2009年01月04日

キモト伝説7「何がバッ!」

キモト伝説6「うるさい黙れ!」(http://cost-off.seesaa.net/article/110149550.html)の後の話。


     キモト伝説7「何がバッ!」

 先日、キモトは北食で大勢の前で「うるさい黙れ!」と大声でわめくという事件を起こしていた。無論、その後気にして「ごめん」の一言などもなかった。
 その場では、俺とS川はスタスタと逃げ去るキモトを見逃したが、次何かやらかして来るともう遠慮しないと決めた。
 「うるさい黙れ!」事件から数日後、立田山へ実験の試料集めのフィールドワークに行った時。
 大学から立田山までは歩いて行けるので、俺、Y岡君、オーサキ、おっづん、キモトという集団で山道を登っていた。S川はたまたま遅れて向かっていた。
いろんな話題が出る中、キモトが夏休みに京都旅行に行ったと言い出し、
「京都は住みやすいよぉ。」
と、いつもの間の抜けた巻き舌で言った。
 キモトの口調には「君達は京都なんか行ったことないだろうから」的な自慢気が入っていたが、その場には大阪梅田育ちのY岡君や高知から来てる俺がいた。
 他のクラスメートは九州であるが、実家から電車で30分の距離に京都があるY岡君の前で、しかも一般的にも京都は盆地気候やらよそ者に冷たいといわれてるのに住みやすいだぁ?
住んだわけでもないのに、コイツほんとにバカか?と思い、
反射的に
「京都が住みやすい?ほんまのバカかぁ。」
と、わざと聞こえるようにつぶやいた。後半部分は意識して関西弁口調で。
 その次の瞬間、マッハの速さでキモトは
「何がバッ!!」
と、「うるさい黙れ!」の時と同じく炸裂するような口調でわめいた。
 あきらかに「何がバカだ!」と言おうしていたので、俺は
「あ〜?」
と、何か文句あるのか?という感じでキモトを睨み返した。
 すると、キモトはすぐ黙って目をそらして何事もなかったように歩き続けた。
 周りのY岡君達も特にそれ以上事態が問題にならなかったので、止めるわけもなく気まずい雰囲気のまま無言で歩いた。
 おそらくキモトは、北食と違いクラスのみんなの前で逆上してわめくのはまずいと思ったのと、Y岡君のそばにいれば守ってくれると思ったのだろう。
 だが、Y岡君達を見ても京都が住みやすいなどという意見には誰も同意できないという顔をしていた。

 俺は、この場にS川がいないのがもったないと思い、早速集団から離れてS川に電話した。
「今どこ?さっきまたキモトがやらかしたばいw」
「マジで何やらかしたと?今、上り口のとこやけん、すぐ追いつくたい。」
電話を切り、その場でS川が来るのを待った。

それから5分もしないうちにS川が合流した。
「何があったと?」
もうS川の顔は期待で笑っている。
「いや、さっきさあ、Y岡君の前で「京都は住みやすいよぉ」とかまた知ったかかましとうけん。
 京都が住みやすい?ほんまのバカかぁ?って速攻否定してやったら、「何がバッ!」とかわめき出したんだよw
 それも「何がバカだ!」って最後まで言わずに「何がバッ!」で止めてんのww
 で、俺が「あ〜?」ってにらんだら、知らん顔してごまかしてんのw」
「ぷははwで、アイツはどうしたと?」
「もう自分で怒鳴ったくせに、それすら知らん顔でY岡君達と一緒に歩いて行った。
 みんなの前でわめくのはまずいとか判断したんじゃ?」
「Y岡君達はなんて?」
「何も。特にそれっきりで事態が発展せんかったから止めもせんかったけど、キモトの京都は住みやすいにも納得しとらん様子やった。
 実家が大阪で京都が近所のY岡君がいるのに、
 「僕はついに発見した、君達に教えてやるよ」的な口調で、しかも京都が住みやすいなんて普通言われんけんこと言い出したから、バカもいい加減にしろって感じで
 「ほんまにバカかあ」って言ってやったら、北食の再現みたいに「何がバッ!」たいw
 でも、ビビッて「バッ!」で止めてやがって、ほんと根性ないたい。
 言うなら全部言えよ。バッ!の後は舌噛みそうな発音して止めてたw
 俺がその後あ〜?って睨んでも目も合わさんけんw」

「もう、アイツしょうがないねw絶対、いざとなったらY岡君が止めてくれるとか思って強気になってたんじゃ?」
「たぶんね、今回はあいつ北食みたいにスタスタ逃げずにみんなと気まずくなっても一緒に歩いてったけん。
 これで、S川一人に対しては「そんなこと言うもんじゃないでしょ!」で、俺とS川二人には「うるさい黙れ!」やろ、これまでのわめく必要条件はS川がいることやったけど、俺一人にも「何がバッ!」ってわめいて来たからS川は必要条件じゃないなw
 どちらかでも一人でも発動してわめくみたいだw」

