2011年02月07日

S川話「免停者短縮講習」

   S川話「免停者短縮講習」

 昨年、北海道のS 川が一般道を高速並みのスピード爆走し、一発免停を食らい、その講習などの体験レポートが届いた。なかなか面白いのでアップ。
ちなみに北海道は道が広く車が少ないので、スピード違反の検挙数が全国トップ。ヘリでスピード違反を捕まえることもあるという。

以下、S川からのメール。

「今日は運転免許試験場で一回目の免停者短縮講習を受講している。
今日はイイ天気だ。快晴である。

俺は晴天の中、人間には、つくづく2種類の種族があるように思えてならない。
人間の内に存する2種類の種族とは、優越なる種族と劣等なる種族である。

そうして、現在、講習を受けている俺を含むここにいる輩は、劣等の種族に類する。
この劣等の種族の中にも、さらに劣等な種族が存在している。

教官の指示に従わない者だ。
否、教官の指示に従わないのではなく、能力的な事情により従えないのだ。

法学的に、『故意』と『過失』という分類があるが、教官の指示に従わない者に、故意はない。
むしろ、教官の指示に従えないのは過失だ。

適性検査の表紙に、名前を書き、ふりがなを付けるよう教官の指示があるが、断固ふりがなを付けない者がある。
開始合図があるまで、頁を開くなと指示があるのに、瞬く間に頁を開く者がある。

練習問題をやるように指示してあるのに、何食わぬ顔で本番問題を解き始める者もある。
しまいには、適性検査の問題の意味が理解出来ぬ者まで出現する有様だ。

彼らを付き動かしているのは、故意でもなければ、悪意でもない。
その原因は、彼らの理解力の乏しさであり、また彼らの能力の限界なのである。

昼休み、ブクブクに膨れ上がった女は、鼾(いびき)をかきはじめる。
これも故意ではなく、過失だ。

道路交通法規を破った極悪非道な犯罪者の集いは、悪意なき過失ばかりの集団である。
しかしながら、果たして彼らに過失責任を問うことができるかどうかさえも怪しくなる。

過失責任が、予見可能性と結果回避義務から成るとして、理解力の乏しい、能力の劣った輩に、果たして予見可能性を期待できたのか…そうして、予見も働かない者に結果を回避することなど、到底不可能だろう。

彼らに道義的責任に基づく非難など出来るはずもない。

理解力の不存在、能力の限界…そういう星の下に生まれた社会的弱者に他ならないのだ。

講習も実に馬鹿げている。

教官は、午前中いっぱいの時間を使って、二回目の免停者の短縮講習の際の試験に出る問題を教えているのだ。
茶番だ。

そうして、このことは、教官自身が一番理解しているに違いなかった。
試験に出題される問題を教えているようなものだが、それでも点数の取れない者がいる…と言いながら、相変わらず試験に出題される問題を言い続けるのだ。

理解力の乏しい劣等の種族を相手に、こんな馬鹿らしい講習を実施しなければならない教官が、こうしている間にも、刻一刻と死に近付いているとすれば、憐憫の情を催さずにはいられない。

まさに、教官は、人生と言う死に向かう道路において、空走距離ばかりで、自身の人生と言う道路を悪戯に走行しているのだ。

今回、俺を含めたここに集う輩は、極悪非道な犯罪者ではないと確信した。

劣等の種族に類する残念にして愉快な仲間たちに過ぎないのだ。


ここで続きのメールで
MT(ミッション)組の免許の実技講習なのに、
『もうMT運転できないんで、AT(オートマ)でもいいすか?』
と質問するものがいたとのメールが来て(現在、当時のメールを捜索中)、それに対して俺が
「それはいいのか?」と返信した。


以下、S川の返信。
「否、短縮講習と云う名の講習だから、ATでもMTでも、直接の影響はないようだ。

いま実技講習が終わったが、実にいい加減なものだった。

自動車学校の如く『後方よし』とか言う気満々だったが、そんな必要もなく、何やら様子がおかしい(笑)

『講習中』と書かれた黄色の三角柱を乗せた車に教官と3人の違反者が乗り込み、俺が1番目の運転者で運転を開始した。

車庫入れ、クランク、S字を滑らかにこなし、走行速度、走行車線、指示器にも気を使って運転していたが、次の運転者は、MTに慣れていないせいか、ガタガタと車体が揺れていた(笑)

最後の運転者にあっては、走行車線も停止線もデタラメで、クランクで脱輪している有様だったが、難無く終了(笑)

意味が分からない(笑)

これで講習完了最大短縮日数30日をゲット…と言っても、皆が最大短縮のようだが(笑)

しかも、実技は試験ではなく、普段の運転の不適切を指摘するばかりのものだったようだ。

とは言え、昼休みの間中、顔はB-だが、体はAクラスの姉ちゃん
(とは言え、とりわけスタイル抜群と言う訳でもなければ格別の巨乳と言う訳でもなく、ただ単に、主観的な問題として、俺がそそられると云う次元においての独断と偏見に充ち満ちたAクラスであり、それが服装に起因するものか、生足の妖艶に由来するものかは不明(笑))
と話していたが、どうやらMT組が運転している最中、AT組は、免許センター内のコースで、事故を起こしていたそうだ。

その事故とは…停車場所で雀を轢き殺したらしい(笑)

雀など轢き殺そうと思って、轢き殺せるはずもなく、全く器用な人間が世の中にはいるものだと思ったばかりだった」

   つづく

この記事をアップした日時は2/6.22:43。

〜〜〜〜
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この記事へのコメント
語彙が豊富で、しかもそのチョイスが面白いです^^

オイラの仕事で免停をやってしまうと、非番の人に運転してもらって仕事をすることになっています。当然その人の日当を自腹で払わねばなりません。働けば働くほど金が飛んでいくという恐ろしいことになります。
記事を読んで、絶対捕まらないぞと心に誓いました。
捕まりそうになったら命がけで逃げてやる!(違)
Posted by とり at 2011年02月08日 18:48
とりさん、コメントありがとうございまーす。
S川話のレスの詳細は電話で話した通りです^^
とりさんのほうも免停になったら休みじゃなくて、
日当払いとアナウンスという厳しい条件でしたねw
運び屋は安全運転第一ですねw
Posted by コスト at 2011年02月09日 20:28
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