2010年03月08日

龍馬伝9,10話感想&名前に動物の漢字(ver.2)

龍馬伝8話感想「香川弥太郎」&『猛き黄金の国』
http://cost-off.seesaa.net/article/142027136.html


  『龍馬伝9,10話感想』

 広末の演じる平井加尾は、ごく最近まで司馬遼太郎の小説のフィクションの人物だと思っていたが、東京に墓があるとNHKでやってて驚いた。
『竜馬がゆく』の序盤の数巻はなぜかつまらない気がして読んでなかった。

 9、10話で今回の武市はしょぼいかませ犬の役回りだと判明。
香川弥太郎が東洋門下に入ってるから、吉田東洋(田中泯)が再評価される影響もあって武市は踊らされる過激派扱いだけど、史実はもっと頑張ってるが、今回は仕方ない。ダブル主人公で弥太郎がいるから。
なるほど、大森南朋を配してるわけだ。

 だって、乙女姉やんのしょぼい夫(岡上樹庵)に温水洋一だよw
後で乙女は別れて出戻りになるにせよ、見るからにこりゃあ別れるなってわからせるためにしょぼい温水を当ててるだもん。どこの隠居かと思ったよw
 渡辺いっけいの千葉重太郎がまともに見えるほどの出オチw
あと、つまみ枝豆ってどこに出てたの?

 9話では、山本琢磨を逃がすことで救えたが、後半は武市ら土佐勤皇党だけでなく、海援隊士や長州の高杉など多くの者の死が描かれる。
 10話の冒頭千葉道場で別れのシーンがあるが、龍馬は脱藩後、勝に弟子入りする前まで居候しに戻る。
ryoma2.jpg
高知市の帯屋町内の銀行にある土佐の偉人の墨絵の龍馬(再アップ)

関連記事(うちのブログ内の記事に飛びます)
【2010年大河】龍馬伝キャスト発表【福山雅治】
http://cost-off.seesaa.net/article/123522208.html
画像はこっち→『くどいほどに龍馬』
http://cost-off.seesaa.net/article/26810222.html

 あと9話で出た方言の「いられじゃのー、武市さんは」の「いられ」はギリ通じてると思うけど、「せっかち」の意味。
せっかちですぐイライラする→イラレ
と理解してください。

関連記事:『土佐弁「指詰めた」「ひやい」「ちゃがまる」』
http://cost-off.seesaa.net/article/105286845.html
土佐弁講座「へご」
http://cost-off.seesaa.net/article/139072497.html
『用語説明3&方言解釈 コラム編』
http://cost-off.seesaa.net/article/21004622.html

kochi20100104.jpg
高知市内中心部(2010/01/04撮影)
信号機の横にある鳥のマークは、県の鳥の「ヤイロチョウ」
ちなみに県の魚は「カツオ」。そのまんまw
kochi20100104b.jpg
スタジオジブリ作品『海がきこえる』に出てくる校舎のモデルとなった高校(追手前高校)

龍馬伝11,12話感想「東洋と武市、容堂」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/144434284.html


   『名前に動物』

 高知では昔、子供に動物の名前の漢字をつけると丈夫に育つという言い伝えがあって、龍馬伝の舞台となってる幕末や明治あたりまではよく名前に動物がつけられていた。
坂本龍馬→「龍」と「馬」
坂本春猪(龍馬の姪)→「猪」
後藤象二郎→「象」
安岡金馬(海援隊士)→「馬」
森田正馬(医学者、森田療法を創始)→「馬」

寺田寅彦→「寅」、ただし誕生日が寅年寅の日であったため。
Wiki「寺田寅彦」によると
「1878年(明治11年)11月28日、東京市麹町区(現在の千代田区)に高知県士族(旧足軽)寺田利正・亀夫妻の長男として誕生。寅年寅の日であったことから、寅彦と命名される。
 1881年(明治14年)、祖母、母、姉と共に郷里の高知市に転居」

 寺田寅彦は物理学者で、夏目漱石の弟子。熊本の五高時代に英語教授として赴任してきた夏目漱石に師事した。漱石の『三四郎』に出てくる野々宮さんのモデルとなった。
 でも、なぜか『帝都物語』(荒俣宏著)では、帝都東京破壊を目論む加藤保憲に科学者として闘っているwしかもけっこう出番があるw
 ついでに森田正馬(もりた まさたけ)も『帝都物語』の主要人物の一人。

