学園祭でパンチ佐藤の講演を聴いたがうまかった(予想以上に漫談的で面白かったw)。
 生ゴミから考える教育論はよりも、監督時代の話は面白かったので一部をアップ。

星野「私が阪神タイガースで監督1年目の時です。
   夏休み満員の甲子園、巨人ー阪神戦、これはプラチナチケットですよ。
   それが大敗ですわ。巨人に負けただけででも、もう頭にきてるのに、監督室の窓から観客が帰るのが見えるんですわ。その中にとぼとぼ子供が歩いてるのが見えましてねぇ。
   水筒を首から下げて、両親と手をつないでうつむいて、しょんぼりして歩いて甲子園の駅に向かってるわけですよ。
   もうその時思いましたね、なんという思い出を作ってしまったのか、と。せっかく夏休みの楽しみで来て、一生懸命応援して大敗ですからね。
   私はすぐ選手のロッカールームへ走りましたよ。そして選手に向かって「おい!窓開けて外をみろ!」と言いましたよ。
   そりゃ、見ますわね、監督命令ですから(笑)
   そこで私と同じように、子供がとぼとぼ歩いて帰ってるのをみて、自分達が夏休みに暗い思い出を作ってしまった、と見るか。  
   「なんや、客が帰っとるだけやないか、何を監督は怒っとるんや?」と思うか。
   どう受け取るかは感性なんですよ。今まで生きてきた中でどう育ったかが、ここに出るんですわ。
   もう、感想は聞かずに私はロッカールームを出ましたが、そこなんですよ。」

 というような内容で、阪神がまだまだダメ虎と言われてた時期の話なんで面白かった。当時の阪神は前年まで万年Bクラスだったが、負けても客の入るチームだった。
星野仙一、明大.jpg
左は司会、中央は花束贈呈の2年生、右は星野、右端の後頭部は前列の見知らぬおっさん

 講演が終わって花束贈呈で、やっと終わったかと思ったら往年の応援団長みたいなのが出てきて、
「星野ジャパンの活躍を祈ってフレーフレー星野!をやりましょう!」とか言い出した。
 馬鹿な、星野が闘うわけじゃないんだよ、選手が闘うんだよと思ったが、熱血星野はプレッシャーや選手の弱気と闘うだろうなあ。
 まあ、OBで後輩だからみんな応援したいんだろうが、俺はOBじゃないんでフレーフレーや明治コールはやらない。その間何もしないのも気まずいので、写真を撮ってた。

 俺は星野のファンではないが、巨人びいきのインチキ審判に突撃して体当たりで肋骨骨折させたのは支持している。あの審判はあまりにもひどかった。

 最後に星野は「こういう風に応援してもらえる大学でよかった。」と言った後、「よかったら、私のやってる子供の野球チームへ寄付も是非」とうまいことオチというか営業もやってたw

 夏と正月しか会わない親だが、母校で同級生や知り合いにあって楽しそうだったのはよかった。ただ、途中で俺もOBだと勘違いして説明をするのにはまいった。会う人や周りが全員OBだったからなんだが、俺は明大に来たのは2回目だから、前の建物とか歴史とか知らないって。
 今でも御茶ノ水周辺は親のほうが詳しくて、駅前のパチンコ屋は親が学生の頃からやってたらしく「まだやってる!」と驚いていた。もしかして、当時から40年間ずっとパチンコ屋が立地してるのか(笑).
講演が終わったところで、俺のお供の役割も終わったので、大学を出たところでホテルへ向かう親と別れて帰った。 完

〜〜〜〜
関連記事:『上野動物園』
http://cost-off.seesaa.net/article/108318173.html
『有名人との遭遇・清原和博』
http://cost-off.seesaa.net/article/121386203.html
『阪神ファンの話』
http://cost-off.seesaa.net/article/120844108.html
『イタリア大統領(古代ローマ帝国の遺産展)』
http://cost-off.seesaa.net/article/128384479.html


posted by コスト at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム・レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。