2009年02月08日

議長話「異次元ワープと脚本」

   「異次元ワープ」

 若干風邪を引きずりつつ、金曜夜に仕事終わりで同じく風邪と闘っていた議長と駅前で飯。
 熱はほぼないのだが、鼻水がつまってて耳の通りがいまいちなせいか、店内の有線を「議長、着信鳴ってますよ」とケータイの着うたと勘違いしてしまった。
 鼻づまりもここまで来るとまずいなと思い、鼻をかみ、ダイビングでもないのに耳抜きをする。

 さらにまだ完全には治ってないなと思ったのは、食事中一瞬目を離すと俺の箸が一本消えた。
 テーブルの上にも床にも落ちてない。
 部屋ではよく物が異次元空間に飛ばされてなくなることがある(何日かするとこっちの次元に戻ってくる=ひょっこり出てくる)が、とうとう部屋以外でもワープ現象が起こったか・・と思い、
「あれ?箸が消えました。ワープですw」
さすがそんなわけないだろうと思って探すが見つからない。
 いよいよ、普段の部屋での置き忘れと違って外でも起こるとは、それか風邪で何か別の能力が開花したのか?
と思ったが、次の瞬間議長が
「あ、腋のとこにぶらさがってますよw」
というので、腋を見るとセーターの毛糸に思い切り箸がひっかかっていたw
「すごいタイミングでひっかかりましたねw」
「見事にぶら下がってますねw
 腋にぶら下がってるのに「ないない、消えたワープだ」ってやってましたw俺の中では完全に異次元への穴が発生したかとw
 やはり異次元ワープはないかw真理は足元にある。

〜  
      「アニメの脚本」   

 某ルートから入手した○○○○の脚本を議長に見せる。
「これぐらいしか書いてないのにあの画ができるって、絶対才能ないと無理っすね。」
「できないっすね、演出ってwこれからあの放送作れって、まあ無理ですよw
 小説のほうが全然書いてますよ。同じくらい書いてるもんだと思ってましたから、初めて見た時ショックでしたよ。本当にこれでよくあの画ができるもんだなあって思いましたよ。
 分業制といえば分業制なんでしょうけど、3バカVS自由・正義の戦闘シーンが台詞と1,2行の説明ぐらいで、せいぜい「打ち合わせたようなコンビネーションでお互いの相手をスイッチし、2機を圧倒する」が一番長い説明ですよwあのコンビネーションがこれだけですよw
 下手したら台詞だけの部分もありますし、これでどうしろとw
 脚本段階と放送は差がありすぎる。数行であの動きを思いつくなんてまず無理、凄すぎる。」

 放送を観た後で脚本を読むと、本当にこれだけしか書いてないのか?と思う。これだけの説明からコンテを切るなんて絶対に不可能だ。ト書きの説明があっても情報少なすぎw
 その放送回と脚本を見比べると実によくわかる。
 一番の売りの戦闘シーンが脚本では、「バシバシ撃ってくる○○」とか「苦戦の自由」、「離脱、回避する」、「連携し、散開し、立ち向かっていく」というぐらいし書かれておらず、ダガー(やられメカ)がビームで貫かれて爆発し、撃った後に着地してカッコいい台詞を言うシーンなんか元々一行も書かれてない。

「でも、毎回この程度らしいですよ。あとは演出の人がどうするかってことで。
 別の人が演出やってたらまた別の戦闘シーンになってたと思いますよ。元がこんなに書かれてないんだから。」
「ほぅ。」
「医者や弁護士ならまだ学校や仕事で習ったりして、教育や訓練で養成できるでしょうけど、これなんか画が浮かばなかったらもうどうしょうもないですよw」
「確かにw」

 聞くところによると、この回だけが特別にあっさりした脚本というわけでなく、別の脚本も見たが、ドラマ部分は台詞などで本筋が書かれているけど、戦闘シーンに関しては本当に簡潔な書き方だった。
 戦闘シーンについて放送をプラモの完成品としたら、脚本ではアウトラインや四方からのイラストイメージやぐらいで、コンテで型や設計・構造図まで持っていくような感じだ。

 知り合いの関係者に聞くと、
「普通こんなもんだよ。この脚本はやりやすいほうだよ。」
と言っていた。
 作る側は「仕事だからできて当たり前、できないと任されない」で、観る側も「プロだからできて当たり前」って感覚になってるんだろうけど、ちょっと考えればすごいことだ。
 毎週毎週、完成品がチャンネル回せば何の問題もなく観れるからこれが普通になってるんだろうけど、野球だったらバッティングセンターで140km以上のコースに行って驚くようなもんだ。
 素人は、140kmの球を打つ以前にバッターボックスに入ってるのも怖いのだ。
TV中継で球速が140kmだと「球おせーな、ピッチャーバテてる」とか思うけど、実際素人に140kmの球はまず打てない。

「それでネットでこの回観たら、スペイン語の字幕版があったんですよ。
 でもあれ、ちゃんと金払って買ってないですよ。
 だって「番組の最後にプレゼントのお知らせがあります」って日本語のテロップ出るんですよw本放送当時のプレゼントのお知らせですよw
 放送録って勝手に字幕つけて流してんじゃないですか?ライセンス料払ってソフト買ってたら、ちゃんとしたの放送するじゃないですか。」
「払ってないでしょうw」
「スペイン語圏ですからねw」 
TV版を売ったにしても、当時のプレゼント告知や時間帯変更は消せばいいのにw

〜〜〜〜
関連記事:Mさん話「アニメーターと演出」
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Mさん話「演出と脚本」
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議長話「東京を出る議長、5年半」
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【目次】コラム人物編目次part1
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posted by コスト at 12:50| Comment(2) | TrackBack(0) | コラム・人物編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに毎週当たり前のように放映されてますけど、
考えて見たらすごいことですよね〜。
Posted by とり at 2009年02月08日 20:27
とりさん、コメントありがとうございます。
毎週問題なく放送されてると、30分だから一週間でできるもんだと思いがちですが、実際に段階ごとの物をみると絶対にできないです^^;

 脚本を見ながらその回を観ると、この1行の台詞をこう解釈してこういう場面になるのかって思います。
 文字から肉付き、血が通って場面が決まって動いてしゃべりだすってどれだけ大変なんだって思います。
 迷惑かからないように伏字にしてますが、情報提供はいつものルートですw
Posted by コスト at 2009年02月09日 00:03
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