俺は小さい頃に妹がいたせいか、子供は苦手ではない。でも特段好きというわけでもない。
だか、東京に来てからか異常に子供が絡んでくる。無論、通りすがりの子供が。
これまで何回か記事に書いたが、またネタがたまったのでアップ。
・今日、耳鼻科に行ったら待合室は子供とその親でいっぱいだった。
座って本を読みながら待っていると、診察室のドアが開いて子供が出てきた。
一直線に俺に向かってきて、目の前で立ち止まって
「見てーっ」
と口だか鼻だかを開けて見せてきた。
たぶん、「治ったよー」と言いたいのだろうが、まったく面識のない俺に迷わず一直線に来て、声をかけてくる理由がわからなかった。
当然、「ええっ?」と困って微笑してると、親が後から出てきて
「あっすいません」
と言って連れていってくれた。
その親子はまだ支払いがあるので、待合室にいたが子供はその後は親以外には話しかけなかった。
なぜ俺にだけからむ?
・その後、まだ順番がこないのでさらに待っていると、子供が絵本を持って俺の前をよちよち歩いてた。すると、立ち止まって俺をじっと見つめ出した。
だから、なんで?
その子は親が呼んだのですぐ移動した。これも理由不明。
・一ヶ月ほど前、練馬のホームセンターで買い物でレジに並んでいると、外人の母親がベビーカーを連れてきた。
ベビーカーには当然1歳ぐらいの子が乗っていたが、俺を見るなり笑いだし、1m以上距離はあるのに手を伸ばしてきた。
あまりの喜んだ笑いっぷりに、さんまがTVで「ひゃーっはっはっは」と引いた声で笑う姿を思い出した。
たぶん、冬だったので俺は原付移動時に着る真っ黒で分厚いダウンジャケットを着ていて、思い切りぶわんと着膨れしていたのでそれが子供には面白くてウケたんだろうと思うが、外人の子でも友好的なのか。
その後すぐに子供は横の棚の商品に興味が移った。
・銀行だか区役所で順番待ちしてた時。
俺はかなりの順番待ちと体調不良で、そうとう疲れた暗い顔をして座っていた。
そこへ隣に親とベビーカーが座った。ベビーカーにはやっと座れるようになったぐらいの子供がいた。
母親がカウンターに聞きに行った後、子供は俺に気づきキャッキャッと笑い出した。
しかも笑いながら、全力で自分の乗ってるベビーカーを、ズッズッと動かそうとしてまで近づいてこようとしたのだ。
なんという執念だ。遊んでほしいがためにそこまでするのか。
俺はといえば、疲れた暗い顔をして将来どうなるんだろうぐらいに落ち込んでいたのに、子供は何が気に入ったのか、笑いながらベビーカーに拘束されながらもなんとか近づこうとしている。
俺をかわいがってくれた緑おばあちゃん(故人)が、この子に憑依してるんだろうかと思った。でも、おばあちゃんが生きてる時から子供にはなつかれていた。
そこへ親が帰ってきたが、親は子供が笑ってるので俺に会釈し、子供に
「よかったわねー、お兄ちゃんに遊んでもらって。」
と、俺がかまったので子供が笑ってると解釈し、ベビーカーを元の位置に戻していた。
「いや、全然あやしてないですよ」と、ほんとの事を言おうかとも思ったが、言わなくてもいいだろうと黙っていた。
こういう状況が10日一回ぐらいの頻度である。全部書くときりがない。
好かれる理由がまったくもってわからない。何が基準なんだ?
以前、とりさんがコメントで子供が好きそうな何かが出ているんじゃ?と言っていたが、当の子供は小さすぎて説明できないので結局わからない。
ふと、当初大人から不評だったアンパンマンの絵本が、2,3歳児には受けて人気に火がついたという話を思い出したが、痩せててアンパンマンとは似てないんだよなw
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