「あいつにしたら、
 「僕の世紀の発見をせっかく教えてやったのに、○○(俺の名前)ごときが否定しやがって、しかもこの僕に向かってバカだとぉ!何がバカだ!反乱分子めっ」とか思っとうよw」

「それもキモトは、「僕以外は九州から出たことないだろう」みたいな前提を勝手に作ってるんだよ。
 でも、俺とY岡君は別に京都は珍しくもないから、否定したら○○ごときがって怒鳴ってきたけど、途中でY岡君は大阪だって気づいたのかもしれんな。
 大体、誰もあいつの説支持しとらんかったけんw俺も言いすぎとか言われんかったしw」
「よし、明日にでも問い詰めてやるばい。」

翌日、S川がキモトに
「ねぇねぇ、キモト君。立田山で大声でわめいたってほんと?
 みんな言ってるよ。
 「何がバッ!」とかなんとか、訳わからん奇声をY岡君達の前で発したってみんな言ってるよ?
 この前も北食で、「うるさい黙れ!」とかわめいたよね?
 残ってご飯食べた僕達大恥かいたんだけど。」
と、ブラフ込みで問い詰めた。 
すると、キモトはなんとか冷静を装いながら
「ん〜?そんなことあったかなぁ。」
と、すっとぼけてこれ以上話したくないという感じで足早に去っていった。

 それを聞いて、
「あいつ、全部しらばっくれてごまかせると思ってとうね。
 都合悪くなったなら逃げるって、大教センターの教職の掲示板に間違えてS川を引っ張って行った時と同じだなw」
「まったくばいwそれでごまかせたと思ってるけど、内心はみんなが変に思ってるんじゃないかとヒヤヒヤたい。今頃、
 「危ないとこだった。何がバッ!で止めておいてよかった。危ない危ない」
 とか思っとうばいw」
「あと、もう一つ疑問点がある。
 あいつ、夏に京都旅行に行ったとか行ってたけど、あれも胡散臭いな。バイトもしとらんやろうし、そんな金あるとは思えんし、18きっぷで行く根性や知恵があるとも思えん。」
「あ!京都旅行自体怪しいねw
 おそらく、みんなが夏にどこそこ行ったとか話してるから、自分はどこにも行かんかったとか言えんしでまた見栄張ったんじゃ?
 でも、それ気になるね。行ったんならどこ行ったとか具体的な自慢してもおかしくないのにしないしね。」
「やろ。普通写真ぐらい撮るだろう?カメラなくても写るんですとかもあるのに、写真一枚も見せんやろう。これは怪しいばい。」
「じゃあ今度その辺追及するばいw
 だって、自分で京都は住みやすいって言う以上は行ってるはずやし、何がバッ!までわめとうけん。聞かれても普通答えれるはずやけんね。」
「だよなあ、それやるか。あそこまで俺に怒鳴ってるからな。
 そこまで言うなら京都旅行は聞かれても答えられるはずだしな。
 よし、次は本当に京都に行ったのかを追求しょうw」
「決まりたいw」

    キモト伝説8「子供の落書きだぁ」につづく
http://cost-off.seesaa.net/article/112615876.html
    キモト伝説10「京都旅行疑惑」
http://cost-off.seesaa.net/article/114596036.html

〜〜〜
関連記事:キモト伝説3-1「図書館の地下」
http://cost-off.seesaa.net/article/110234420.html
キモト伝説4「うぃんうぃ〜ん」
http://cost-off.seesaa.net/article/109764817.html
キモト伝説12「にしむーVSキモト」
http://cost-off.seesaa.net/article/116965718.html
キモト伝説「怒られるよぉ」
http://cost-off.seesaa.net/article/111610463.html
S川版キモト伝説「牡蠣」後編
http://cost-off.seesaa.net/article/111082639.html
『コラム人物編目次part1』
http://cost-off.seesaa.net/article/107966008.html


posted by コスト at 16:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 変人話(キモト伝説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バカの「バッ」でしたか。
分かりやすいリアクションですね^^

しかし、いくらなんでも実際に行ってない所のことをしゃべらないと思うのですが。
常識的には。

続きが楽しみです。
Posted by とり at 2009年01月04日 18:10
とりさん、コメントありがとうございます。
京都旅行は今後の展開で調査が進みますが、実はこれまでの話でかなり伏線が出てきてるんですよ^^

>常識的には そう、常識的という言葉がキモトに通じるなら「うぃんうぃ〜ん」も「図書館の地下」もありえない現象なのですw
Posted by コスト at 2009年01月05日 17:39
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。