2009年02月05日

金柑長者

     職場シリーズ「金柑長者」

 風邪の病みあがりで仕事に行って、なぜか米2.5kgをもらって帰ってきた。
 別に「寒さに耐えて頑張った!」と表彰されたわけではない。
(でも寒さと闘うという点では、マイナス20〜40℃の中、北極点を制覇した植村直己と同格。ただ、スケールが違うだけw)

 実家から本当にバケツにいっぱいの金柑が送られてきたので、サツマイモに続いて職場で数回にわけて持って行った。
 芋なら別に説明不要なのだが、金柑は四国九州には自生してるので珍しくもないが(庭に植えてある家庭も多い)、こっちだと売ってる上、金柑を知らない、もしくは食べ方がわからないのでいちいち
「皮の部分を食べるんです。中の種は捨ててください。」
とか説明しなければならない。
 そのため食べ方を知ってる人や、なぜか金柑が大好物だと言う人が会社にいたのでその人に大量にあげた。
 普段はあまり話さないA山さんも前回もらってくれたので、
「またもらってくれますか?」
というと、
「おいしかったですよ。」
との返事なので、袋を渡して
「ガッとつかんで持ってってください。もっとばっと。」
まるで金柑のつかみ取りのように持っていってもらう。
 それでも紙袋にはまだまだあるので、上司のKさんに渡そうとしたら大阪出張中で不在。
(翌日Kさんの分は持っていきました。)
 
 近くの席のいつもお菓子をくれるO田さんに、
「金柑って食べます?」
と、聞いてみると
「食べるよぉ。確か煮て食べるんだよね?」
との返答。即、
「じゃあ、これO田さんに。」
と袋ごと渡す。
「食べ方は甘露煮とか、検索してたら出てきます。
 やわらかいのなら生でもいいですが、皮の部分を食べて中は捨ててください。」
料理できるからこれぐらいの説明でわかるだろう。東京出身だとやっぱりあまり知らないか。
でも片付いてほっとする。後日、ジャムするとのことでした。

 すると、O田さんは
「○○君は自炊する?」
となぜか質問したので、休みにはご飯を炊きますと答えると、
「確かお米あったよね?」
と言い出し、書類の棚を探し出した。
 絶対にお米なんか置いてなさそうな場所なので、
「え?米?」
と聞き間違いかと思っていると、本当に米2,5kgの商品パックが出てきた。
「なんで米があるんですか?いいんですか、もらって?」
「いいよ。あのね、会社に送ってきたのよ。でもお米だからもらう人探してて。」 
「それならもらいますw片付いた上に米ゲットって、わらしべ長者ならぬ金柑長者ですねw
というわけで、金柑あげたら米もらった。

 調べると、この米は宮城県登米(とめ)市の登米(のぼりまい)。20年産、ひとめぼれの七分米2.5kg。特別栽培米で、農薬・化学肥料を栽培期間中不使用とある。ネットだと5kg3300円(送料別)の品。
 普段は、会津板下町産の除草剤1回だけ米を食べているが、久々に別の米を食べてみることにする。
 東京に来て米もらうのは、引越し祝いでナツさんにもらったのとか入れると3回目だ。

 金柑が米に化けるという読めない展開で、親が家で取れた途方もない量の物を送ってくることに初めて感謝した。
 今まで、サツマイモも金柑もネーブルオレンジもジャガイモも、全て食べきれず会社や近所の議長、クアトロさん、S川など知り合いに配っていた。
 その度に、
「親父は、俺が食べる以上の物を送ってきて仕事を増やしてる。
 もしかして、俺が大食らいか所帯でも持ってると勘違いしてるのか?
 一人暮らしで小食なのがまだわかってない。」
と思っていたし、人にはあげてないけど、今も冷蔵庫には干し柿でいっぱいだ。
 数えたら本当に80個以上あったw1日2個食いつづけても一ヶ月半ぐらいかかる。
 なので、あまり大量に送られてもなぁと思っていたし、実家の金柑なんか以前は収穫もしてなかったから人よりも鳥がメインで食べていた。それが初めて役に立った。
 
キンカン.JPG
金柑(過去記事の画像流用)
ビタミンCが豊富。人工のビタミンCだとすぐ体から抜けてしまうので、天然V.Cを取るのに金柑やみかんを食べる。

〜〜〜
関連記事:
『ゆかいな職場』
http://cost-off.seesaa.net/article/111463386.html
『カップメンとゲロ』
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『寒さが先か、風邪が先か(ver.1.5)』
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『大佐のレシピ』
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posted by コスト at 21:35| Comment(3) | TrackBack(0) | コラム・人物編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
龍馬空港・写真(世界の人名がついた空港の看板)の転載のお願いです

 突然のコメント、お許しくださいませ。

 私は現在、宝島社の『(続)ご当地バカ百景』という書籍の制作を手伝っております。

 この本は日本各地の面白いうわさや県民性、その地方の意外な常識などをを集ようというもの。
いわば、テレビの『秘密のケンミンSHOW』の書籍版のような本です。
(というか、放送より第一弾の刊行が先だったので元ネタかも……)

 そこで、続編となる今回も出来るだけローカル商品や奇祭、ちょっとおバカな風景などの写真を集めております。

 つきましては『龍馬空港』の看板の写真をお送りいただけないでしょうか? (http://cost-off.seesaa.net/article/52700173.htmlの一番上のお写真です)

 予算の関係で掲載料をお支払いできませんし、コピーライトの表記も出来ません。また、モノクロでの使用となってしまうかもしれません。

それでもご協力いただけるのでしたら、

上記アドレスまで、オリジナルの写真データをお送りいただけますでしょうか?

★解像度の問題と無断転載の危険を避けるため、オリジナル、つまりブログにアップする前のデータをお送りいただいております。(期限は2月13日です)


 
 誠に勝手なお願いですが、なにかの記念にでもなれば幸いです。

 よろしくお願いいたします。
Posted by Mambo Yagisawa at 2009年02月06日 01:34
コストさんの会社、クッキングパパの世界ですね^^
Posted by とり at 2009年02月06日 05:40
>とりさん クッキングパパは詳しくないんですが、
でも書類の束やレポートの棚の間からお米が出てきた時は驚きました^^
絶対そんなとこに米があるはずないって思ってましたからw
今日で4回の金柑輸送を行って、大粒の金柑はさばきました。
上司のKさんなどフロアの人は、コンプリート&2週目の配布したので完了です。
小粒のは自分で食べるか、処分することになると思います。
金柑が終われば、文旦が送られてくる予定ですw
Posted by コスト at 2009年02月06日 23:10
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