この日の気温は31度、水温は28度。暑さも寒さも感じないし、透明度もプールぐらいはあるので、まったく水に入ってる感じがしない。
ファンダイビングの6人は移動を開始。途中、黒っぽい海ヘビが頭を出していたが、毒を持ってることすらも忘れていたので、まったくビビらず通過。
やはり、台風のせいか魚が少ない。それでも途中、インストラクターが「ヒラムシ」、「うみうさぎの貝がら」(珍しいらしい)を見つけて教えてくれる。
完全にペースをつかんできたところで、天から光が差し込んできたので、水面を見上げる。あっ、これだ・・。この光景をまた見たくてダイビングに来たんだ。カメラがないのがおしいが、あったとしても今はカメラの操作もわずらわしいだろう。この光景を見る限り、世界はまだ全然美しい、捨てたもんじゃない。桜の季節にも同じ気持ちになる。写真やTVじゃ伝えきれない美しさがここにはある。
パーティーはさらに進み、細い岩場を潜り抜け、山のようにもりあがった珊瑚の岩場を上昇して越していく。船の上はうねりがあったのに、水中は穏やかだ。時おり、体験ダイビングに子供達を連れてきてたお父さんダイバーが耳抜きか何かで急に上がったりして、インストラクターが追いかけていく。
その間、他の者は待機なので、俺は宙返りをしたりする、このバランス感覚は楽しい。体さばきにブランクってないなあ。
岸が見える距離で、こんなにきれいな海があるなんて沖縄は本当にいいな。
35分ほどして、全員の再度エアチェック。その後、徐々に深度を上げ、ボートの船底が見えてきた。ああ、浮上か。まあ、あと午後に1本あるからいいか。きっちり安全停止をしてから、順番にボートのステップから上がっていく。
水面に顔を出し、ボートに上がる。一気に重力が重く圧し掛かる。レギュレターを口から外し、座ってフィンや機材を外す。やはり、潜って上がると憑き物が落ちたような感覚になって、潜るまでとは少し世界も違って見える。
次はインターバルと昼食を挟んで、午後にまた潜る。
つづく
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沖縄旅行の他の記事は↓にリンクあります。
『2007夏・沖縄旅行リンクまとめ』
http://cost-off.seesaa.net/article/59862708.html
澄んだ川でも見れるんですが、一瞬だけしか見れないし、ダイビングの時はじっくり観れるし、毎回オーロラみたいに違うんですよ^^