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＜大会レポ＞～クゥファミリー編～その3
勝ったチームの代表者は、結果報告に来てください、とアナウンスがあり、リーダーのクゥさんが大会運営本部へ向かう。
やはりクゥさんは、「クゥファミリーが３－１で勝ちました。」、と、真顔で報告するのだろうか、だとしたらそれはちょっと笑えるｗ
勝利の後とあって、皆の会話はなごやかだ。
コウ「相手も大会だから緊張して待ってる戦法だったから、こっちも待たないといけないのかなって思って、おかげで時間かかったよ。
でも、大佐のムラサメが全然落ちないし、削ってくれてるから思い切って前に出れたよ。」
大佐「いやいや、コウさんのストフリのおかげですよ。僕は何もしてませんよ～。」
といった感じで、まるで甲子園で勝利してチームメイトの良さを再確認してるかのような光景だ。大会はこういう点はいいなあ。
そんな中、勝ったというのに微妙な顔してるのが二人。
俺が来る前に敗れた先鋒のイッパソさんとハチさんだ。
自分達が敗れたその後に、中堅大佐＆コウさんが3連勝勝ち抜けとあっては格好がつくまい。
ハチさんはやはり大会の独特雰囲気もあったし、午前中の練習からちょっと調子が上がってなくて、一回勝てば気楽になれるのに、と話していた。
まあ、先鋒は相手がどのくらいのレベルかわからないしな。ハチさんは次に期待しょう。
問題は、あっさり敗れたというわりには不敵な笑みを浮かべてるイッパソさんだ。
俺は茶髪男に近づき、
俺 「負けたのはおまえか？」
茶髪「いや、それは・・。」
俺 「ちょっと来い。」
と、茶髪の首根っこを掴み、フロア奥のベンチに連れて行った。
俺 「オラッ、そこ座れ！。」
茶髪をベンチに投げる俺。
茶髪（ネタver）「ちょっと乱暴じゃないすかぁ。1回戦勝ち抜けたってのに、何熱くなってんすか？」
俺 「言い訳を聞こう。」
茶髪（ネタver）「何のことっすか？」
俺 「1回戦の事だ。先鋒で、俺が来るまで持たず負けたそうじゃねえか。」
茶髪（ネタver）「いや、俺は負けてないっすよ。」
俺 「なにぃ？じゃあ誰が負けたんだ？ハチさんだけ負けたって言いたいのか？」
茶髪（ネタver）「まあ強いていえば、ハチさんの選んだディスティ二ーのブースト量が負けたってことっすね。
あんなブーストじゃ、着地取りになったら詰んでるんですよ。
俺のムラサメは負けてないっすね。コストの割りに。
まあ、ちょっとした機体のチョイスが敗因といえば敗因ですね。」
俺 「それも含めて勝負だろう。大体、午前中の大久保での練習も行ってないんだろう？」
茶髪（ネタver）「練習？はっ、あんなの下手っぴがすることでしょう。
俺には必要ありませんよ。」
ないないと手を振りながら、ありえねーの仕草をする茶髪男。
俺 「なにぃぃ？」
茶髪（ネタver）「まあ、考えてみてくださいよ。
あそこで先鋒の俺が3タテ食らわして勝ちぬけしたら、後の4人は場慣れしないままエンジンかからないまま、2回戦でもっと強い奴らとやることになるかもしれないじゃないすか。
そこで俺は相手のレベルを見て、これだったら後ろの2組でも料理できるなってわかったから、手柄譲ったんですよ。
すべて作戦なんすよ。実際うちの大将が出る前に片付いたじゃないすか。
コストさんは、参戦してないからわからないかもしれませんが、打ち合わせ通りっすよ。」
・・確かに俺は参戦してないし、1回戦始まる前はいなくて打ち合わせがあったかどうかは知らない。
俺 「・・わかった。そこまで言うなら、いいだろう。俺も試合は見てないわけだし。
次の二回戦からは後ろを気にせず、遠慮なく勝ちにいってもらうからな。」
茶髪（ネタver）「いいですよ。二回戦ならちょっとは骨のある奴らが出てくるでしょうから。本気出しますよ。
クゥファミリーの名にかけてってね。ハハッ。」
つづく
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先日（8/26）に行われた飯会（渋谷中華バイキング）にて、待ち合わせにもっとも遅れた者はブログにて叩く（ネタにする）と予告してあり、そんな中ニコレンよりも遅刻してきたイッパソさんが今回、ネタverで約束どおり暴れてもらいました。
今回は、ネタ比率98％＝ほぼウソ！
遅刻はよくないぞｗ。