 ちなみに和歌山では、名前に藤、熊、楠の字をつけることが多い。
これは熊野詣の入り口、“熊”野一の鳥居のある海南市の“藤”白神社の“楠”の大木にあやかっている。この大木には熊野神が宿っているとの信仰があり、そこから“藤、熊、楠の一字を授かって子供の名に付けると健やかに育つ”とのいわれがある。
 和歌山出身の南方熊楠も「熊」と「楠」が二つも入っている。

関連記事:『好きな日本人・南方熊楠』
http://cost-off.seesaa.net/article/77474271.html

※画像はクリックすると現在の大きさ(小)→最大→画面サイズ(中くらい)に変わります。

〜〜〜〜
関連記事:【2010年大河】龍馬伝キャスト発表【福山雅治】
http://cost-off.seesaa.net/article/123522208.html
まとめて読む→歴史&高知カテゴリー(コストブログ)
http://cost-off.seesaa.net/category/2869212-1.html
歴史&高知(龍馬伝など)カテゴリー(コストブログ2)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-10.html

<同カテゴリー過去記事リンク>
CMツッコミ、『龍馬伝』1,2話感想(画像追加)
http://cost-off.seesaa.net/article/138129397.html
『龍馬伝』6話感想「生瀬松陰」
http://cost-off.seesaa.net/article/140677932.html
龍馬伝8話感想「香川弥太郎」&『猛き黄金の国』
http://cost-off.seesaa.net/article/142027136.html
『龍馬伝9,10話感想&名前に動物の漢字』
http://cost-off.seesaa.net/article/143092204.html

『龍馬伝』主要キャストの扱われ方
http://cost-off.seesaa.net/article/146190664.html
龍馬伝11,12話感想「東洋と武市、容堂」
http://cost-off.seesaa.net/article/144434284.html
龍馬伝16,17回感想「武田海舟、ジョン万のトータス松本」&土佐弁
http://cost-off.seesaa.net/article/148500534.html
龍馬伝21回の感想「泰造の近藤勇」
http://cost-off.seesaa.net/article/151701763.html

龍馬伝23-24回の感想「泰造の近藤勇2&池田屋事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/153262420.html
龍馬伝20-27回感想「土佐勤皇党弾圧その一」&年表1
http://cost-off.seesaa.net/article/155404495.html
龍馬伝28回感想「武市の夢・土佐勤皇党弾圧その二」
http://cost-off.seesaa.net/article/156757432.html

龍馬伝30,32,33回感想「主役を食う配役・伊勢谷の高杉晋作、泰造の近藤勇」
http://cost-off.seesaa.net/article/159672183.html
龍馬伝34,35,36,37回感想「大泉長次郎退場、薩長同盟〜寺田屋騒動、妙ににやけた西郷」
http://cost-off.seesaa.net/article/162404433.html
龍馬伝38,39,40回感想「霧島ハネムーン、小倉口の戦い、青木の後藤象二郎」
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龍馬伝41回感想「さらば伊勢谷晋作」
http://cost-off.seesaa.net/article/165729086.html

龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-228.html
龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋の変、野根山二十三士殉節」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-338.html

龍馬役&『竜馬におまかせ!』
http://cost-off.seesaa.net/article/65577479.html
『大河ドラマの釣り&龍馬伝&お龍写真』
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『ジョン万次郎』
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『幕末の人間ドラマベスト5』
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『司馬遼太郎の高知関連作品一覧』
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【写真シリーズ】高知・桂浜
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posted by コスト at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 歴史&高知(龍馬伝など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふむふむ。
「せっかちですぐイライラする→イラレ」
とな。φ(.. )メモメモ
Posted by とり at 2010年03月09日 19:49
とりさん、コメントありがとうございます。
 『龍馬伝』は、テロップの説明もなしに土佐弁使ってきますからね。
フィーリングでわかるだろう的な使い方に笑ってしまいますw
 龍馬ファンは龍馬に詳しいのであって、土佐弁に詳しいわけでもないし、
単純にドラマとして観てる人には意味通じてないんじゃないかと思います^^;

 うちのブログでも文章で無意識に使ってしまうので、
以前から「しわい」「りぐる」など土佐弁は説明記事をアップしてますが、
やっぱりまだまだありますね。
(用語説明3&方言解釈 コラム編』
http://cost-off.seesaa.net/article/21004622.html

画像と文章追加しました。
Posted by コスト at 2010年03月09日 20:33
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