2008年12月11日

絵金の屏風絵

 高知県の旧・赤岡町(合併前)では、毎年7月に絵金祭りというのが行われます。
「絵金」は、幕末から明治の始めにかけて活躍した土佐の芝居絵師・金蔵の通称です。
 もとは土佐藩家老桐間家の御用を勤める狩野派の絵師でしたが、贋作事件に巻き込まれ、城下追放になります。一説には絵金の才能を妬んだ兄弟子が事件を企んで陥れたと言われています。
 野に下った絵金は、叔母を頼りにこの赤岡の町に定住し、酒蔵をアトリエに絵を描きました。
 
 絵金祭りの時は、絵金のおどろおどろしい屏風絵が田舎の商店街に展示されます。その時の画像です。
絵金.jpg

絵金2.jpg
ケータイ(SH505i)で撮影。
一眼レフで撮ろうとしたけど光源が主にろうそくだったので、うまく撮れなかった。三脚持っていってなかったし。実家でフィルムで撮った写真が出てきたら追加します。
 絵には一枚一枚ストーリーがあります。
二枚目は、確か「悪いやつが女に変装して逃げようとするが、足元の靴あたりが男物なのでばれた」とかそんな内容です。詳しくは忘れました。実物は屏風絵なので足元は見切れてるっぽいです。

 祭りではろうそく火だけ夜の古い商店街に絵を飾ってあります。
祭りの公式サイトには祭りの様子がありますが、実際はもっと暗くて風情があります。↓
絵金祭り.jpg
絵金祭りの光景(公式HPより)
 実際は上の写真よりはるかに暗くて、闇の中をろうそくの明かりに絵が浮かび上がる感じがある。古い小さな町の商店街がこの日だけは人が集まります。

 上の屏風絵は、上京前前にあちこち県内を撮影して回った中の一つ。

<追加08/12/20>
NHKハイビジョン特集に絵金が取り上げられました。
絵金再放送.jpg
●絵金伝説〜幕末土佐を生きた闇の絵師〜
[BShi]12/25(木) 後2:00−3:30
高知県香南市赤岡町などに伝わる歌舞伎や浄瑠璃の「残酷な場面」を描いたびょうぶ絵。作者は絵金(えきん)こと幕末の絵師・金蔵。その謎の生涯と絵の魅力に迫る。
【放送日時】平成20年12月17日(水) 20:00〜21:30
          12月25日(木) 14:00〜15:30(再放送)
【チャンネル】NHK BS-Hi

〜〜〜
参照:絵金蔵公式HP・絵金祭り
http://ekingura.com/modules/ekin3/
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